『SHURE SE215 SPE』
ゲーマーにとってあまりにも有名なイヤホンですが、最近はSE215をおすすめしないというレビューワーが増えています。
今購入を検討している方は実際に所持している人は不安になりますよね?
そこで本記事ではSE215をおすすめしないレビューワーが増えてきた背景や、筆者のSE215に対する意見を述べたいと思います。
SE215をおすすめしないレビューワーが増えた理由
SE215は10年以上前に発売されたイヤホン
SE215 SPEの販売は2012年。今から10年以上も前になります。
10年前は『ゲーミングイヤホン』と呼ばれるジャンルのイヤホンは存在せず、もちろんSE215もゲーミングイヤホンではありません。
ミュージシャン用のイヤモニとして開発されたSE215が当時のイヤホンとしては定位が良く、遮音性が非常に高いため、『ゲームに使いやすいイヤホン』としてSE215が多く選ばれたという歴史があります。
ここ10年間技術の進歩によってSE215の他にも定位の良いイヤホンがかなり増え、敢えてSE215を選ぶ必要性は薄れているというのは筆者も納得の理由です。
SE215が売れすぎている
愛用者が多いため逆張りをすればインプを稼げる(逆張り勢)
SE215 SPEはこれまで多くのレビューワーが紹介しており、プロの愛用者もかなり多いためSE215の愛用者は全国的にかなり多いです。現在もAmazonだけで月間1000本近く売れているイヤホンです。
つまり逆張して批判的な意見を言えば反応的になる人が増えて多くのインプレッション数を稼ぐことが出来ます。自分の愛用している物を批判されると誰でも感情的になりますよね。。
YouTubeやブログは何回閲覧されたかが収益に大きく影響するため、敢えて過激なタイトルや内容にしてインプレッション数を稼ぐ人は多いです。
自社のイヤホンを売るためにSE215の評判を下げたい
実は『ゲーミングイヤホン』という名のついたイヤホンを使用しているプロは少ないです。
殆どの人が『Apple純正イヤホン(Earpods)』『BOSE QuietComfort20』『SHURE SE215 SPE』のいずれかを使用しており、これらはどれもゲーミングイヤホンではありません。
ゲーミングイヤホンを開発しているメーカーにとって、これら一般イヤホンの人気はある意味邪魔なんですよね。
この中でQuietComfort20は既に生産終了品、Apple純正イヤホンはiPhoneに付属しているためどうしようもなく、評判を落とす対象がSE215に集中しているのではないかと筆者は考えています。
筆者の考え:SE215は今勧めても良い
筆者の持論にはなりますが、SE215は今勧めても良いイヤホンと考えています。以下にその理由を説明します。
レビューワーは素人
YouTuberや私を含むブロガーは基本的に素人です。厳しい言い方をするとただのただのゲーム好きや、ただの音楽好きです。また、案件などで金銭や物品の無償提供によって平気で意見を曲げる場合が殆どです。
よって、プロのシビアな環境下での実績がない素人がプロが愛用している機材にケチをつけることは基本的にすべきではないと筆者は考えています。
素人が短期間ぱっと使って良いと感じたものでも、プロが長期間使うと致命的な欠陥が発見される可能性もあります。
実績のある機材に批判的意見をする場合、非常に慎重になるべきと筆者は考えています。
実績は覆せない
SE215はプロゲーマーやストリーマーの間でも愛用者が非常に多く、大会での実績もかなりあります。
少しのミスで生活ができなくなるくらいシビアな環境でプレイしている人が選んでいる機材です。
素人の意見や理屈で実績を覆すことは出来ません。
繰り返しになりますが、プロの機材に対して素人が意見するのは慎重になる必要があります。
まとめ
以上。本記事ではSE215をおすすめしないレビューワーが増えている理由の考察と筆者の考えについて述べました。
繰り返しになりますが、レビューワーは基本的に素人です。音楽鑑賞用のイヤホンであれば自分の好みに合っていれば良いと思いますが、『ゲームが強くなりたい』という明確な理由があるのであればレビューワーだけの意見を聞くのは非常に危険と考えます。
プロの使用機材や大会での実績なども踏まえて慎重に選ぶべきでしょう。
また、実績面ではSE215は非常に優れた実績のあるイヤホンであると筆者は考えています。