「もう足音を聞き逃したくない!」「もっとクリアな音でゲームを楽しみたい!」そう思ったことはありませんか?
特にFPSゲームにおいて、音情報はゲームの勝敗を左右する重要な要素です。
今回はゲーミングアンプの特徴や選び方のポイントを解説し、おすすめのゲーミングアンプを7機紹介します。
もしよければ、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングアンプとは
ゲーミングアンプとは?
ゲーミングアンプは通常とアンプと異なり、音を増幅するだけでなくゲームに特化した音質調整機能やサラウンド機能を搭載しているアンプです。
これにより、足音などによる敵の位置把握が容易になるため、ゲーム内で大きなアドバンテージを得ることができます。
オーディオインターフェースとの違い
ゲーミングアンプとオーディオインターフェース(オーディオIF)は少し似ていますが、その目的や機能に違いがあります。
ゲーミングアンプ
- 主な目的: ゲームをプレイしやすくするために特化したアンプ。
- 主な機能:
- ゲームに特化した音質調整(イコライザー、バーチャルサラウンドなど)
- マイクの音質向上機能
- ボイスチャットの音声ミキシング機能
- 接続: 主にヘッドセットやイヤホンを接続。
- ターゲット: 主にゲームプレイヤー。
オーディオインターフェース
- 主な目的: パソコンと楽器やマイクなどを接続し、高音質で録音・再生すること。
- 主な機能:
- アナログ信号とデジタル信号の相互変換
- マイクや楽器用の入力端子
- モニタースピーカーやヘッドホン用の出力端子
- 音質調整機能(ミキサー、エフェクトなど)
- 接続: マイク、楽器、モニタースピーカー、ヘッドホンなどを接続。
- ターゲット: 主に配信や音楽制作を行う人。
ゲーミングアンプを使用するメリット
ゲーミングアンプを使用するメリットは、主に以下の3点です。
- 音質向上: 内蔵サウンドカードよりも高音質で、ゲーム内の足音や銃声など、細かな音を鮮明に聞き取れます。
- 定位感向上: 音の発生方向や距離感がわかりやすくなり、FPSなどのゲームで有利に立ち回れます。
- カスタマイズ性: イコライザーやサラウンド設定などを調整し、自分好みのサウンドにカスタマイズできます。
これらにより、対戦ゲームにおいてより大きなアドバンテージを得ることが出来ます。
おすすめのゲーミングアンプ7選
それでは2024年執筆時点におけるおすすめのゲーミングアンプを7つ紹介します。
EPOS GX1000 2nd Edition
EPOS GSX 1000 2nd Editionは、7.1chバーチャルサラウンドサウンドで圧倒的な没入感を提供するUSB接続のゲーミングアンプです。ゲーム音とボイスチャットの音量バランスを調整できる機能や、直感的な操作性も魅力。PCに接続するだけで手軽に高音質を楽しめます。
EPOSは、元々ゼンハイザーのゲーミング部門が独立したブランドで、その技術とノウハウを受け継いでいます。そのため、高音質を求めるゲーマーからも高い評価を得ています。
残念ながらPS4やPS5、XboxなどのCS機では動作しませんが、PCゲーマーにおすすめの1台です。
Logicool G ASTRO Gaming MixAmp Pro
大定番のためご存知の方も多いと思います。ゲーム音とボイスチャットの音量バランス調整や、イコライザー設定のカスタマイズが可能です。PS5、PS4に対応しているのもGoodポイントですね。
Steel Series GameDAC Gen 2
SteelSeries GameDAC Gen 2は、ESS Sabre DACという高品位なDACチップを搭載し、最大96kHz/24bitのハイレゾ音質を実現するゲーミングアンプです。PCやPS5、PS4など様々なプラットフォームに対応しており、2つのUSB-Cポートで2台のデバイスを同時接続可能です。
色々なゲーム機でゲームをプレイする方におすすめの1台です。
EPOS GSX300
GSX 300は、コンパクトなデザインながらも、音質を大幅に向上させることができるエントリーモデルのゲーミングアンプです。PCにUSB接続するだけで、内蔵サウンドカードよりもクリアで迫力のあるサウンドを楽しめます。
7.1chバーチャルサラウンドサウンドに対応しており、FPSなどのゲームでより臨場感のあるサウンド体験が可能。また、専用ソフトウェア「EPOS Gaming Suite」を使えば、イコライザー設定やサラウンドサウンドのカスタマイズも可能です。
Amazon限定カラーのSNOWは、デスクを白色に統一している人にとって嬉しい仕様ですよね。
Creative Sound BlasterX G6
Creative Sound BlasterX G6 は、多機能かつ高音質を実現するポータブルゲーミングアンプです。
最大32bit/384kHzのハイレゾ音源に対応しており、PC、PS4、Nintendo Switchなど様々なデバイスで使用可能です。
Xampヘッドホンアンプ技術により、幅広いインピーダンスのヘッドホンを駆動し、クリアで迫力のあるサウンドを提供します。(なんと600Ωのヘッドホンまで鳴らすパワーがあります)
Scout Mode機能は、ゲーム内の環境音を強調し、敵の足音や銃声などを聞き取りやすくすることで、ゲームを有利に進めることができます。
また、イコライザーやサラウンド機能、マイクの音質調整など、豊富なカスタマイズ機能も搭載。自分好みのサウンド設定でゲームを楽しみたい方におすすめです。
Creative Sound BlasterX AE-5 Plus
Creative Sound BlasterX AE-5 Plus は、PCIe接続のサウンドカードで、高音質とカスタマイズ性を両立したゲーミングオーディオ体験を提供します。
手元でのボリュームコントロールなどが不可能なため利便性は劣りますが、ESS製の「SABRE32 ultra DAC」という高品位DACを搭載しており非常にクリアで高品位なサウンドを出力可能です。
ゲーマー以外にもPCオーディオ環境を構築している人にも人気のモデルです。
Steel Series GameDAC
先に紹介したSteel Series GameDAC Gen2の先代モデルです。Gen2と違ってUSBは1台しか接続できませんが、ハイレゾ音質に対応している等、基本性能とコストパフォーマンスが非常に高いモデルです。
番外編:実はYAMAHA AG-03もよく使用される
YAMAHA AG03は、本来はWebキャスティングミキサーとして設計されていますが、その高音質、コンパクトさ、そして直感的な操作性から、ゲーミングアンプとしても人気を集めており、特にAPEXの配信者から多くの支持を得ています。
現在、配信活動をされている。あるいはこれから配信をしよう考えている人におすすめのモデルです。
まとめ
以上。この記事では、2024年7月時点のおすすめゲーミングアンプ7選をご紹介しました。
音質、機能性、使いやすさなど、それぞれの製品の特長を比較検討し、あなたのプレイスタイルや好みに合った最適な一台を見つけるお手伝いができれば幸いです。