「ワイヤレスイヤホンからガサガサ音が聞こえる」
「故障したのでは?」
「買い替えた方がいいのかな?」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、ワイヤレスイヤホンのガサガサ音は故障とは限りません。
ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み(アンビエント)で使用する集音マイクに、髪の毛や帽子、風などが影響して発生していることが多く、設定や使い方を見直すだけで改善することもあります。
この記事では、ワイヤレスイヤホンでガサガサ音が発生する主な原因や改善方法、故障との見分け方を分かりやすく解説します。
最後に、風切り音や擦れ音の影響を受けにくいおすすめのワイヤレスイヤホンも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ワイヤレスイヤホンでガサガサ音がする原因

ワイヤレスイヤホンからガサガサ音が聞こえる場合は、故障ではなくノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み(アンビエント)機能で使用する集音マイクが影響しているケースが多くあります。
特に屋外では髪の毛や帽子、風などが集音マイクに触れることで、ガサガサ・ゴソゴソといったノイズが発生することがあります。
まずは以下の原因に当てはまらないか確認してみましょう。
ノイズキャンセリング・外音取り込み用の集音マイクが原因の場合が多い

ワイヤレスイヤホンには、周囲の音を取り込むための集音マイクが複数搭載されています。
このマイクはノイズキャンセリングや外音取り込み機能を実現するために欠かせない部品ですが、周囲のわずかな音も拾うため、髪の毛や衣類との擦れる音、風切り音まで拾ってしまうことがあります。
その結果、イヤホン内部で処理された音が「ガサガサ」「ゴソゴソ」としたノイズとして聞こえる場合があります。
特にノイズキャンセリングや外音取り込みを有効にしているときだけ症状が現れる場合は、集音マイクが原因である可能性が高いでしょう。
髪の毛が集音マイクに当たっている

髪の毛が集音マイクに触れるだけでも、ガサガサ音が発生することがあります。
耳に髪がかかっている状態や、歩行時に髪が揺れる状況では、擦れる音を集音マイクが拾いやすくなります。
ロングヘアだけでなく、前髪やもみあげがイヤホンに触れている場合でも発生することがあるため、一度髪を耳に掛けたり、装着位置を少し調整したりして症状が改善するか確認してみましょう。
帽子やフードが集音マイクに擦れている
帽子やフード、ネックウォーマーなどがイヤホンに触れている場合も、ガサガサ音の原因になります。
特に歩いていると衣類がわずかに動き続けるため、その擦れる音を集音マイクが拾ってしまいます。
寒い季節や雨の日は帽子やフードを着用する機会が増えるため、屋内では問題なくても屋外だけガサガサ音が発生するケースも珍しくありません。
風が集音マイクに当たっている

風が集音マイクに直接当たると、ガサガサ音や「ボボボ」といった風切り音が発生することがあります。
これは故障ではなく、集音マイクが風圧を音として拾っているためです。
最近では風切り音抑制モードを搭載したワイヤレスイヤホンも増えており、設定を有効にすることで症状が改善する場合があります。
屋外でだけガサガサ音が発生する場合は、風が原因になっていないか確認してみるとよいでしょう。
ワイヤレスイヤホンのガサガサ音を改善する方法

ワイヤレスイヤホンのガサガサ音は、故障ではなく使い方や設定を見直すことで改善する場合があります。
特にノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み(アンビエント)機能の集音マイクが原因であれば、数分で試せる対処法も少なくありません。
ガサガサ音が気になる場合は、以下の方法を順番に試してみましょう。
ノイズキャンセリングや外音取り込みをオフにしてみる
最初に試したいのが、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能をオフにすることです。
これらの機能は集音マイクを使用するため、髪の毛や風、衣類との擦れる音を拾っている場合は、オフにするだけでガサガサ音が改善することがあります。
もし機能をオフにした途端にガサガサ音がなくなるのであれば、故障ではなく集音マイクが原因である可能性が高いでしょう。
髪型や装着位置を見直す
髪の毛や帽子などが集音マイクに触れている場合は、装着方法を少し変えるだけで改善することがあります。
風切り音抑制モードを利用する
一部のワイヤレスイヤホンには、風切り音を低減する「風切り音抑制モード」が搭載されています。
この機能を有効にすると、風が集音マイクに当たった際に発生するガサガサ音やボボボというノイズを軽減できる場合があります。
屋外で使用する機会が多い方や、風が吹く日にだけガサガサ音が気になる方は、一度イヤホンの専用アプリや設定画面を確認してみましょう。
なお、風切り音抑制モードを搭載していないモデルもあるため、利用できるかどうかはお使いの機種によって異なります。
常にガサガサ音がする場合は故障の可能性もある

ワイヤレスイヤホンのガサガサ音は、ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み(アンビエント)機能の集音マイクが原因で発生することが多くあります。
しかし、設定を変更しても改善しない場合は、イヤホン本体の故障も疑わなければなりません。
ここでは、故障を疑うべき症状と、その後の対応について解説します。
ノイズキャンセリングや外音取り込みをオフにしても改善しない
ノイズキャンセリングや外音取り込みをオフにしても常にガサガサ音が聞こえる場合は、集音マイク以外に原因がある可能性があります。
例えば、スピーカードライバーの故障や内部部品の不具合、水濡れによる故障などが考えられます。
また、片耳だけ異音が発生している場合や、音楽を再生していない状態でもノイズが聞こえる場合は、故障の可能性が高いでしょう。
個人での対処には限界がある

リセットやファームウェアアップデートを試しても改善しない場合は、イヤホン本体に不具合が発生している可能性があります。
イヤホン内部の部品や配線に異常がある場合、自分で修理することは現実的ではありません。
無理に分解するとメーカー保証の対象外になることもあるため、不具合が疑われる場合は分解せず、そのままメーカーへ相談することをおすすめします。
修理や買い替えを検討する
個人で対処できる範囲には限界があるため、リセットやファームウェアアップデートを試しても改善しない場合は、修理や買い替えを検討しましょう。
保証期間内であれば、無償または低価格で修理・交換を受けられる場合があります。
一方で、長期間使用したイヤホンや修理費用が高額になる場合は、新しいワイヤレスイヤホンへ買い替えた方が結果的にコストを抑えられることもあります。
最近のワイヤレスイヤホンは、集音マイクやノイズキャンセリング性能が向上したモデルも増えているため、ガサガサ音が気になる方は最新モデルを検討してみるのもよいでしょう。
ガサガサ音が気になる方におすすめのワイヤレスイヤホン
私が実際に愛用しているワイヤレスイヤホンの中から、ノイズキャンセリングや外音取り込み性能が高く、風切り音による不快感も感じにくかった3機種を紹介します。
JBL TOUR PRO 3

JBL TOUR PRO 3は、ノイズキャンセリングと外音取り込みのどちらも非常に完成度が高く、屋外でも快適に使用できるワイヤレスイヤホンです。
専用アプリから各機能を細かく調整できるため、使用環境に合わせた設定へ変更できます。
私も日常的に使用していますが、風による不快なノイズはほとんど気にならず、屋外でも安心して使えるお気に入りの1台です。

Technics AZ100

Technics AZ100は、高い音質に加え、ノイズキャンセリングと外音取り込みの自然さも魅力です。
外音取り込みは周囲の音を違和感なく聞き取れるため、必要な場面で快適に使用できます。
風がある環境でも不快感は少なく、音質と機能性を両立したい方におすすめです。

SOUNDPEATS UU2

SOUNDPEATS UU2は、耳を塞がないイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載しておらず、周囲の音は耳から直接聞き取る構造になっています。
そのため、ANCや外音取り込み用の集音マイクによるノイズを気にすることなく使用できます。
耳を塞がない開放感も魅力で、周囲の音を自然に聞きながら快適に使いたい方におすすめです。

まとめ

ワイヤレスイヤホンでガサガサ音がする場合は、ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み(アンビエント)機能で使用する集音マイクが原因となっていることが多くあります。
髪の毛や帽子、風などが集音マイクに当たることで発生することが多いため、まずはノイズキャンセリングや外音取り込みをオフにしたり、装着位置を見直したりして改善するか確認してみましょう。
それでも改善しない場合は、リセットやファームウェアアップデートを試し、それでも症状が続くようであれば故障の可能性があります。保証期間内であればメーカーへ相談し、必要に応じて修理や買い替えを検討してください。
また、これからワイヤレスイヤホンを購入する方は、風切り音が気になりにくいと評判の良いモデルを選ぶのがおすすめです。
本記事で紹介した3機種は、私が実際に愛用し、屋外でも快適に使用できているワイヤレスイヤホンなので、ぜひ参考にしてみてください。



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