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【Technics EAH-AZ100】レビュー|パワフルな低域が特徴の美音系TWS

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今回はPanasonicの展開する高級オーディオブランド『Technics』が2025年1月23日に販売を開始した完全ワイヤレスイヤホン『EAH-AZ100』が届きましたので早速レビュー記事を書いていこうと思います。

前作のAZ80の完成度が非常に高く、届くのをとても楽しみにしていたイヤホンです。

私が購入したのはシルバー

通話マイク品質やノイズキャンセリング性能がイマイチだったAZ80から、どの程度ガジェットとしての機能面が改善されているかも紹介できればと思います。

本記事をお読み頂くことで以下のことがわかります。

本記事を読むことでわかること
  • EAH-AZ100のスペック・仕様
  • AZ100の総評
  • AZ100を実際に使用して良かった点、気になった点
  • おまけ(おすすめ設定)

もしよろしければ是非、最後までご覧下さい。

目次

スペック・仕様

スペック・仕様の概要を下表に整理しました。

ドライバーユニット磁性流体:直径10 mm
再生時間本体のみ:約10.0 時間(ノイズキャンセリングON、AAC)
ケース込:約28.0 時間(ノイズキャンセリングON、AAC)
短時間充電時再生時間15 分充電、約90 分(ノイズキャンセリングON、AAC)
充電時間(25℃)イヤホン:約2.0 時間
充電ケース:約2.5 時間
イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.0 時間
質量イヤホン:約5.9 g(片側のみ:LR同値)
充電ケース:約42 g
BluetoothコーデックLDAC、SBC、AAC、LC3
充電ケース充電端子:USB Type-C 形状
ワイヤレス充電
付属品USB充電ケーブル:約0.2 m
(入力:USB Type-C 形状、出力:USB Type-C 形状)
イヤーピース:XS、S、M、ML、L 各2個(Mはイヤホンに装着)
詳細(e☆イヤホン商品ページ) 詳細

本イヤホンの特徴はなんといっても完全ワイヤレスイヤホンで初の磁性流体ドライバーを採用していることですね。

磁性流体ドライバーといえば同社のハイエンド有線イヤホン『EAH-TZ700』に採用されているドライバーです。

また、前作のAZ80から軽量化・コンパクト化されているにも関わらずバッテリー性能が+3時間されているなど、スペックだけを見ても明らかに前作からパワーアップしていることがわかります

総評

いきなり総評ですが、まず音質面では低域がかなり強調されるようになりました。

前作のAZ80のタイトな低域が好みだった方はこの低域の量感に戸惑うかもしれません。

解像感や音場の広さはAZ80譲りの上質な美音系サウンドです。

私は好きなサウンドですが、AZ80の音が気に入っている方はご購入前に好みにあうかご試聴なさったほうが良さそうです。

スペックとしては前作の片側7gから5.9gに軽量・コンパクト化されているにも関わらず、バッテリー性能の向上によって本体の再生時間が10時間(前作から3時間向上)しており、前作の弱点だったノイキャン性能・外音取り込み性能・通話品質も改善されているため、ガジェット的な観点では前作からかなりアップグレードされた印象です。

良かった点、気になった点

それでは実際に使用して良かった点、気になった点を紹介します。

良かった点

・パワフルな美音系サウンド
・コンパクトで軽量な筐体
・強化されたバッテリー性能
・改善されたマイク音質
・3万円代に抑えたコスパ

パワフルな美音系サウンド

前作のAZ80から明らかに低音の量感が増え、パワフルなサウンドになりました。

前作の美音成分は残したままパワフルに仕上がっています。例えるならifi audio製品に近いチューニングに仕上がっています。

AZ80の低域に物足りなさを感じている人には刺さると思います。

コンパクトで軽量な筐体

前作のAZ80からさらにコンパクトになり、重量も7gから5.9gに軽量化されたことで装着時の快適性がさらに増しました。

現在仕事でAZ100を半日着用していますが耳の痛みもなく非常に快適です。

前作のAZ80は長時間使用すると必ず耳が痛くなっていたため、装着の快適性について明らかに向上していることを体感しています。

強化されたバッテリー性能

本体の再生時間(AACコーデック時)が前作より3時間プラスされ、10時間に増えています。

筐体をコンパクト化・軽量化しつつトレードオフの関係にあるバッテリー性能を伸ばせる技術力は凄いですね。

新品で10時間連続再生が可能であれば、仮に2~3年使用してリチウムイオンバッテリーが劣化で半分の容量になったとしても、5時間使用できるということですよね。

バッテリー寿命がネックになりがちな完全ワイヤレスイヤホンですが、本イヤホンについてはかなり永く愛用できるのではないでしょうか。

改善されたマイク音質

前作はマイク性能がイマイチで、せっかく3マルチポイントでもこのマイク性能なら意味ないや。。と思っていたのですが、本作ではしっかり改善されているようです。

仕事で何度か通話しましたが、こちらの声が伝わらないことはありませんでした。

前作の課題をしっかり改善してくれるのは好感が持てますね。さすがTechnicsと思いました。

3万円代に抑えたコスパ

価格のインフレ化が進む完全ワイヤレスイヤホンですがこのレベルのイヤホンを3万円代で購入できるのは非常にありがたいと感じました。

ただ個人的にはTechnicsは既に高級オーディオブランドとしての地位を確立しているのでもっと拘ってもっと高級路線で戦っても良かったのかな。。とも思います。

高級ブランド品を身につけるのも消費者にとっては1つのステータスですよね。

気になった点

AZ80が好きな人の好みとは違うかも。。

AZ80が好きな人の好みとは違うかも。。

前作のEAH-AZ80とは音の方向性が異なります。

AZ80の音が好きな方はAZ100の低域の量感に戸惑われるかもしれません

ここは完全に好みですが、購入を検討されている方は留意が必要かと思います。

できれば購入前に店頭でご試聴なさるのが良いですが、e☆イヤホンが近くにない地域にお住まいの方はできるだけ多くのレビューやXのポストをご参考になさるのが良いと思います。

まとめ

以上。本記事ではTechnicsの新作完全ワイヤレスイヤホン『EAH-AZ100』を紹介しました。

前作のAZ80の美音成分は残しつつ、かなり低域の量感が増えた印象です。

AZ80の低域が物足りなかったと感じている人にはかなり刺さるイヤホンだと思います。

また、装着性や通話品質、ノイキャン性能など、ガジェットとしての機能は前作の弱点が完全に改善されており流石と関心しました。

以下に商品リンクを掲載しておりますので、

本イヤホンが少しでも気になった方は是非、詳細をチェックしてみてください。

以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

おまけ:個人的におすすめな設定

Technics公式アプリ『Audio Connect』のイコライザー設定から『トレブル+』を選択すると、

量感のある低域に埋れがちな中高域が前に出てきて、ブーミー気味だった低域がしっかり分離してサブウーファーのように鳴り、私の非常に好きなサウンドになりました。

あくまで私の好みですので「へぇ~。そうなの」程度に流し見して頂ければ幸いですが、もしよろしければご確認なさって頂くと嬉しいです。

専用アプリ Technics Audio Connect のイコライザー設定画面

改めて最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ポタオデとコーヒーとちいかわとサウナと大喜利とゲーム実況とAPEXが好き。X(旧Twitter)でも毎日つぶやいているので、是非遊びにいらして下さい!!

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