筆者はこれまで様々なキーボードを試してきましたが、ブログなどの長文を書く際は東プレのREALFORCE R3Sを愛用するようになりました。
REALFORCEといえば静電容量無接点方式の独特な打鍵感で有名なキーボードですね。
今回はこのREALFORCEの魅力について解説したいと思います。
静電容量無接点方式による極上の打鍵感
滑らかで静かなキータッチ
静電容量無接点方式のクリック感は「スコスコ」「コトコト」といった感じで、通常のメカニカルキーボードのような「カチカチ」としたクリック感とは異なり、滑らかで静かなキータッチを実現しています。
静電容量無接点方式のタッチ感を確認したい方はコンビニATMの暗証番号入力用のキーを想像してもらえると解りやすいかもしれません。
長時間のタイピングでも疲れにくい
軽いキータッチと静音性により、長時間のタイピングでも疲れにくく、快適な作業環境を提供します。特に30gのモデルはキーの押下圧が非常に低いため長文を記述した後も殆ど疲れが残りません。
高速入力にも対応
キーの反応が速く、正確な入力が可能です。専用ソフトでAPC(アクチュエーションポイント)の変更も可能で、通常モデルで最浅0.8mm、ゲーミングモデルのGX1では0.1mm単位でAPCの設定が可能です。
豊富なラインナップ
選べるキー荷重
30g、45g、変荷重など、自分の好みに合わせてキー荷重を選ぶことができます。同じ静電容量無接点方式で有名なHHKBは45gのバリエーションしかないため、キー荷重を選べるのは有り難いですね。筆者は30gのモデルを好んで使用しています。
また、キーストローク(キーを押し込んだ際の動く範囲)を純正のキースペーサーで浅くすることもできます。
選べるサイズ
フルサイズ、テンキーレスのサイズが用意されています。サイズを選べるのも60%サイズしか無いHHKBと比較して優れている点ですね。
カスタマイズ可能なカラー
ブラック、アイボリー、その他限定カラーなど、豊富なカラーバリエーションがあります。また、交換用キーキャップにも豊富なカラーバリエーションがあるため自分好みのカラーにカスタマイズすることもできます。
高い耐久性
静電容量無接点方式のメリット
静電容量無接点方式は物理的な接点がないため、摩耗や劣化が少なく、長期間にわたって安定したパフォーマンスを発揮します。
打鍵耐久の公称値は1億回以上と、一生モノの耐久性を誇っています。
高品質な素材
キーキャップや筐体には、耐久性の高い素材が使用されいます。特にR3などは昇華印刷が施されているため、使用による印字のかすれなどがありません。
R3Sの場合も別途昇華印刷のキーキャップを装着することもできます。
カスタマイズ性
キーマップ変更
専用ソフトウェアを使用することで、キーマップを自由にカスタマイズできます。設定したキーマップは本体に保存することができるため出張先のPCに接続した場合も特別な設定なしてカスタムキーマップを使用することが出来ます。
APC機能
キーが反応する深さを調整できるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能を搭載しています。
また、ゲーミングもでるのGX1はラピッドトリガー機能も搭載されているためValorantなどのFPSゲームで大きなアドバンテージを得ることもできます。
日本製(Made in Japan)
日本企業の東プレ株式会社が製造しており、高い品質管理のもとで生産されています。
やはり国産メーカーの製品は品質とサポートに関する信頼性が高いですよね。
その他
シンプルなデザイン
インダストリアルなデザインで余計な装飾がなく、長年使用しても飽きのこないデザインです。シンプル・イズ・ベストですね。
キー配置もスタンダードなため、仕事用のキーボードとして特におすすめです。
プロからの支持
プログラマーやライターなど、プロフェッショナルからも高い評価を得ています。ゲーミングモデルのGX1についても既に愛用されているプロゲーマーが多数います。
ゲーミングデバイスとしては参入して間もないメーカーですが、既にプロに愛用される製品を製造できる技術力は本当に凄いですね。
まとめ
REALFORCEは、静電容量無接点方式による極上の打鍵感、豊富なラインナップ、高い耐久性、カスタマイズ性など、多くの魅力を持つキーボードです。 価格はやや高めですが、その性能と品質は、価格に見合った価値を提供してくれるでしょう。
気になった方は是非、詳細をチェックしてみて下さい。