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【キーキャップの基本知識と選び方】解説|キーボードの個性を引き出す!こだわりのキーキャップで自分らしさを表現

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キーボードを語る上で欠かせない「キーキャップ」。実は、素材や形状、印字方式によって、打鍵感や見た目が大きく変わる奥深い世界が広がっています。

この記事では、キーキャップの種類や選び方について解説し、あなたにぴったりのキーキャップを見つけるお手伝いをします。

目次

キーキャップの素材

キーキャップの素材は、主に以下の4種類が主流です。

  1. ABS樹脂: 比較的安価で、カラーバリエーションが豊富。滑らかな質感と軽い打鍵感が特徴ですが、摩耗しやすくテカリやすいというデメリットも。
  2. PBT樹脂: ABS樹脂よりも高価ですが、耐久性が高く、長期間の使用でも変色やテカリが少ないのが魅力。ザラザラとした質感で、ABS樹脂よりも重厚な打鍵感が楽しめます。
  3. POM樹脂: 自己潤滑性があり、摩耗しにくい素材。ABS樹脂とPBT樹脂の中間の打鍵感で、静音性にも優れています。
  4. 木材: 温かみのある質感と独特の打鍵感が特徴。木製キーキャップは、一つ一つ木目や色合いが異なり、個性的なキーボードを演出できます。

キーキャップの形状(プロファイル)

キーキャップの形状は、プロファイルと呼ばれます。代表4的なプロファイルには、以下のものがあります。

画像引用元:
  • OEMプロファイル: 最も一般的な形状で、多くの市販キーボードに採用されています。各列によって高さが異なり、指の動きに自然にフィットします。
  • Cherryプロファイル: OEMプロファイルよりも低く、フラットな形状が特徴。キーの判別がしやすく、高速タイピングに適しています。
  • SAプロファイル: 球状のキーキャップで、レトロな雰囲気があります。独特の打鍵感が楽しめますが、慣れるまで時間がかかることも。

キーキャップの印字方式

キーキャップの印字方式は、主に以下の4種類があります。

  1. レーザー印字: 表面にレーザーで文字を刻印する方法。安価ですが、長期間の使用で文字が消えやすいのが難点です。
  2. パッド印刷: インクをパッドに乗せて印刷する方法。レーザー印字よりも耐久性がありますが、摩擦や紫外線で劣化することがあります。
  3. 二色成形: 2色の樹脂を組み合わせることで、文字の部分が削れないようにする方法。最も耐久性が高いですが、コストも高くなります。
  4. 昇華印刷: インクをキーキャップの素材に染み込ませる方法。文字が消えにくく、デザインの自由度も高いのが特徴です。

プログラマーやブロガーに人気のキーボード「HHKB」では印字の消えにくい昇華印刷が採用されていることで有名ですね。また、印字の入っていない「無刻印モデル」というモデルも用意されています。

キーキャップの選び方

キーキャップを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 素材: 予算や好みの打鍵感、質感に合わせて選びましょう。
  • プロファイル: 指の形状やタイピングスタイルに合わせて選びましょう。
  • 印字方式: 長く使用することを考えると、二色成形や昇華印刷がおすすめです。
  • デザイン: キーボード全体の雰囲気に合わせて、好きなデザインを選びましょう。

まとめ

キーキャップを交換することで、キーボードの見た目をガラリと変えたり、自分好みの打鍵感にカスタマイズすることができます。様々な素材、形状、デザインのキーキャップを試して、あなただけのオリジナルキーボードを作り上げてみましょう!

この記事が、あなたのキーキャップ選びの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

ポタオデとコーヒーとちいかわとサウナと大喜利とゲーム実況とAPEXが好き。X(旧Twitter)でも毎日つぶやいているので、是非遊びにいらして下さい!!


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