「家事や育児中にヘッドホンを使うと周囲の音が聞こえなくて不便」
「ヘッドホンを長時間着用すると頭頂部や耳が痛くなる」
「テレワークで便利に扱えるヘッドホンが欲しい」
このような方は多いですよね。
私も在宅ワークが基本で同様の悩みがあり、色々探した結果オーディオ・テクニカ製の開放型ワイヤレスヘッドホン『ATH-HL7BT』を見つけて購入しましたのでレビューしたいと思います。
本記事をお読み頂くことで以下のことがわかります。
- ATH-HL7BTのスペック
- ATH-HL7BTの総評
- ATH-HL7BTの良い点と気になる点
- ATH-HL7BTをおすすめしたいユーザー
是非、最後までお読み頂けると幸いです。
スペック・仕様
スペック・仕様の概要を下表に整理しました。
連続再生時間 | 音楽再生:約 20 時間 |
---|---|
本体充電時間 | 急速充電以外のメーカー情報なし (約10分の充電で約150分間の急速充電に対応) |
ドライバー構成 | φ53mm ダイナミック型 |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth®5.0 |
防水 | なし |
対応プロファイル | メーカー情報なし |
再生周波数帯域 | 5~40,000Hz |
重量(本体) | 約 220 g |
付属品 | 充電用USBケーブル(30cm、USB Type-A/USB Type-C) コード(2.0m/φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ/L型) |
出力音圧レベル | 100dB/mW |
インピーダンス | 48Ω |
Φ53mmの大口径ドライバーを搭載しつつ220gという軽さは凄いですね。
インピーダンスもそこまで大きくないため、ゲーム機やスマートフォンに直挿しでも充分な音量を得ることができます。(そういえば最近オーディオ端子のあるスマホが減りましたね。。)
総評
総評として、ATH-HL7BTは非常に軽量かつ装着性が軽く、布製のイヤーパッドやヘッドバンドの通気性も高く蒸れにくいため長時間着用しても快適です。
ウォーム気味でリスニング寄りの音なため、音質については好みが分かれるかもしれません。重心が低めでやや煌めいた中高域が特徴です。開放型特有の音抜けの良さも良いですね。
家事や在宅ワークをしながら室内で使用するためのヘッドホンをご検討されている方にはとてもおすすめのできるヘッドホンです。
良かった点・気になった点
それでは実際に使用してみて良かった点、気になった点を紹介します。
良かった点
周りの音を取り込めるオープンエアー構造
ATH-HL7BTは周りの音を取り込めるオープンイヤー構造のヘッドホンです。
音楽を聴きながらでも外音を自然に取り込めるため、家族の呼びかけや給湯器などのアラーム、宅配や来客にも気づくことができます。
実はオープンイヤー構造のワイヤレスヘッドホンは意外にレアなのです。
リスニングに適した音質
音質は開放型ながら量感があり深く沈み込む心地の良い低音が特徴的で、中高域がほんのり煌めく重心低めのサウンドです。
音楽視聴はもちろん、映画への没入度も非常に高いチューニングに仕上がっています。
超軽量な筐体と快適な装着感
220gの超軽量な筐体に加え、布製のイヤーパッドやヘッドバンドが採用されているため蒸れにくく長時間使用しても快適です。
側圧が弱めなのも良いですね。
また、イヤーパッドの深さも充分で耳が当たって痛くなることもないです。
360 Rearty Audioに対応
SONYの360 Reaty Audioに対応しており、対応の音楽サービスを利用することで従来のステレオとは異なる、まるで自分が音楽の中にいるような、今までにない没入感を得ることができます。
特にライブ音源を聴いた時に感じた、まるでその場にいるような臨場感はとても面白いと思いました。
低遅延モードに対応
低遅延モードに対応しており、専用アプリで設定することができます。
ゲーム用途についてはRPG程度なら気になりにくいレベル、音ゲーやFPSについては少し厳しいかも?といったレベルの低遅延性ですね。
ゲームで使用する場合は有線接続のほうがオススメではあります。
有線接続にも対応
上述したように、有線接続にも対応しています。音ゲーなど遅延が許容できない場合やバッテリーの消費を気にしたく無い時は有線接続に切り替えることができるので便利ですね。
インピーダンスも48Ωとそこまで大きくはないため、タブレットやゲーム機に直挿しでも充分な音量を得ることができます。
気になった点
有線接続時のマイク使用は不可
有線接続は3極のため、有線接続時に本体マイクは使用できません。
有線接続時にマイクを使用したい場合は別途インラインマイク付きのケーブルを用意する必要があります。
(この場合はヘッドホン本体のマイクでなく、ケーブルに内蔵されたマイクを使用することになります)
モニター用途には向かない
音質がウォームなリスニング寄りの特性のため、音楽制作などのモニター用途には向かないように感じました。
動画編集時のノイズチェック等も少し厳しいと思います。
あくまで音楽や映画コンテンツを楽しむ用途が良さそうです。
おすすめしたい人
おすすめの人①:家事や育児をされている主婦(夫)の方
家事や育児をされている方はイヤホンや ヘッドホンで周囲の音が遮断されてしまうと危険ですよね。
ATH-HL7BTは外音を自然に取り込むことができるため、子どもや家族の呼びかけに対応することができます。
家事や育児をしながら オーディオブックやラジオを聴いたり配信などの動画コンテンツを観れるためとても便利ですね。
また、イヤホンと比較するとサイズが大きいため子どもが誤飲するリスクが低いのも大きな利点です。
おすすめの人②:在宅ワーカーの方
仕事中にイヤホンでラジオやBGMを聴いていると上司や同僚の呼びかけに対応できなくて不便ですよね。電話が鳴っていても気づかないリスクもあります。
ATH-HL7BTは外音を自然に取り込むことができるため、仕事中に周囲の呼びかけに反応しながらラジオやBGMを楽しむことができます。
マイク性能も高いため、そのまま通話やWeb会議に使用することもできます。
さらにマルチポイントにも対応しているため、ラジオやBGMの視聴は個人スマホで、電話対応は会社スマホで、といった使い分けが出来るのも便利ですね。
まとめ
以上。本記事ではオーディオ・テクニカの開放型ワイヤレスヘッドホン『ATH-HL7BT』をレビューしました。
装着性、音質、機能面などが高くバランスしており、特に家事や仕事中に室内で使用するヘッドホンをお探しの方にはおすすめのできるヘッドホンです。
価格も1万円代半ばと本格的なオーディオ機器の中では比較的購入しやすい価格に抑えているのも良いですね。
下記に商品リンクを掲載しておりますので、気になった方は是非、詳細をチェックしてみて下さい。
本記事の内容が参考になりましたら嬉しいです。
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