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【Jabra Elite10】レビュー|高い総合力を誇るJabraの新・フラッグシップTWS

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2021年に一斉を風靡した完全ワイヤレスイヤホン「Elite 85t」の販売から2年半以上が経過し、満を持してJabraの新・フラッグシップモデルの販売が開始されました。その名も「Elite 10」

購入してから暫くが経過し、Elite10の特性が理解できたので、

本記事ではJabra Elite10の良い点・気になる点を解説し、Elite10はどのような人におすすめできるかを紹介します。

目次

スペック・仕様

スペック・仕様の概要を下表に整理しました。欲しい機能は全て揃ってオールマイティな感じですね。コーデックがAACなのは気になりますが、今後のアップデートでLEオーディオに対応予定とのこと。

ドライバー構成1DD(10mm)
再生周波数帯域20Hz~20,000Hz
アクティブノイズキャンセリング機能
ヒアスルー(外音取り込み機能)
空間オーディオ
片耳モード
着脱自動検知
サイドトーン
通話中のノイズ低減
マルチポイント2台
イヤホン単体の連続再生時間ANC-OFF:8h
ANC-ON:6h
ワイヤレス充電
防水防塵等級IP57
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC
(※LC3、LC3プラスには今後のアップデートで対応予定)
詳細 Amazon

良い点・気になる点

良い点

・高い総合力
・最高級のマイク性能
・軽い装着感
・強力なノイズキャンセル機能
・自然な外音取り込み
・高い防水性能
・アプリの完成度が高い

高い総合力

音質、機能、装着感、アプリのどこを取っても高水準で高い総合力を誇っており、ガジェットとしての品質は他の追随を許さないレベルの高さです。

これ1台あればあらゆるシーンで活用することが出来ます。

ワイヤレス充電にも対応しており、割と雑に置いてもちゃんと充電されるのが非常に良いです。

シリコンカバーを装着した状態でもワイヤレス充電可能です。

最高級のマイク性能

Jabra製品に共通することですが、マイク性能が非常に高いです。Jabraは業務用ヘッドセットで高いシェアを誇っているメーカーのため、通話に関するノウハウの蓄積はワイヤレスイヤホンにも活かされています。

サイドトーン(通話中に自分の声や周囲の音を取り込む機能)にも対応しており、普段に近い感覚で会話できるのも非常に良いです。片耳時には自動でモノラル&ヒアスルーモードになるのも気が効いています。

ちなみに筆者は、「通話性能の良いイヤホンを紹介して欲しい」と言われると迷わずにJabra製品を勧めるようにしています。それほど通話性能についてJabraは間違いが無いです。

軽い装着感

小ぶりでセミオープンなため非常に装着感が軽いです。また本体がシリコン素材で覆われているため筐体の硬い部分が耳のどこにも当たらず、長時間装着していても痛くなりにくいです。

強力なノイズキャンセル機能

セミオープンにも関わらず強力なノイズキャンセリング性能を誇っています。BOSEのQuiet Comfort Earbuds2やUltraのような周囲の音をかき消すほどの能力はありませんが、耳が詰まったような感じがしない自然なノイキャンで通勤時等の雑踏を気にならないレベルにするには十分な性能です。

自然な外音取り込み

ヒアスルー(外音取り込み)機能にも対応しているため、家族や同僚の呼びかけや急な宅配などにも対応することが出来ます。

非常に自然なため、ヒアスルーモードで音楽を聴いていても全く違和感がありません。ノイズキャンセリングとヒアスルーモードをワンタッチで切り替えることができるのも使い勝手が良いです。

高い防水性能

防水防塵性能がIP57と非常に高く、ハイエンドの完全ワイヤレスイヤホンの中では非常に珍しいタフさを持っています。

防水性能7は「シャワーOK」が公称されている上に、水深1mまでなら30分まで水没しても水の侵入がない仕様のため、お風呂でも安心して使えますね。コントロールも物理ボタンなため、水などで誤作動しない所も優れたポイントです。

ただしケースは防水非対応なことには注意しましょう。

アプリの完成度が高い

「Jabra Sound+」という専用アプリでアップデートやボタンのカスタマイズ、イコライザーや空間オーディオの設定ができるのですが、このアプリとの連携が優秀で接続が非常に安定しています。

本体は良いのにアプリが残念というイヤホンが多い中、全ての要素において否がないのはJabraの品質管理が行き届いていることが解りますね。

気になる点

・値段が高めかも
・イヤーピースの形状が独特
・ハイレゾコーデックには非対応(ただし今後LEオーディオに対応予定)

値段が高めかも

定価が39,800円とかなりお高いです。音質はもちろん良いのですが、オーディオ機器として見ると同じ金額を出せばもっと本格的な音質の完全ワイヤレスイヤホンは他にも沢山あります。

通話性能や機能というガジェットとしての性能を求めずにオーディオ機器としての音質を求めている方は後悔する可能性があるかもしれません。

ただし、ガジェットとしての総合力を見ると、この価格設定は妥当だと思います。

イヤーピースの形状が独特

イヤーピースの形状が独特なためサードパーティ製イヤーピースの選択肢はかなり狭いです。

純正のイヤーピースが耳に合わないリスクもあるので、できれば購入前にe☆イヤホンさんなどで試着するのが良いと思います。

ハイレゾコーデックには非対応(ただし今後LEオーディオに対応予定)

現状BluetoothコーデックはSBC、AACのみでハイレゾコーデックには対応していません。

ただし、今後のアップデートでLEオーディオに対応予定とのこと。LEオーディオに対応してから評判を待って購入を検討するのも良いかもしれませんね。

Jabra Elite10をおすすめできる人

あらゆるシチュエーションで活躍するマルチな1台が欲しい人

通勤・通学時、仕事、プライベートやお風呂時間、運動時などで1台マルチに使える1台が欲しいという方には、総合力の高いElite10は非常におすすめすることができます。

通話用の高品質イヤホンが欲しい人

特に通話性能を重視している方にはおすすめです。また、同時販売されたスポーツ用のElite 8 ActiveもElite10より安価ながらより強力な防塵防水性能と風切音抑制機能もついているため、移動しながら通話が多い人にはElite 8 Activeもおすすめです。

カナル型のイヤホンが苦手な人

セミオープンタイプのイヤホンのため、カナル型のように耳の奥にイヤーピースを突っ込みません。カナル型が苦手という人は結構おられるので、そのような人にはセミオープンタイプのElite10をおすすめすることが出来ます。

まとめ

以上。本記事ではJabra Elite10の良い点・気になる点を解説し、Elite10はどのような人におすすめできるかを紹介しました。

本文で何度も解説したように総合力が非常に高く、ガジェットとしてあらゆるシチュエーションに対応するマルチな1台が欲しい人には非常におすすめのできる製品です。気になった方は是非詳細をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

ポタオデとコーヒーとちいかわとサウナと大喜利とゲーム実況とAPEXが好き。X(旧Twitter)でも毎日つぶやいているので、是非遊びにいらして下さい!!


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