滑りの良さ、耐久性の高さ、美観の良さなど、様々なメリットのある『ガラス製マウスパッド』
ゲーマー界隈を中心に注目を集めていますが、高価で試し買いが難しく、買って後悔しないためにメリットよりもデメリットについて知りたいと考えている人も多いと思います。
そこで本記事ではガラス製マウスパッドのデメリットのみに着目した内容を紹介したいと思います。
ガラスマウスパッドのデメリット
それでは早速、ガラスマウスパッドのデメリットを列挙します。
デメリット①:脆く取り扱いに注意
ガラス素材は耐摩耗性には定評があるのですが、靭性(粘り強さ)は低く、脆性材料の代表素材です。
材料が破壊されるまでに吸収されるエネルギーが低いため、些細な衝撃で破壊に至ることがあります。
特に私はマウスパッドの上にマグカップを「ターン!」と置いてしまう癖があるため、ガラスマウスパッドに交換してからヒヤッとしたことが何度かあります。
クロス製や樹脂製のマウスパッドと比較すると取り扱いには少し神経質になる必要があり、ただのマウスパッドなのに雑に扱えないことにストレスを感じることがしばしばあります。
また、持ち運びは基本的にできないと考えておいたほうが良いでしょう。
デメリット②:ソールの消耗が激しい
ガラス素材は剛性が高いため変形によるエネルギー吸収率が低く、かつ強度が高いためマウスソールへのダメージは通常のマウスパッドと比較して大きいです。
表面の加工精度にもよりますが、ソールはみるみる減っていくという印象を受けます。
ソールの交換頻度はクロス製や樹脂製のマウスパッドと比較すると高くなることはガラスマウスパッドのデメリットと言えるでしょう。
デメリット③:微細なゴミの影響が大きい
ガラスマウスパッドは剛性が高いためマウスパッドとマウスの間にゴミが混入しても追従することがなく、かなり微細なゴミが混入した場合でも「ゴリゴリ」「ガリガリ」といった非常に不愉快な触感が発生します。
特に集中している場合はかなり気になるため、常にマウスパッドや机上を清潔に保つ必要があります。
卓上のハンディブロワーなどは常備しておいたほうが良いです。
デメリット④:厚みがある(段差ができる)
ガラス製マウスパッドは標準で5mm、シリコン素材とのハイブリッド構造で極薄と呼ばれるものでも2.5~3mm程度と、クロスや樹脂製のマウスパッドと比較するとかなり厚みがあります。
マウスパッドのエッジが手首に引っかかるとゲームプレイに影響がでるため注意が必要です。場合によっては手首に傷ができる場合もあります。
したがって、エッジに丸みをもたせているかや、スロープ処理を採用しているかについても確認するようにしましょう。
ちなみに私の使用している吉村特殊パーツ製作所のガラスマウスパッドは端部にスロープ処理がされているためガラスマウスパッドの厚みを感じることがなく、ストレスなくゲームプレイが可能です。
まとめ
以上。本記事ではガラスマウスパッドのデメリットについて解説しました。ガラスマウスパッドのデメリットは以下の通りです。
- 脆く取り扱いに注意
- ソールの消耗が激しい
- 微細なゴミの影響が大きい
- 厚みがある(段差ができる)
ガラスマウスパッドの購入をご検討されている方は、これらのデメリットを許容できるかについてもあらかじめ検討内容に含めて頂ければ、購入後に後悔するリスクが軽減するかと思います。
本記事の内容が少しでも参考になりましたら幸いです。