「SHURE SE215の音は好きだけどケーブルが硬いので柔らかいケーブルに交換したい」
「断線した時のために予備のケーブルが欲しい」
「ゲーム用に卓上で使用しているけどケーブルが少し短く扱いにくい」
SHURE SE215はケーブルの交換が容易なため、リケーブルをしたいと考えている人も多いと思います。
そこで本記事ではSE215のケーブル交換方法とケーブルを選定する際のポイント及びおすすめのケーブルを紹介します。
本記事をお読み頂くことで以下のことがわかります。
- SE215のケーブル交換方法
- ケーブル選定で考慮すべきポイント
- おすすめのケーブル
是非、最後までご覧下さい。
SE215のケーブル交換方法
SE215は端子にMMCXという端子が採用されています。したがって、MMCX端子と書かれているケーブルであれば原則交換することができます。
MMCXは数あるケーブル端子の中で最もポピュラーな端子のため、対応ケーブルを探すのに苦労はしないでしょう。
着脱方法は簡単で、端子の付け根を持って少し強めに引っ張ればとることができ、強く押し込めば取り付けることができます。
また、頻繁に着脱される場合はmmcxアシストというツールも市販されており、端子の破損防止に役立ちます。
ケーブル交換で考慮すべき点
リケーブルを行う上で以下のポイントを考慮するようにしましょう。
- ケーブルの長さ
- マイクの有無
- ケーブルの材質・太さ
- プラグ(アンバランス、バランス)
ケーブルの長さ
ケーブル長は一般的に120cm前後と160cm前後の2種類があります。
オーディオプレーヤーをポケットに入れて持ち運ぶ用途では120cmが良く、卓上利用では160cmが使い易いです。
利用する状況に応じて適切な長さのケーブルを使用するようにしましょう。
マイクの有無
イヤホン単体で通話やボイスチャットを行う場合はマイクの有無についても考慮しましょう。
ケーブルの材質・太さ
ケーブルの材質や太さはデザイン・取り回しや音質に影響します。
一般的に電気伝導率が高い程高域の再現力が高いと言われています。また、芯材が太いと外部ノイズの影響を受けにくくなりますが、表皮効果と呼ばれる現象で高域が減衰します。
中々スペックだけでは評価しにくい部分ですので、可能であればe☆イヤホンさん等で試聴させて貰うようにしましょう。
プラグ(アンバランス、バランス)
一般的な3.5mm(アンバランス)の他に、4.4mm(バランス)プラグも人気です。
バランス接続対応のアンプをお持ちの場合はクロスオーバー(左右の音が混ざってしまうこと)が無くステレオ感の強いバランス接続のサウンドを味わうこともできます。
好みに応じてプラグを選択するようにしましょう。
おすすめのケーブル
SHURE純正ケーブル
SHUREの純正ケーブルです。既製品で満足されている場合はこちらで問題ないでしょう。
なお、こちらは160cmと既製品の116cmよりも40cm以上長く設計されているため、卓上でも使用しやすいようになっています。
3APLUSマイク付きケーブル
2千円代と安価にも関わらずしっかりしたビルドクオリティとマイクを備えています。
安価なマイク付きケーブルが欲しい場合にオススメです。
色もSE215の青色にマッチするおしゃれなケーブルです。
NOBUNAGA Labs 瑞鳳(Zuihou)
数あるNOBUNAGA Labsさんのケーブルの中でミドルクラスに位置付けされている瑞鳳です。
バランスプラグによる解像感の高いサウンドでリケーブルの効果を感じることができるでしょう。
ケーブルの取り回しの良さやデザイン性の高さも特徴です。
まとめ
以上。本記事ではSE215のケーブル交換方法とケーブルを選定する際のポイント及びおすすめのケーブルを紹介しました。
リケーブルによってイヤホンの楽しみ方や活用方法が大きく拡がるため、もしよろしければ是非挑戦してみてください。
おまけ:ワイヤレスアダプターという手も
MMCX端子に対応したワイヤレスアダプターという商品も市販されています。
こちらを用いるとSE215をワイヤレスイヤホンとして使用することもできます。
SHUREの純正アダプターも市販されているため、気になった方は是非詳細をチェックしてみて下さい。