SHOKZ(旧:After Shokz)は骨伝導イヤホンに定評のあるブランドです。
元々OpenRun Proというモデルが骨伝導なのに音質が良いという理由化rかなり好評だったのですが、少しサイズが大きくスポーツ用や女性用としてサイズダウンしてほしいという声があったようで、
こちらは通常版よりコンパクトになった新モデル「OpenRun Pro Mini」です。
ちなみに筆者は中肉中背の男で、頭のサイズは少し大きめだと思うのですが、このMiniがジャストフィットします。
もし家電量販店等で試聴できる環境があれば、miniと通常版の両方を試着することをおすすめします。
(サイズ的に、女性の方はMini一択だと思います)
スペック・仕様
スペック・仕様の概要を下表に整理しました。
バッテリー駆動時間 | 10時間※ |
充電時間 | 1時間 |
バッテリー容量 | 140mAh |
マルチペアリング | ◯ |
ワイヤレス範囲 | 10m |
重量 | 29g |
材料 | フルチタン |
互換コーデック | SBC |
詳細は以下のリンクよりご確認頂けます。
良い点・気になる点
良い点
骨伝導なのに高音質
これは是非店頭で試聴して違いを感じて頂きたいのですが、骨伝導なのに高音質です。
もちろんカナル型のハイエンドと比較できるレベルではないのですが、しっかり低域も高域も綺麗に出ていて、普段からポータブルオーディオの高級機を使っている人からしても、十分及第点の音に感じるはずです。
(筆者も十数万レベルのハイエンド機をいくつか持っていますが、本当に十分な音質に感じられます)
通話性能が高い
SHOKZ製品の骨伝導イヤホンに共通することですが、通話性能が非常に高いです。
また、耳を塞がないため自然に声を発することができます。
(カナル型イヤホンをしながら喋ると違和感があって妙に声が大きくなったりしますよね^^;)
しかもマルチポイントに対応しているため、筆者は個人のスマホと会社のスマホにマルチペアリングしています。
電話で自然に会話しながらキーボードを打てるため、かなり仕事の効率化を図ることができています。
高い防水・防塵性能
IP55の防水・防塵性能を備えています。
水没には対応していませんが、雨などにも対応できる防水性能のため、家事や散歩、スポーツ時に環境に気にせず雑に使用することが出来ます。
購入を考えている方が想定している用途にはきっと十分ですよね。
取り回しが楽
完全ワイヤレスイヤホンの用にケース、本体を持ち運ぶ必要がなく、左右も一体のため取り回しが楽です。ケーブルに煩わされることもありません。
使わない時はヘッドホンのように首にかけておくこともできるので非常に取り回しが良いです。
ミニサイズは首にハマらないのでは?と思う方は安心してください。
頭にハマるのだから、首にもハマります。首のほうが太い人は中々いないですよね^^;
気になる点
充電器が独自規格
ここが本当に残念ポイントですが、充電器が独自規格です。
磁石式は充電が手軽で防水・防塵性からするととても良い機構なのですが、充電のために専用ケーブルを持ち歩くのは地味にストレスです。
サードパーティ性の互換充電器が安く販売されているので、筆者は2本購入して職場と自宅と鞄の中に用意していて、どこでも充電できるようにしています。
まぁ、連続再生時間10時間もあるので、そこまで頻繁に充電する必要もありませんが^^;
遮音性は皆無
めちゃくちゃ当然のことを書いていますが、耳はフリーになるため遮音性は皆無です。また、音量を上げると音漏れも結構します。
したがって電車内などの騒音下で音楽を聴くことは難しいです。
骨伝導だから骨を伝わってきて騒音内でも聞こるのでは?と思っている方がおられましたら、残念ですが耳から入ってくる情報量に骨伝導で勝とうとすると、頭が痒くなるくらい振動させる必要があり、音漏れも酷くなるため現実的ではありません。
なお、自転車やランニングなどの交通音程度の騒音下では十分使うことができます。
まとめ
「家事をしながら音楽を聴きたい」
「仕事中に音楽を聴きたいけど、人から話しかけられた時は反応したい」
「自転車に乗ってる時にイヤホンは危険だけど音楽は聴きたい」
「スポーツで汗をかくのでイヤホンをつけていると耳の穴が汗で気持ち悪い」
「骨伝導の機能は気になるけど、音がしょぼいのは嫌だ」
OpenRun Pro Miniは上記のような方にベストな選択になると思います。
とても実用的なガジェットのため、是非チェックして頂きたいと思いました。