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【DAPを購入すると後悔する!?】解説|DAP購入前に留意すべきこと

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SONYのウォークマン等に代表されるDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)は非常に高音質かつ高機能で魅力的ではあるのですが、非常に高価ですよね。

スマートフォンの普及が始まる以前の2000年代後半は殆どの人がガラケーを持ちながら東芝の「giga beat」やAppleの「iPod」などのDAPを持ち歩いて音楽を楽しんでいました。

また、当時は「DAP」ではなく「MP3プレーヤー」と呼ばれていました。

ところがiPhoneなどのスマートフォンの普及によってスマホで音楽が聴けるようになったため、MP3プレーヤーは価値を失い、市場から姿を消しました。

そして当時のMP3プレーヤーの変わりに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)が普及しました。

TWSは良いものだと数万円もするのでイヤホンとしては高いように感じますがiPodやgigabeatの代替と考えると妥当に思えてきますね。

筆者の愛用しているTechnics EAH-AZ80

ただしポータブルでも本格的なオーディオを求める層が一定数いたため、DAPはカジュアルとは別の高級路線で販売されるようになりました。これが昨今のDAPの高音質・高機能かつ高価格化につながっています。

少し長くなりましたが、高級DAPは確かに魅力的なのですが、何も考えずに購入してしまうと後悔する可能性のある要素を多く含んでいます。

高い買い物だからなるべく後悔したくないですよね。したがって今回はDAPの注意点について解説します。

目次

DAPの注意点

OSのバージョンアップに限りがある

特にAndroid OSを搭載しているモデルに要注意なのですが、OSのバージョンアップに対するサポート期間はメーカーにもよるのですが2~4年の場合が殆どです。

つまり、長く使用していると該当OSのバージョンに対応しているアプリがどんどん減っていくうえに、セキュリティ的な不安まで生じることになります。

もしAndroid OS搭載モデルを検討している場合は、メーカーがいつまでサポートしてくれるかに留意する必要があります。高い買い物であるにもかかわらず、論理的な使用期限があることに注意してください。

筆者の場合はM0PROのような組み込みOS搭載モデルで、ストリーミングを使用せずにスタンドアロン的に運用するのが安心だと考えています。

リチウムイオンバッテリーは必ず劣化する

リチウムイオンバッテリーは充電を繰り返すと必ず劣化します。また、極端な高温や低温に晒すと劣化の進行が早まるのですが、高機能DAPは高温になりやすいA級やAB級の増幅回路を搭載しているモデルも多いため、バッテリーの寿命をなるべく長持ちさせるには非常にデリケートに運用する必要があります。

現状、バッテリーの交換機能を設けているDAPは皆無に等しいため、物理的な寿命については2~3年を想定するのが妥当と考えます。

スティック型USB-DACの登場と高品位化

上記のようなデメリットがありつつも、DAPのスマホのような操作性と高品位なサウンドには唯一無二の魅力がありました。

しかし、スティック型USB-DACが登場し、これをスマートフォンに接続するとDAPに匹敵するサウンドを手軽に得られるようになりました。

もちろん音質だけで見ると高級DAPには届かないかもしれませんが、DAPに内在するOSのバージョン問題やバッテリーの問題をオーディオシステムではなくスマホに移譲させることが可能となったため、構築したオーディオシステムを永く使うことができるようになりました。

スティック型USB-DACの登場はDAPの存在を根本的に揺るがす大きな革命だったと考えています。

まとめ

以上、今回はDAPを検討する際の留意点について解説しました。

DAPの購入をご検討されている方は、スティック型USB-DACや組み込みOS搭載のDAPも是非検討対象に加えて、それぞれのメリット・デメリットを吟味し、後悔の無い買い物にして頂きたいと考えています。

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