「イヤホンとヘッドホンはどっちが良いの?」
「イヤホンとヘッドホンの具体的なメリットやデメリットが知りたい」
イヤホンとヘッドホンの違いについては何となく解っても、それぞれにどんなメリットや問題があるかは実際に使ってみないと解らないですよね。
そこで、これまで筆者が数々のイヤホンやヘッドホンを購入し使用してきた経験を踏まえて、イヤホンとヘッドホンのそれぞれのメリットを解説します。
本記事を読むことでイヤホンとヘッドホンのそれぞれのメリットを確認することができます。どちらを購入しようか迷っている方は是非ご参考にして頂ければと思います。
なお音質については好みの部分が多いため、あえて音質面の比較はしません。
イヤホンとヘッドホンそれぞれのメリット
イヤホンの5つのメリット
持ち運びが楽
イヤホンはサイズが小さいため無理なくポケットに収納できます。カバンに入れても嵩張らないため持ち運びが非常に楽です。
対するヘッドホンはサイズが大きいため、どうしてもカバンのスペースを大きく圧迫することになります。
肩や首が楽
イヤホンは軽量のため長時間使用しても肩や首に負荷がかかりにくいです。対するヘッドホンはイヤホンよりも重要があるため、長時間使用すると肩や首が痛くなるものが多いです。
季節を選ばない
イヤホンは季節を選ばずに全シーズンを通して使用することができます。
対するヘッドホンは冬場は暖かいのですが、夏場は蒸れやすく外では使いにくくなります。
マスクや眼鏡に左右されないつけ心地
ワイヤレスイヤホンに限定ですが、メガネやマスクと干渉しにくいです。
特に通勤電車等の人混みでマスクをつける人は多いと思うのですが、イヤホンの場合は干渉を気にせずストレスフリーで装着することが出来ます。
目立たない
筐体が小さく目立たないため、職場で使用してもあまり目立ちません。仕事をしながら好きなラジオを流したり、英語学習をしたりすることができるのも良いですね。
ヘッドホンは大きく目立つため、職場で装着するのは少し勇気が必要です。
ヘッドホンの5つのメリット
紛失しにくい
特にワイヤレスイヤホンですが、筐体やケースが非常に小さく、左・右・ケースの3部品が分離するため、どれかを紛失したり、駅のホームや側溝に落としたり、ポケットに入れたまま洗濯してしまったりと紛失や破損のリスクが非常に高いです。
対してヘッドホンは筐体が大きく、頭にしっかりホールドされるため落とすことも少なく、紛失や破損のリスクが非常に少ないです。
耳への負担が少ない
イヤホンは耳穴にイヤーピースを突っ込む方式の製品が多く、長時間使用すると蒸れたり外耳炎を誘発したりします。
対してヘッドホンはイヤーパッドが耳を覆うような構造のため、衛生面で安心して使用することが出来ます。
普段イヤホンを常用している人でも定期的にスピーカーやヘッドホンに切り替えて耳を休めることが大事です。
機能的性能の高いものが比較的多い
ノイズキャンセリング性能やBluetoothの接続安定性、マイク品質などの機能的性能は筐体が大きくチップセットのサイズに余裕を持たすことのできるヘッドホンが優れている傾向があります。
イヤホンはそれなりの価格帯でも機能的性能については微妙な製品が沢山ありますが、ヘッドホンについては概ね必要十分な性能を持っている製品が多いです。
バッテリー持ちが良い
ヘッドホンは筐体が大きいため大型のバッテリーが搭載可能で、単体でのバッテリー持ちの良いモデルが非常に多く、単独での連続再生時間が20時間を超えるモデルも珍しくはありません。リチウムイオンバッテリーはどうしても充放電を繰り返すことで劣化して最大容量が減っていきますが、元々のバッテリー容量が大きいため劣化したところであまり問題になりません。1台購入すればかなり長期間愛用できるのも大きなメリットですね。
対するワイヤレスイヤホンは毎日使用する場合は2年程度が寿命かな。といった感じです。
ファッションアイテムになる
ヘッドホンは大きく目立つため、ファッションアイテムにもなります。実際に音は鳴らさないのにファッション用に首にかけている人も少なからずおられます。伊達メガネならぬ、伊達ヘッドホンですね。
ヘッドホン女子は少しオタクっぽくなるため男性から好まれることが多いです。
Anker Soundcore Life P3
モバイルバッテリーや充電器などでAnker製品を使用したことがある方なら解ると思いますが、Ankerは非常に品質の高い商品を手頃な価格で提供しているメーカーです。
1万円未満とお手頃価格ながら必要な機能が全部入りで、カラーバリエーションも5色から選べるし、しかも音質も十分に良いという化け物イヤホンです。
オーディオ製品に強いこだわりの無い場合はこれを選んでおけば間違いありません。
Jabra Elite10
筆者が現在愛用しているイヤホンです。業務用ヘッドセットで全世界規模で大きなシェアを誇っているJabra製のイヤホンで、特に通話性能は頭1つ飛び抜けています。
少し価格はお高めですが、リスニングから通話まで何でもこなす1台で、仕事でイヤホンを多用する方には特におすすめです。
SHURE AONIC 40
米国の老舗オーディオーメーカー「SHURE」が展開するワイヤレスヘッドホンです。
SHUREの「SHUREサウンド」と呼ばれるフラットでありながら退屈でもない独特なサウンドで多くのファンを獲得しており、AONIC40についても本格的なプロ機材のような音質です。
USB充電しながら使用できたり、DACが内蔵されているため、PCにUSB接続も可能なヘッドホンです。
バンドマンやDTMerなど、普段から音楽と真剣に向き合っている人も納得するサウンドだと思います。
SONY WH-1000XM5
SONY製のワイヤレスヘッドホンで、あの大谷翔平選手が移動中に使用していることでも有名ですね。
こちらは現在ANA国際線のファーストクラス全路線で採用されているほどノイズキャンセリング性能が高く、長距離の移動や出張の多い方におすすめのヘッドホンです。
まとめ
以上。本記事ではイヤホンとヘッドホンのそれぞれのメリットを解説しました。
どちらが優れているということはなく、生活スタイルや好みによる面が多いのですが、購入前にそれぞれのメリットやデメリットを把握しておくと買った後で後悔するリスクが激減しますよね。
本記事の内容が皆様のお役に立つことができれば幸いです。