【LDAC vs AptX-Adaptive】比較|ハイレゾ対応コーデックはどっちが良いの??

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この記事を書いた人:鍋ログ
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ワイヤレスイヤホンやヘッドホン、Bluetoothレシーバーで音楽や配信を楽しむのに、音質はとても大事ですよね。

ワイヤレスオーディオの音質はBluetoothの音声データ通信「コーデック」がとても重要な要素なことはご存知かと思います。

そして高音質なBluetoothコーデックを調べた上で「LDAC」「AptX-Adaptive」の2つで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

双方に対応しているイヤホンやヘッドホンは少ないため、どちらのコーデックに対応している機材を選べば良いか困りますよね。

そこで本記事ではハイレゾワイヤレスコーデックの「LDAC」と「AptX-Adaptive」の両者を比較し、使用用途に応じた最適な提案をしたいと思います。

目次

結論:音楽鑑賞はLDAC、動画視聴やゲームはAptX-Adaptive

いきなり結論ですが、とにかく高音質で音楽を聴きたいという人には「LDAC」動画視聴やゲームも楽しみたいという人には「AptX-Adaptive」がおすすめです。

以降にその理由を解説したいと思います。

仕様の比較

LDACとAptX-Adaptiveの仕様の比較表を作成しました。

LDACAptX-Adaptive
開発者SONYQualcomm
最大ビットレート990kbps620kbps
最大サンプリング周波数96kHz96kHz
最大量子化ビット数24bit24bit
圧縮方式非可逆非可逆
遅延非公表50msec~80msec

大きな違いはLDACの最大ビットレートが990kbpsもあり、1秒あたりに送信できる情報量がAptX-Adaptiveよりも大きいです。反対に遅延性能については非公表のLDACに対してAptX-Adaptiveは50msec~80msecと非常に低遅延です。

それぞれのメリット

LDACのメリット

とにかく情報量が多い

LDACの最大のメリットは最大ビットレート990kbpsという1秒間に送信できる情報量の圧倒的な多さです。

ワイヤレスでも高音質で音楽を楽しみたいという人にとって最適なコーデックです。

AptX-Adaptiveのメリット

低遅延性能が高い

AptX-Adaptiveの最大のメリットは音質と接続安定性・速度のバランスです。

特に低遅延性能についてはAptX-Adaptiveの低遅延モードを使用すれば動画視聴の音ズレを感じないどころか、FPSゲームまで楽しめてしまう程度の低遅延性能にできます。

音質も大事だけど、低遅延性や安定性も重要という方に最適なコーデックです。

Denon PerL Proとeppfun LE Audio Transmitterによる
関連記事:AptX-AdaptiveでFPSゲームも可能な低遅延環境を構築する方法

まとめ

以上。本記事では「LDAC」と「AptX-Adaptive」の両方を比較しました。

本記事のまとめは以下の通りです。

本記事のまとめ
  • 音楽鑑賞にはLDAC、動画視聴やゲームにはAptX-Adaptiveがおすすめ
  • LDACは1秒間に送信できる情報量が大きい
  • AptX-Adaptiveは音質と通信速度や安定性のバランスが良い

以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

出展・参考文献

本記事を執筆する上で以下の記事を参考にしました。

SONY公式HP
耳スタ!様 HP

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