【SE846が微妙って本当??】考察|SHURE SE846に「微妙」という評価がつく理由について考察してみた

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米国の大手オーディオメーカー「SHURE」のフラッグシップイヤホン「SE846

販売から10年以上経過しているにも関わらず現在も売れ続けており、数多くのファンがいる一方で「微妙」という評価を受けることもあります。

10万円もするイヤホンのため、こういう微妙な評価があると非常に不安になりますよね。

筆者の愛用するSHURE SE846(第一世代)

筆者はSE846を長年使用しており、現在もトップクラスにお気に入りのイヤホンなのですが、このSE846が一部の人に「微妙」と評価される理由について考察してみました。

目次

SE846が微妙と言われる理由の考察

ハイレゾに対応していない(でも実はハイレゾに対応している)

いきなり分かりにくい見出しですが、SE846の初代モデルはハイレゾ(Hi-Res)に対応していません。

実はこれには大きな理由があるのですが、ハイレゾオーディオの正式な基準が設けられたのは「2014年」です。SE846が販売されたのが2013年の8月のため、そもそも発売日にハイレゾという正式な認定基準が無かったのです。

ロングセラーモデルならではの問題ですが、これによって「10万円もするのにHi-Resに対応していないとかショボいじゃん」というスペック厨(言い方は不適切かもしれませんが。。)に「微妙」と評価された可能性があります。

ちなみに、2022年に発売された第2世代(本体は初代と同じでノズルインサートのバリエーションが追加されたモデル)では正式にHi-Res Audio認証マークが追加されています。

つまり、初代の時からスペック的にもハイレゾに対応していたということですね。

パソコンやスマホはスペックが全てですが、オーディオについてはスペックは参考という認識を持っておくことが大事だと筆者は考えています。

第2世代のパッケージ。上部にしっかりHi-Res Audio認定マークが入りました。

音が近い

SE846はプロが音楽制作の現場やライブ中で着用することを想定して設計されている「モニターイヤホン」です。

モニターイヤホンはミックスやマスタリング時に音源の粗やノイズを探したり、ライブ中にリズム楽器や自分の声を正確に聞き取れるように音が比較的近くに聞こえるように設計されています。

つまり、音の広さや開放感のある音を評価基準としている人から「微妙」という評価を受けている可能性があります。

音の近さについては筆者も納得しますが、それが単純に悪いかといえばそうでもなく、好みの問題だと思います。

ちなみにFPSでもこの音の近さは微細な音も瞬時に認識できるため、足音の重要なFPSゲームでも大きな強みを発揮します。

筆者はSE846をゲーミングアンプに接続してAPEX Legendsをプレイしています。

ノイズが乗りやすい

SE846は高感度で非常に鳴らしやすい分、ノイズが混入しやすいです。

ですので、品質の悪いアンプに接続すると「サー」というホワイトノイズが混入します。

筐体内に品番が掘られているのが格好いい

特にバランス接続の場合は顕著で、品質の悪いアンプではノイズの少ないはずのバランス接続でノイズが酷くなるという逆転現象が発生します。

つまり、「接続しているアンプが微妙」なのに、SE846が微妙と言われている可能性があります。

逆張り勢の可能性

どの分野にも逆張り勢っていますよね。「ちいかわは流行りすぎているから見ない」とか「ジブリは一般ウケを狙ってるから面白くない」みたいな人。

SE846は販売から10年以上経過しているにも関わらず、Amazonだけで毎月50点以上も売れている超ロングセラーモデルで持っている人が非常に多いです。

10万円もするイヤホンがAmazonだけでも50点以上売れるってすごいですよね。

画像引用元:Amazon.co.jp(2024/1/20時点)

つまり、敢えて皆の好きなイヤホンは評価せず、もっとマニアックなイヤホンを評価したいという心理によってSE846を微妙と評価している人も一定数いると考えています。

単純に耳が肥えている

そもそも、「今まで数千円のイヤホンしか使ったことないよ」という人がSE846の音を聴くとびっくりすると思います。

何故そう思うのかというと、筆者が自分のSE846を友人・知人や同僚に聴かせた場合に間違いなく音質の良さにびっくりするからです。(即買いする人もいます)

筆者のSE846

なので、このSE846というイヤホンの音を客観的に評価出来る時点で、相当なハイエンドを聴き込んでいる可能性があります。

数百万円もするモデルも聴いている人からするともしかしたら「微妙」なのかもしれません。ただ、比較するには価格帯が違いすぎます^^;

ちなみに筆者の意見としては、SE846は10万円そこそこの価格帯のイヤホンの中では頭ひとつ飛び抜けて良いと思っています(これは好みもあるので何とも言えない部分ではありますが。。)

まとめ

以上、考察記事というよりも弁明記事になったような気がします^^;

Amazonのレビューなどを見てもらえると解りますが、悪い評価よりも良い評価が圧倒的に多いです。これだけ売れたら、悪い評価をする人も多少なり出てくるのも当然といえば当然ですよね。あのHIKAKINさんですらアンチがいるんですから^^;

SE846に関しては以前個別に記事も書いているので、もし良かったら併せてご確認ください。

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以上。本記事の内容が参考になりましたら幸いです。

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