ついに東プレからREALFORCEの70%キーボードが発表されました。その名も『REALFORCE RC1』
「HHKBのサイズ感は好きだけどHHKBの特殊なキー配列が苦手」という人は多く、REALFORCEのコンパクトサイズのキーボードを待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はREALFORCE RC1の特徴とHHKBとの違いについて解説します。
スペック・仕様
スペック・仕様の概要を下表に整理しました。
他のREALFORCEと比較するとキー荷重から変荷重がラインナップから消えていますね。
キーキャップは耐久性の高いPBT素材が採用されており、しかも印字が消えにくい昇華印刷が採用されているのはGoodポイントです。
後述しますが、バッテリーが内蔵式なのは残念に感じる人が多いかもしれません。
製品名 | REALFORCE RC1 Keyboard | |||
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型番 | C1HJ11 | C1HJ13 | C1HK11 | C1HK13 |
キー配列 | ⽇本語配列 | 英語配列 | ||
キー数 | 82 | 78 | ||
キー荷重 | 45g | 30g | 45g | 30g |
静⾳スイッチ | ◯ | |||
APC 機能 | ◯ | |||
サイズ(D×W×H) | 130mm x 295mm x 39mm | |||
重量 | 0.6Kg | |||
本体⾊ | ブラック | |||
キーキャップ⾊ | ダークグレー、ライトグレー | |||
キーキャップ素材 | PBT | |||
キーストローク | 4.0mm | |||
キー形状 | ステップスカルプチャー | |||
N キーロールオーバー | フル N キーロールオーバー(全キー同時押し)対応 Bluetooth または Mac との接続では、N キーロールオーバー対応 | |||
キー印字 | 昇華印刷 | |||
スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点⽅式) | |||
スイッチ寿命 | 1 億回以上 | |||
ケーブル⻑ | 1.8m | |||
接続 | 無線(Bluetooth 5.0)、有線(USB) | |||
バッテリータイプ | 内蔵型リチウムイオン電池 | |||
バッテリー持続時間 | 約 1 ヶ⽉(通常使⽤時) | |||
対応 OS | Windows 10/11 以降、macOS 14.5 以降 | |||
⽣産国 | ⽇本 | |||
詳細 | 商品ページ |
HHKBとの主な違い
コンパクトサイズの静電容量無接点方式キーボードですので、HHKBとの違いが気になる人も多いと思います。HHKBとの主な違いは以下のとおりです。
- RC1のサイズは70%HHKBのサイズは60%
- RC1はキー荷重が選択できる
- RC1はバッテリー内蔵
RC1のサイズは70%HHKBのサイズは60%
RC1は70%キーボードのため、E/Jキーやファンクションキーが独立して存在します。
キーボードの奥行きは1列分増えますが、HHKBと違ってFnキーとの組み合わせをしなくてもファンクションキーを押下できます。
配列的にゲーミングキーボードとしても使いやすいですね。
RC1はキー荷重が選択できる
HHKBのキー荷重は45gで固定ですが、RC1は45gと30gから選択することができます。
私はREALFORCEのR3SやGX1を愛用しているのですが、全て30gにしています。
特にブログ執筆で長文を書く場合やゲームプレイ時に30gの軽さは指の負担がかなり軽減されて有り難いです。
RC1はバッテリー内蔵
HHKBは単3電池駆動式ですが、RC1はリチウムイオンバッテリーを内蔵しています。
リチウムイオンバッテリーは便利ですが経年によって必ず劣化するため、長期的に運用する場合は単3電池式が良かったな。。と個人的には思いました。
正直、ここは多くの人にとっても残念ポイントと感じるのではないでしょうか。
『高いけど1度買えば一生使える!』というのがREALFORCEの強みだと思いますので。。
※2024/10/19追記 メーカーより正式にバッテリー交換サービスを実施する予定との通知がありました。有償にはなるとは思いますが、バッテリーが劣化しても交換が正規で行えるようです。
まとめ
以上。今回は東プレREALFORCEのコンパクトキーボード『REALFORCE RC1』の特徴とHHKBとの比較を行いました。
本記事の内容をざっくりまとめると以下のとおりです。
- 変荷重はラインナップから削除された
- RC1のサイズは70%HHKBのサイズは60%
- HHKBと比較してRC1はキー荷重が選択できる
- HHKBと比較してRC1はバッテリー内蔵
私も含めREALFORCEのコンパクトキーボードを待ち望んでいた人は多いと思います。
実際に使用してみないと解らない部分も多いので、購入後にあらためてレビュー記事を執筆する予定です。