「ワイヤレスイヤホンでApex LegendsやVALORANT等のFPSゲームを快適に楽しみたい!」
このように考えている方は多いと思います。
そこで本記事では、現在SNSでFPSに向いていると話題のワイヤレスイヤホン『Denon PerL Pro』について、何故このイヤホンがFPSに向いているかを私なりに考察してみました。
また、PerL Proによる低遅延環境を構築するにはトランスミッターの性能も重要なため、私が実際に使用して性能確認済みのトランスミッターも紹介します。
本記事をお読み頂くことで以下のことが解ります。
- PerL ProがFPSゲームに向いている理由の私なりの考察
- PerL ProでFPSを楽しむのにオススメのBluetoothトランスミッター
もしよろしければ是非、最後までご覧下さい。
PerL ProがFPSゲームに向いている理由
それではPerL ProがFPSゲームに向いている理由について、私なりに考察した内容を以下に列挙します。
- 銃声が耳に刺さらない
- ウォームなのに分離感が良い
- 聴こえにくい音域が補正される(パーソナライズの効果)
- 空間が広く距離が掴みやすい
- 空間オーディオによる高い立体感
- ANCによる高遮音性
理由①:銃声が耳に刺さらない

音が全体的に優しい音で、比較的ウォーム寄りのイヤホンです。
このため、銃声が殆ど耳に刺さりません。一般的なモニターイヤホンを使用している方は銃声がキンキンと耳に刺さってゲーム後の耳鳴りに悩まされている人も多いと思います。
PerL Proの優しい高域特性は多くのFPSゲーマーが快適に感じると思います。
理由②:ウォームなのに分離感が良い
ウォーム寄りのイヤホンは得てして音がのっぺりとしてしまい分離感が悪くなる傾向にあるのですが、
PerL Proはウォーム寄りにも関わらず音の分解能が高く、あらゆる音をきっちり分離して聞き分けることができます。
あらゆる環境音から銃声や足音だけを聞き取る必要のあるFPSゲームにおいて、この分離性能の高さは有利に働きます。
理由③:聴こえにくい音域が補正される(パーソナライズの効果)
PerL Proの最大の特徴はパーソナライズ性能の高さです。
「Masimo AAT」という医療技術を応用した自動パーソナライズ技術によって、使用者が敏感に感じる音域を弱めたり聴こえにくい音域を強調したりして、個々の使用者にとって最適な音のプロファイルを作成することができます。

このパーソナライズによって聴こえにくい音域が補正されることによって、あらゆる音域がクリアに聴こえるようになります。
一口に足音と言っても、土の上を移動する時の低域寄りの足音から鉄板の上を移動する時の高域寄りの足音まで色々な種類がありますよね。
PerL Proの強力なパーソナライズによって、あらゆる音域の足音をクリアに聞き取ることができるようになります。
理由④:空間が広く距離が掴みやすい
PerL Proは非常に音場(音の空間)の広いイヤホンです。
FPSを行う際に定位(音がどの方向から鳴っているか)が重要なのはご存知かと思います。
PerL Proは定位の良さだけでも特筆すべきものがありますが、
さらに、持ち前の空間の広さによって音の方向だけでなく距離感も掴みやすいです。
「あそこの壁の裏にいるな」、「漁夫が詰めてきているけどそこそこ距離があるからバッテは巻けるかも」など、距離感の把握によって最適な戦術を選ぶことができるのがとても良いです。

理由⑤:空間オーディオによる高い立体感
PerL Proは空間オーディオに対応しており、しかも特定の空間オーディオ専用コンテンツは必要なく、通常のステレオ音源をバーチャルサラウンドにすることができます。
バーチャルサラウンド機能はEPOS GSX1000などのゲーミングアンプにもよく搭載されている機能です。
このバーチャルサラウンド機能によって左右だけでなく上下前後の空間把握も容易になります。
理由⑥:ANCによる高遮音性
FPSゲームをプレイする上で、ゲーム音に周囲の環境音が混ざってしまうと音の聞き分けが困難になるため、遮音性の高いイヤホンが好まれる傾向にあります。
ただし、遮音性の高いカナル型イヤホンは長時間着用すると蒸れたり痒くなったりしてしまうため、快適さを重視してApple純正イヤホンで妥協している人が多いのも事実です。
本機はANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が搭載されているため、軽いつけ心地にも関わらず周囲の音を効果的に遮断することができます。
おすすめのトランスミッター

FPSゲームをストレス無くプレイするには音質はもちろんですが、低遅延性が非常に重要になります。
特にPerL ProはaptX-LLやLEオーディオなどの低遅延コーデックに対応していないため、低遅延でゲームをプレイするにはトランスミッターの選択が重要になります。
ここではPerL Proでも低遅延環境を構築できるトランスミッターを2つ紹介します。
eppfun LE Audio Transmitter
私の愛用しているeppfun製のトランスミッターです。
このトランスミッターの強力な点は、aptX-Adaptiveの低遅延モードを搭載していることです。
PerL ProはaptX-LLやLE Audioなどの低遅延コーデックに対応していないため、PerL Proで低遅延ワイヤレス環境を構築するにはaptX-Adaptiveでも低遅延にできる本機を選ぶのが最適と考えています。
eppfun AK3040 Pro Max
こちらもeppfun製でaptX-Adaptiveの低遅延モードに対応していますが、低遅延性能と接続の安定性は上記機材には若干劣ります。
ただしUSB-C接続が可能で小型なため、ニンテンドーSwitchやスマホゲームで低遅延環境を構築したい場合はオススメです。

なお、Type-A端子に接続するには別途変換アダプターが必要になるので注意しましょう。

まとめ

以上。本記事ではDenon PerL ProがFPSゲームに向いている理由について、私なりに考察した内容を紹介しました。
実際にPerL ProでFPSゲームをプレイされている方には納得頂ける内容も多かったのではないでしょうか。
以下の記事でPerL ProとLE Audio Transmitterの具体的な接続方法を解説しておりますので、もしPerL Proとトランスミッターをご準備された方で、接続方法に迷っている方は是非ご参考になさって下さい。

以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

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