【DACで音質は変わらない?】解説|現代オーディオにおけるDACの重要性

DACを使用すればオーディオの音質向上が期待できると聞いて調べてみたら検索候補に、

「DAC 音質 変わらない」と表示され不安になっている方は多いのではないでしょうか。

結論から申しますと、DACは現代のデジタルオーディオにおいて音質への影響が非常に大きい重要な機材です。

そこで本記事では、DACの重要性について解説します。

目次

DACチップのクオリティが重要

DACとは「Digital to Analog Converter」の略で、具体的にはWAVEやMP3などのデジタルデータを、アナログ電気信号の波に変換する為のICチップを指します。

ESS製のハイエンドDACチップ「ES9038PRO」
ESS製のハイエンドDACチップ「ES9038PRO」 画像引用元:Amazon.co.jp

アナログ信号の波に変換する処理が煩雑では、情報が欠落したりノイズ等が混入し、そこからのリカバリーは不可能なため、不純な変換処理で作成された信号がそのまま耳に届くことになります。

現代オーディオは殆どの音源がデジタルデータのため、このデジタル⇒アナログ信号への変換処理の品質が非常に重要なのです。

DACチップは特別な装置ではなく、スマートフォンやテレビなどの音を発する機械にはほぼ必ず搭載されています。

ようするにDACであることが重要なのではなく、DACチップのクオリティが重要なのです。

アンプも重要

DACによってアナログ信号に変換された信号は、アンプによって増幅されます。

アンプでの増幅処理も重要で、粗雑なアンプはノイズを拾いやすく、ボリュームを上げるとノイズの音量も大きくなります。

逆に良質なアンプは音源のみを綺麗に増幅させることができます。

真空管アンプのイメージ

一般的に「DACアンプ」として売られている製品は1つの筐体にDACとアンプの両方が搭載されていますが、Astell&Kernの「AK PA10」のようにアンプ機能のみを提供する製品もあります。

人気のDACアンプ

ここではSNS等で人気のDACアンプをいくつか紹介します。

iBasso Audio Nunchaku

ポータブルながらアンプに真空管を搭載したロマン溢れるモデルです。

DACチップに低電力のCirrus Logic社「CS43198」を搭載しているため、真空管を搭載しているにもかかわらず、わずか120mA/5Vの省電力設計がなされています。

筐体からうっすら見える真空管の明かり
画像引用元:Amazon.co.jp

筐体からうっすら見える真空管の明かりがクールです。

FiiO BTR17

FiiO製の高品位Bluetoothレシーバーです。

BluetoothだけでなくUSB接続にも対応しているため、スマホやPCにUSB接続すればUSB-DACとして使用することもできます。

筐体は小型ですがDACチップにはESS製の据え置き向けDACチップ「ES9069Q」を2基搭載しており、かなりガチな仕様になっています。

これ1台でポータブルにも据え置きにも対応できるマルチな1台です。

iBasso Audio DC04 PRO

私も愛用しているスティック型USB-DACです。AppleのLightning端子用ケーブルも付属しているため、iPhone14以前のiPhoneに接続することもできます。

手を出しやすい価格ながらパワフルな出力と明瞭なサウンドが気に入っています。

サイズもコンパクトなため、スマホ背面のDACポケットに収納しながら使用しています。

まとめ

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以上。本記事では現代オーディオにおけるDACの重要性について解説し、おすすめの商品をいくつか紹介しました。

本記事のまとめは以下のとおりです。

まとめ
  • DACはデジタル音源が主流の現代において非常に重要な機能
  • DACチップのクオリティが大事
  • DACだけでなくアンプも重要

本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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