さて今回は、SNSで評判の「Juzear 鳴神」のレビューをしたいと思います。
音質の評判が非常に良く、綺麗すぎるフェイスプレートが気になっていたんですよね。
ちなみにですが、こちらは提供品でなく自分で購入したものです。
結論から申しますと、1万円代とは到底思えないビルドクオリティに加え、分離感、定位、音場、音のクリアさなど全ての評価項目のレベルが高い位置でバランスしており、非常に満足のいく買い物でした。
本記事では実際にJuzear 鳴神を使用して良かった点や気になった点を述べています。
もしよろしければ是非、最後までお読み下さい。

Juzear 鳴神のスペック・仕様
まず最初にJuzear 鳴神のスペック・仕様を下表に整理しました。
ドライバ構成 | 1DD+3BA |
---|---|
インピーダンス | 32Ω |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
プラグ | 3.5mm/4.4mm交換式 |
端子 | 2pin(標準) |
重量(片側筐体) | 5.8g(実測値) |
詳細 | ![]() Amazon |
インピーダンスが32Ωと少し高めなため、できればパワーのあるDACアンプやDAP、Bluetoothレシーバーに接続して頂いたほうが良いです。
final E3000との比較
次に、音質を「finalのE3000」と比較しました。
E3000と比較した理由ですが、あるものを評価するには相対的に評価したほうが解りやすいことやE3000は特定の音域を強調しないフラットな音質が特徴なこと、E3000は比較的入手しやすい価格であることが理由です。

具体的にレーダーチャートでE3000の各項目を5とした場合の比較結果は以下のようになります。
測定データ等ではなく、私の主観であることはご了承下さい。

全項目に対してE3000よりも軒並み優れているといった印象です。
実際に使用して良かった点、気になった点
最後に、実際に使用して良かった点や気になった点を述べます。
良かった点
まずは良かった点を述べます。
弱点のないクリアな音質
まず最初に、弱点の無い音質が非常に良いと感じました。
実際にメタルやレゲエ、ジャズ、JPOP、配信などの声もの、ASMR、FPSゲームなどで様々な使い方をしてみました。
結果、どのジャンルでも心地よく聴くことができました。
特にASMRは私の手持ちイヤホンの中でも1番と言ってもよいくらい臨場感がありました。
モニターイヤホンのような退屈な音では決してなくアタック感や低域の迫力もあり、これだけバランスの良いチューニングができたことは素直に凄いと思います。
あらゆる用途にこれ1台で対応できるオールマイティな1台です。
フェイスプレートのデザイン
次にフェイスプレートのデザインです。
高級なギターのポジションマークに使われる貝がらのような虹色のフェイスプレートが非常にオシャレです。
近くで見ても粗さはなく、高いビルドクオリティが良いですね。

また、別のカラーバリエーションでグリーンもあります。

3.5mm、4.4mmの両方に対応
次にケーブルプラグについてです。
ブラグが着脱可能になっており、3.5mmのアンバランスと4.4mmのバランスの両方に対応させることができます。

2Pinケーブルは筐体側を頻繁に着脱すると緩くなる恐れがあるため、プラグ側でバランス・アンバランスを切り替えらるのは良いですね。
高い遮音性
最後に、遮音性についてです。
非常に遮音性が高く、BOSEのノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンでも比較にならないレベルで外音を遮断できます。
さらに、音場が広いので窮屈さは殆ど感じません。
アクティブノイズキャンセリング特有の圧迫感が苦手な人で外音を遮断できるイヤホンが欲しい人にもおすすめできます。
気になった点
次に、気になった点を述べます。
ケーブルの色味は微妙
まず、ケーブルの色味が少し気になりました。
完全に個人の好みではあるのですが、ちょっと派手かな。。ケーブルはイヤホン本体よりも目立つので、ちょっと人を選んでしまいますよね。。

ということで私はリケーブルしました。
マイクは未付属
最後に、ケーブルにマイクが未搭載なことが気になりました。
用途にゲーミングと書いており、確かにFPSで使いやすい音質ではあるのですが、
ゲーミングと書いている以上マイクをつけるのが筋じゃないかな?と思います。
ゲームでVCなどを楽しむにはマイク付属ケーブルにリケーブルするか、別途マイクを用意する必要があります。
まとめ
以上。本記事では「Juzear 鳴神」のレビューを行いました。
1万円代とは到底思えないビルドクオリティに加え、分離感、定位、音場、音のクリアさなど全ての評価項目のレベルが高い位置でバランスしており、非常に満足のいく買い物でした。
不得意なジャンルが見つからず、これ1台で何でもこなせるオールマイティな機種です。
1万円台で手に入るイヤホンの中ではかなりレベルが高く、私個人的には万人におすすめしたいイヤホンです。
以下に商品リンクを掲載しておりますので、さらに詳細が気になった方は是非、Amazonの口コミ等も確認してみて下さい。

以上。本記事の内容が参考になりましたら嬉しいです。
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