耳を塞がないオープンイヤーイヤホンに興味があっても、音漏れや低音の物足りなさが不安に感じませんか。
また、通勤や在宅ワークで長時間つけっぱなしにすると、耳のむれや圧迫感がつらくなる人も多いはずです。
筆者は数千円クラスから十数万円クラスまで、数多くのイヤホンをレビューしてきました。
この度、Oladanceの開放型イヤホン「OWS Pro」をご提供頂きましたのでレビューしたいと思います。

結論からお伝えすると、OWS Proは「開放型らしい快適さ」と、「集中モードによるノイズ低減」を両立した珍しいモデルです。
ただし、静かな場所での音漏れや、ノイズキャンセリングの“効き方”には注意も必要だと感じました。
この記事では本イヤホンのスペックと実際の使用感を整理しながら、良い点と気になる点を正直に解説します。
読み終えた頃には、自分の使い方にOWS Proが合うかどうかを、落ち着いて判断できるようになるはずです。
最終的な結論としては、日常のながら聴きや在宅ワークを、快適にしたい人には強く候補に入る一台だと考えます。
OWS Proのスペック・仕様

まずは公式情報から、主要スペックを下表に整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | 耳を塞がないオープンイヤー型・耳掛け式 |
| Bluetooth | Ver.5.3 |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| ドライバー | 23×10mmダイナミックドライバー ×左右各2基 |
| 再生時間 | イヤホン単体最大約16時間 |
| 総再生時間 | 充電ケース併用で最大約58時間 |
| 急速充電 | 約15分充電で最大約6時間再生 |
| 防水性能 | IPX4相当の生活防水 |
| 重量 | 片耳約13.8g前後 |
| マルチポイント | 最大2台まで同時接続に対応 |
| アプリ | EQ・タッチ操作・モード切替に対応 |
| 特徴機能 | 特定周波数ノイズ低減モード、音漏れ抑制設計 |
| 詳細 | Amazon |
OWS Pro最大の特徴は、開放型でありながら、特定周波数のノイズを低減する「集中モード」を備える点です。
加えて、大型ドライバーと独自の低音アルゴリズムにより、開放型としては異例の厚みある低音を狙った設計になっています。
実際に使用して良かった点・気になった点
良かった点
1.“ながら聴き”に最適な開放感と装着感
耳をふさがない構造のおかげで、音楽を聴きながらでも、家族の声やインターホンの音を自然に把握できます。
耳に触れる部分はシリコン素材で、耳の軟骨を挟むだけなので、長時間つけても耳穴が痛くなりにくいと感じました。
テレワーク中に一日中つけっぱなしでも、カナル型より圧迫感が少なく、疲れにくい印象です。
散歩や家事、軽い運動など「ながら用途」が多い人ほど、快適さのメリットを実感しやすいでしょう。
2.開放型としては力強い低音と自然な音場

23×10mmの大型ドライバーを片耳2基ずつ搭載し、第2世代の低音強化アルゴリズムを採用しています。
そのおかげで、一般的な骨伝導イヤホンと比べると、低音の量感と厚みがはっきり感じられます。
音の広がりも自然で、耳元にスピーカーが浮いているような、感覚を楽しめます。
一方で、完全ワイヤレスの密閉型と比べると、低音の締まりや量感は一歩ゆずる印象です。
音質を最優先するリスニング用途ではなく、「ながら聴きとしてはかなり良い」と捉えると納得しやすいです。
3.集中モードは“軽めのノイキャン”的に使える

OWS Proは特定周波数を抑える集中モードを搭載します。
集中モードをオンにすると、エアコンやPCファンなど、一定の環境ノイズがすっと薄くなる感覚がありました。
ただし、周囲の人の声やアナウンスはあえて残るため、密閉型ノイキャンのような「静寂」は得られません。
オープンイヤーの安全性を保ちつつ、作業への没入度を少し高める機能と考えるとちょうど良いです。
「開放型だけど、もう少し雑音を抑えたい」という人には、かなり魅力的なバランスだと感じました。
4.バッテリーとマルチポイントがとにかく優秀

イヤホン単体で最大16時間、ケース併用で最大58時間と、オープンイヤーとしてはトップクラスのバッテリーです。
一日6〜7時間使っても数日もつので、充電をほとんど意識しないで運用できます。
さらに2台同時接続のマルチポイントに対応し、スマホとPCを行き来しながら使える点も快適でした。
在宅ワークでPC会議とスマホ着信をまたぎたい人には、かなり大きなメリットになるポイントだと思います。
気になった点
1.静かな場所では音漏れに注意が必要
メーカーは音漏れ抑制アルゴリズムをうたっていますが、完全に音漏れを防ぐことはできないようです。
カフェやオフィスの通常利用なら問題ありませんが、図書館レベルの静けさだと、音量を上げると周囲に聞こえます。
通勤電車でも、大きめの音量にすると近くの人に、メロディがうっすら届く可能性があります。
開放型の恩恵とトレードオフになる部分なので、静かな環境では音量コントロールを意識したいところです。
2.「ノイキャン」のイメージで買うとギャップも
集中モードは確かに環境ノイズをやわらげますが、一般的なノイズキャンセリングとは性格が異なります。
低いノイズや一定の雑音には効き目がありますが、人の話し声や突発的な音は素通しになる場面が多いです。
AppleやSONY、BOSEのような強力なノイキャンを想像して購入すると、「思ったほど静かにならない」と感じるかもしれません。
あくまで「開放型の中ではノイズが少し楽になる機能」と、捉えると満足度が上がるはずです。
3.装着安定性とサイズ感は好みが分かれる

耳掛けの構造自体はよく考えられていますが、片耳約13.8gという重量は数字以上に存在感があります。
耳の形やメガネとの相性によっては、長時間で少しずつ疲れを感じる人もいるでしょう。
他のレビューでも「寝転ぶとズレやすい」「前屈みで動くと、位置が少し変わる」といった声も見られます。
普段から眼鏡やマスクを多用する人は、購入前に装着イメージをしっかり確認しておきましょう。
4.価格は高めだが、用途がハマれば投資価値あり
国内価格はおおよそ2万円代後半で、一般的な完全ワイヤレスより高めの設定です。
「ながら聴き用にここまで投資するかどうか」で、評価が大きく変わるイヤホンだと感じました。
しかし、通勤・在宅ワーク・家事・運動まで一台でこなし、耳を塞がない快適さを最優先する人には、十分検討価値があります。
毎日長時間使う前提なら、快適さとバッテリー性能を踏まえると、個人的にトータルコストはむしろ悪くないと感じました。
普段は憂鬱な通勤時間や家事の時間を少しでも楽しめると考えるとかなりコスパが良いと感じます。
まとめ

Oladance OWS Proは、耳を塞がない快適さと、 軽めのノイズ低減を両立した“ながら聴き特化”の一台です。
大型ドライバーと低音強化アルゴリズムにより、開放型としては満足度の高い音質を実現しています。
一方で、静かな場所での音漏れや、ノイキャンとのイメージ差、耳の形による装着感の相性には注意が必要です。
また、電車で強力なノイズキャンセリングを求める人や、完全密閉の没入感を重視する人には別の選択肢が合うでしょう。
本イヤホンは、毎日の生活に、自然に音楽や音声を溶け込ませたい人に強くおすすめできると感じました。
本記事の最後に商品リンクを掲載しておりますので、Oladance OWS Proの詳細スペックや最新価格が気になった方は、是非、詳細なスペックや口コミなどもチェックしてみてください。
そこで自分の生活スタイルにフィットしそうだと感じたなら、本製品の導入を前向きに検討する価値は十分あると思います。



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