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【レビュー】Fosi Audio DS3|持ち運び可能な据え置き品質DAC

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外出先でも、自宅の据え置き環境に近い音質で音楽を楽しみたい。

このように考えたことはないでしょうか?

今回はそのような方におすすめできる超小型ポータブルDACアンプ「DS3」をFosi Audio様よりご提供頂きましたのでレビューしたいと思います。

開封直後の様子
この記事を読んでわかること
  • Fosi Audioの概要
  • DS3のスペック・仕様
  • 私がDS3を実際に使用して感じた良かった点や気になった点
  • DS3はどのような人におすすめか

結論から申しますと、超小型ながら据え置きオーディオと遜色ないフラットさとパワーを併せ持つDACアンプで、据え置きからポータブル運用までマルチにこなせる万能機でした。

ただし、豊富なゲーミング機能があるのにも関わらずマイク入力が無い点は少し気になりました。

目次
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鍋ログ

ガジェットレビューワー兼FPSゲーマー。VALORANTとApex Legendsが好き。Xでも毎日つぶやいているので、よければ是非遊びにいらして下さい!!

Fosi Audioとは?

Fosi Audio(フォシ・オーディオ)は、中国の深センに拠点を置くオーディオメーカーです。

主にデスクトップ用DACアンプの開発・販売を行っており、同社製のSK02は私自身もFPS用のゲーミングアンプとしてメイン運用しています。

なお、ブランド名の「FOSI」は

Fiery(情熱的)
Optimistic(楽天的)
Sincere(誠実)
Innovative(革新的)

の頭文字から取られています。

高いコストパフォーマンスで実用性の高い機材を次々とリリースしており、現在オーディオ市場やゲーミング市場で着実にファンを増やしているブランドです。

DS3のスペック・仕様

まず最初に、DS3のスペック・仕様の概要を下表に整理しました。

項目詳細仕様
DACチップESS ES9039Q2M (最新世代)
USBプロセッサXMOS XU316
対応サンプリングPCM 32bit/768kHz、DSD512
出力端子3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
最大出力220mW @ 32Ω (4.4mm接続時)
推奨インピーダンス16Ω~300Ω
SNR / THD+N≥122dB / <0.0003%
機能8種類のデジタルフィルター、UAC1.0/2.0切替

搭載されているDACチップ「ESS ES9039Q2M」はクリアで締まりのある低域とすっきりとした音像が特徴で、ESS製DACチップ特有の音が刺さる感じ(耳に痛い感じ)が大幅に軽減されていることが特徴です。

また、インピーダンスは16Ωから300Ωまで対応しており、イヤホンだけでなくヘッドホンも余裕で鳴らせるパワーを持っています。

実際に使用して良かった点、気になった点

それでは実際にDS3を長時間使用して良かったと感じた点や気になった点を紹介します。

良かった点

良かった点①:重心が低く、分離感に優れたフラットサウンド

まず音質についてですが、特定の帯域を強調しないフラットな傾向だと感じました。

音が混ざらずにしっかりと分離するため、各楽器の細かなニュアンスや強弱まで伝わってきます。

また、重心が少しだけ低めに設定されており、特に低域の量感や分離感に安定感があります。

低音楽器であるチェロやウッドベースの弦に触れた際の細かなニュアンスまで見事に表現できており、このサイズで純粋に音楽を細部まで楽しめるのには驚きました。

良かった点②:300Ωのヘッドホンにも対応する高い駆動力

次に、パワーについてです。

USBメモリに匹敵する超小型サイズながら300Ω高インピーダンスな機器にまで対応しており、一般的なイヤホンであれば余裕で駆動可能です。

外出先や宿泊先でヘッドホンを使用する場合でもこの高い駆動力は汎用性が高くて良いですね。

ちなみに筆者の愛用しているヘッドホン、オーディオ・テクニカのATH-R70xはインピーダンスが470Ωもあるため非常に鳴らしにくいのですが、DS3で十分に鳴らすことができました。(仕様外ではありますが)

良かった点③:ホワイトノイズが皆無

高感度なイヤホンを使用しても、不快なノイズは一切感じられませんでした。

スペック上の対応インピーダンスの下限は16Ωですが、9Ωの「SHURE SE846」を接続してもホワイトノイズは皆無でした。SE846は低品位なアンプに繋ぐとサーッというホワイトノイズが顕著に聞こえるため、アンプ品質の高さが伺えます。

微細な残響音や消え入るような音の終わりまでがとても鮮明です。

音楽の「間」を大切にするリスナーの方も、納得できるクリアな音質だと思います。

良かった点④:USBメモリ級のコンパクトさ

USBメモリと同等のサイズ感

本格的な回路構成ながら、筐体は非常に小型です。

スマホに接続しても重さを感じにくく、外出先やリビングのソファなど、場所を選ばずにデスクトップ級の環境を手軽に持ち出せます。

このサイズ感でDSD512(CD品質の512倍)までの再生に対応しているのは凄いですね。

良かった点⑤:UAC1.0対応でPS5やSwitchなどにも接続可能

UACモードの切り替えにより、PS5やニンテンドーSwitchなどのCS機でもオーディオデバイスとして認識されます。

音楽を聴く時はよりビットレートの高いUAC2.0モード、ゲーム機に繋ぐ時は汎用性の高いUAC1.0モードへと、適宜切り替えができる点が良いですね。

良かった点⑥:FPSモードやバーチャル7.1chモードを搭載

オーディオ用途だけでなく、ゲームでの利便性も考えられています。

UAC1.0モードでは足音を強調する「FPSモード」や立体感を演出する「バーチャル7.1ch」モードが選択可能で、特にバーチャル7.1chモードの立体感は想像以上でした。

私は基本的にステレオかつ音質補正なしでゲームをするので個人的には不要な機能ではありますが、単にゲーミングを謳っているだけの機能ではなく、本格的にチューニングされていたのが好印象でした。

良かった点⑦:8種類のフィルターで音質の微調整が可能

8種類のデジタルフィルター

UAC2.0モードでは8種類のデジタルフィルターを切り替えることで、音の減衰特性をわずかに変化させられます。

劇的な変化ではありませんが、組み合わせるイヤホンの特性に合わせて自分好みに微調整する楽しみがあります。

良かった点⑧:音量記憶機能

最後に細かい点ではありますが、接続していた際の音量レベルを本体が記憶しています。

再接続するたびに音量を上げ下げする必要がなく、すぐにいつもの環境でリスニングを開始できる快適さがあります。

特にFPSゲームでは音量を一定にしておきたい人が多いはずなので、この細かい配慮はとても好印象でした。

気になった点

次に、気になった点を挙げます。

気になった点①:ハイゲイン時のLED点滅

ハイゲインモード時は裏面のLEDが点滅し続ける

ハイゲインモードを使用中はインジケーターが点滅し続けます。

LEDは裏面にあるため据え置きの場合は特に気になりませんが、スマホ接続で暗い部屋で使用する場合はチカチカと点滅するLEDが少し気になりました。

点滅ではなくハイゲイン専用のLEDを用意するなどでモード判別ができれば尚良かったと思いました。

気になった点②:マイク入力には非対応

4極プラグに対応していないため、イヤホンに付いているマイクは使用できません。

ボイスチャットを使用する方は、別途コンデンサーマイクなどを用意する必要がある点に注意してください。

ここまで豊富なゲーミング機能があるにも関わらず、ゲーミングアンプとして1台で完結できない点は少し惜しいと感じました。

このような人におすすめ

最後に、DS3はこのような人におすすめできると考えます。

おすすめの人①:外出先でも据え置きに近い音質で音楽を楽しみたい人

通勤や通学の移動時間、あるいは出張での外泊先。

通常は憂鬱で退屈な時間ですが、少しでもいい音で好きな曲を聴ければ、気持ちがちょっと変わりますよね。

DS3ならスマホに繋ぐだけで据え置きオーディオに匹敵する音質が楽しめますし、イヤホンだけでなくヘッドホンも余裕で鳴らせるパワーを持っています。

DS3は外出先でも据え置きに近い音質で音楽を楽しみたいと考えている人におすすめできます。

おすすめの人②:FPSゲーマー

クリアかつ分離感が良いため、FPSゲーマーにもおすすめできます。

私が愛用しているHID-LabsのDETECTというFPS特化イヤホンは101Ωという高インピーダンス設計のため、通常は鳴らすのに少し苦労するのですが、DS3は余裕で鳴らしてくれました。

高い分離感と高解像度ながら銃声の刺さる感じがマイルドになっており、FPS用途でかなり使いやすかったです。

筐体が非常にコンパクトなため、デスクスペースを圧迫しない点も好印象です。

まとめ

今回はFosi AudioのポータブルDAC「DS3」のレビューを行いました。
本製品のまとめは以下の通りです。

Fosi Audio DS3のまとめ
  • 良かった点①:分離感に優れたフラットサウンド
  • 良かった点②:300Ωのヘッドホンも鳴らし切る高い駆動力
  • 良かった点③:ホワイトノイズが皆無
  • 良かった点④:USBメモリ級のサイズ感
  • 良かった点⑤:UAC1.0対応でPS5やSwitchなど幅広いデバイスで使える
  • 良かった点⑥:FPSモードやバーチャル7.1chなどゲーム向け機能も充実
  • 良かった点⑦:8種類のデジタルフィルターで好みの音に微調整が可能
  • 良かった点⑧:音量記憶機能を搭載
  • 気になった点①:ハイゲイン時のLED点滅が視界に入ると少し気になる
  • 気になった点②:マイク入力には非対応のため別途マイクが必要
  • おすすめの人①:外出先でも据え置きに近い音質で音楽を楽しみたい人
  • おすすめの人②:定位感や汎用性を重視するFPSゲーマー

DS3は1万円台という価格かつ超小型ながら最新チップの性能を活かした高い分離感とパワーを両立したとても高品質なDACアンプでした。

ただし、ここまでゲーム用の機能が備わっているのにマイク入力が無い点は少し惜しいとも感じました。ここは次作に期待ですね。

以下に商品リンクを掲載しておりますので、本製品が気になった方は是非、さらなる詳細や最新の口コミなどもチェックしてみてください。

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