【解説】イヤホンの形状と種類|4種類の違いと選び方

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イヤホンを選ぶときは、価格や音質だけでなく「形状」も重要なポイントです。

同じイヤホンでも、形状が違えば装着感や遮音性、音漏れのしやすさ、向いている用途まで大きく変わるからです。

現在主流となっているイヤホンの形状は、大きく分類すると「カナル型」「インナーイヤー型」「骨伝導型」「オープンイヤー型」の4種類です。

それぞれにメリット・デメリットがあり、通勤・通学や音楽鑑賞、スポーツ、FPSゲームなど、用途によって最適な形状は異なります。

そこでこの記事では、4種類のイヤホンの特徴や違いを比較しながら、それぞれどのような人に向いているのかを分かりやすく解説します。

自分に合ったイヤホン選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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鍋ログ

ガジェットレビューワー兼FPSゲーマー。VALORANTとApex Legendsが好き。Xでも毎日つぶやいているので、よければ是非遊びにいらして下さい!!

イヤホンの形状は大きく4種類

イヤホンは見た目が似ていても、形状によって装着方法や音の聴こえ方、向いている用途が異なります。

現在主流となっている形状は、「カナル型」「インナーイヤー型」「骨伝導型」「オープンイヤー型」の4種類です。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。

形状特徴おすすめの用途
カナル型遮音性が高く密閉感があるゲーム・音楽鑑賞・通勤
インナーイヤー型耳を塞ぎにくく自然な装着感日常使い・軽い音楽鑑賞
骨伝導型骨を振動させて音を伝えるランニング・通話
オープンイヤー型耳を塞がず周囲の音も聞こえるウォーキング・テレワーク

カナル型イヤホン

SENNHEISERのカナル型イヤホン IE 100 PRO

カナル型イヤホンは、イヤーピースを耳栓のように耳の穴へ挿入して装着する最も一般的な形状です。

耳との密閉性が高いため遮音性に優れ、音漏れもしにくいことから、音楽鑑賞はもちろん通勤・通学やFPS・ゲーム用途まで幅広く利用されています。

イヤーピースのサイズや素材を交換することで装着感を調整できる点も特徴です。

メリット

  • 遮音性が高く、周囲の騒音を遮りやすい
  • 音漏れしにくい
  • 低音を感じやすく、迫力のあるサウンドを楽しめる
  • FPS・ゲーム用途との相性が良い

デメリット

  • 耳を塞ぐため圧迫感を感じる人もいる
  • 周囲の音が聞こえにくくなる

インナーイヤー型イヤホン

Apple純正イヤホンに代表される形状

インナーイヤー型イヤホンは、耳の入り口に軽く乗せるように装着する形状です。

耳の穴を密閉しないため圧迫感が少なく、長時間でも快適に使用しやすいのが特徴です。

近年は数が減っていますが、Appleの純正イヤホン「EarPods」のようなイヤホンが代表的な形状として知られています。

遮音性は低く、周囲の音が聞こえやすい反面、音漏れもしやすいため、自宅での音楽鑑賞や動画視聴などに適しています。

メリット

  • 耳への圧迫感が少ない
  • 長時間装着しても疲れにくい
  • 周囲の音をある程度聞き取れる

デメリット

  • 遮音性が低い
  • 音漏れしやすい
  • 低音の迫力はカナル型に劣る

骨伝導イヤホン

骨伝導イヤホンを販売しているメーカーはShokzが有名

骨伝導イヤホンは、耳を塞がずに頬骨やこめかみ付近を振動させ、骨を通じて音を伝える仕組みのイヤホンです。

周囲の音を聞きながら音楽や通話ができるため、ランニングやサイクリングなど屋外での利用に適しています。

一方で、音質や低音の迫力はカナル型イヤホンに及ばず、音楽鑑賞を重視する人には物足りなく感じることもあります。

メリット

  • 耳を塞がないため周囲の音を聞き取りやすい
  • 長時間装着しても耳が蒸れにくい
  • ランニングやウォーキングなどのスポーツに適している

デメリット

  • 音質や低音の迫力はカナル型に劣る
  • 振動が気になる場合がある
  • 音漏れしやすい

オープンイヤーイヤホン

筆者の愛用しているSound Peats UU2

オープンイヤーイヤホンは、耳を塞がずに耳の近くへスピーカーを配置して音を届ける形状です。

骨伝導イヤホンと同様に周囲の音を聞きながら使用できますが、音は骨ではなく空気を通して耳へ届けられます。

そのため、一般的に骨伝導イヤホンよりも音質に優れる製品が多いのが特徴です。

また、オープンイヤーイヤホンにはイヤーカフ型やイヤーフック型などさまざまな種類があり、用途や装着感の好みに合わせて選べます。ウォーキングやテレワークなど、周囲の状況を把握しながら使いたいシーンで人気があります。

メリット

  • 耳を塞がず周囲の音を聞き取りやすい
  • 骨伝導イヤホンより音質に優れる製品が多い
  • イヤーカフ型やイヤーフック型など種類が豊富
  • 耳への圧迫感や蒸れが少ない

デメリット

  • 音漏れしやすい
  • 騒がしい場所では音が聞き取りにくい
  • 低音の迫力はカナル型に劣る

イヤホンの形状ごとの違いを比較

イヤホンは形状によって、遮音性や音漏れのしやすさ、装着感、音質の傾向が異なります。

そのため、「どれが一番優れている」というものではなく、用途に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、4種類のイヤホンを項目ごとに比較し、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。

遮音性

遮音性を重視するなら、耳の穴をしっかり密閉するカナル型イヤホンが最も優れています。

周囲の騒音を遮りやすいため、音楽やゲームに集中したいシーンに最適です。

一方、インナーイヤー型は耳を密閉しないため遮音性は低めです。

骨伝導イヤホンとオープンイヤーイヤホンは耳を塞がない構造のため、周囲の音を聞き取りやすい反面、騒がしい場所では音が聞こえにくくなる場合があります。

形状遮音性
カナル型★★★★★
インナーイヤー型★★☆☆☆
骨伝導型★☆☆☆☆
オープンイヤー型★☆☆☆☆

音漏れ

音漏れのしにくさも、イヤホンの形状によって大きく異なります。

耳を密閉するカナル型イヤホンは音漏れしにくく、電車や図書館など周囲に人がいる環境でも使いやすいのが特徴です。

一方、インナーイヤー型や骨伝導イヤホン、オープンイヤーイヤホンは音が外へ漏れやすいため、大音量での使用には注意が必要です。

形状音漏れのしにくさ
カナル型★★★★★
インナーイヤー型★★☆☆☆
骨伝導型★☆☆☆☆
オープンイヤー型★☆☆☆☆

装着感

装着感は好みによる部分もありますが、耳への圧迫感の有無が大きな違いです。

カナル型は耳の穴を密閉するためフィット感に優れる一方、人によっては圧迫感を感じることがあります。

インナーイヤー型は耳の入り口に軽く乗せるだけなので、長時間でも快適に装着しやすい形状です。

骨伝導イヤホンやオープンイヤーイヤホンは耳を塞がないため蒸れにくく、周囲の音を聞きながら快適に使用できます。

形状装着感
カナル型★★★☆☆
インナーイヤー型★★★★★
骨伝導型★★★★☆
オープンイヤー型★★★★☆

音質の傾向

音質を重視するなら、カナル型イヤホンが最も有利です。

耳を密閉する構造により低音から高音までバランスよく再生しやすく、多くのハイエンドイヤホンでも採用されています。

インナーイヤー型は開放感のある自然な音が特徴ですが、低音は控えめです。

オープンイヤーイヤホンは耳を塞がない構造ながら高音質なモデルも増えていますが、低音の迫力はカナル型に及びません。

骨伝導イヤホンは周囲の音を聞きながら使えることを重視した製品が多く、純粋な音質では他の3種類に劣る傾向があります。

形状音質の傾向
カナル型◎ 最も高音質で低音の再現性にも優れる
インナーイヤー型○ 自然で開放感のある音
オープンイヤー型○ バランスは良いが低音は控えめ
骨伝導型△ 音質より安全性・利便性を重視

用途別におすすめのイヤホン形状

最適なイヤホンは、音質だけでなく使用するシーンによっても異なります。

例えば、FPS・ゲームでは足音の聞き取りやすさや遮音性が重要ですが、ランニングでは周囲の音を聞き取れる安全性が求められます。

ここでは、代表的な利用シーンごとにおすすめのイヤホン形状を紹介します。

音楽鑑賞

音楽鑑賞には、カナル型イヤホンがおすすめです。

耳をしっかり密閉することで周囲の騒音を遮り、楽曲本来の音を細部まで楽しめます。低音の迫力やボーカルの表現力にも優れており、ジャンルを問わず高い満足感が得られます。

一方、開放感のある自然な音を好む場合は、インナーイヤー型も選択肢の一つです。

また、自宅で周囲の音も聞きながら音楽を楽しみたい方には、オープンイヤーイヤホンが適しています。

おすすめの形状

  • ◎ カナル型
  • ○ インナーイヤー型
  • ○ オープンイヤーイヤホン
  • △ 骨伝導イヤホン

FPSゲーム

FPSゲームには、カナル型イヤホンがおすすめです。

高い遮音性により周囲の雑音を抑えられるため、足音やリロード音などの細かな効果音に集中できます。

また、定位感に優れたゲーミングイヤホンもカナル型が主流で、多くのプロゲーマーが採用しています。

なお、インナーイヤー型についても装着製の軽さや蒸れにくさから長時間配信をするストリーマーに人気です。

反対にオープンイヤーイヤホンは周囲の音が入りやすく、骨伝導イヤホンは音質や定位の面で不利なため、競技性の高いFPSにはあまり向いていません。

おすすめの形状

  • ◎ カナル型
  • ○ インナーイヤー型(カジュアルゲーム向け)
  • △ オープンイヤーイヤホン
  • △ 骨伝導イヤホン

通勤・通学

通勤・通学におすすめのイヤホンは、利用する交通手段によって異なります。

電車やバスを利用する場合は遮音性と音漏れのしにくさが重要ですが、徒歩や自転車では周囲の音を聞き取れる安全性も考慮したい点です。

通勤・通学のスタイルおすすめの形状
電車・バス◎ カナル型
徒歩○ オープンイヤーイヤホン
ランニング通勤○ オープンイヤーイヤホン・骨伝導イヤホン

ランニング・スポーツ

ランニングやスポーツには、オープンイヤーイヤホンまたは骨伝導イヤホンがおすすめです。

どちらも耳を塞がないため、車や自転車、人の声など周囲の音を聞き取りやすく、安全性を確保しながら音楽を楽しめます。

音質を重視するならオープンイヤーイヤホン、安全性や軽快な装着感を重視するなら骨伝導イヤホンが適しています。

一方、カナル型は激しい運動では蒸れやすく、周囲の音が聞こえにくくなるため、屋外での使用には注意が必要です。

おすすめの形状

  • ◎ オープンイヤーイヤホン
  • ◎ 骨伝導イヤホン
  • △ インナーイヤー型
  • △ カナル型

テレワーク・Web会議

テレワークやWeb会議では、長時間装着しても疲れにくいイヤホンがおすすめです。

静かな室内で使用することが多いため、音質だけでなく装着感やマイク性能も重視すると快適に利用できます。

仕事での利用は電話や同僚の呼びかけにも反応できるオープンイヤーイヤホン骨伝導イヤホンが最適です。

会議が長時間に及ぶ場合は、バッテリー切れの心配のない有線のインナーイヤー型も選択肢の一つです。

おすすめの形状

  • △ カナル型
  • ◎ オープンイヤーイヤホン
  • ○ インナーイヤー型
  • ◎ 骨伝導イヤホン

まとめ

イヤホンの形状は、「カナル型」「インナーイヤー型」「骨伝導型」「オープンイヤー型」の4種類が主流です。

それぞれ遮音性や音漏れ、装着感、音質の傾向が異なるため、自分の用途に合った形状を選ぶことが重要です。

音質やゲーム用途を重視するならカナル型、圧迫感の少ない装着感を求めるならインナーイヤー型、ランニングや周囲の音を聞きながら使いたいなら骨伝導型やオープンイヤーイヤホンがおすすめです。

形状ごとの特徴を理解して、自分にぴったりのイヤホンを見つけましょう。

最後に、それぞれの形状の中で筆者のおすすめするモデルを紹介します。

カナル型:SENNHEISER IE100 PRO

SENNHEISER IE100 PROは、音楽制作用モニターイヤホンとして開発された有線イヤホンです。

定位感や音の分離に優れており、FPSでは足音や銃声の方向を把握しやすいことからゲーマーにも人気があります。

音楽鑑賞からゲームまで幅広く使える、カナル型イヤホンの定番モデルです。

インナーイヤー型:Apple純正イヤホン(Earpods)

Apple EarPodsは、インナーイヤー型を代表する有線イヤホンです。

耳を圧迫しにくい独自形状を採用しており、長時間でも快適に装着できます。

クセの少ない自然なサウンドで、音楽鑑賞や動画視聴、Web会議など幅広い用途に使いやすいモデルです。

Apex Legendsではプロにも愛用者の多いイヤホンでもあります。

骨伝導型:Shokz Open Run Pro 2

Shokz OpenRun Pro 2は、骨伝導イヤホンを代表する人気モデルです。

耳を塞がずに音楽を楽しめるため、ランニングやウォーキング中でも周囲の音を聞き取りやすく、安全性を重視したい方に適しています。

軽量で装着感も良く、長時間の使用でも快適です。

オープンイヤー型:Sound Peats UU2

SOUNDPEATS UU2は、イヤーカフ型を採用したオープンイヤーイヤホンです。

耳を塞がず開放感のある装着感で、周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しめます。

手頃な価格ながら音質と装着感のバランスに優れており、オープンイヤーイヤホンを初めて使う方にもおすすめです。

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