「ゲーミングPCが欲しいけど、電気代が高そうで心配」
「ゲームをしていない時の消費電力はどのくらいなの?」
上記のような悩みや疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
筆者のゲーミングPCは以下のガレリアの最安モデルから、グラフィックボードをRTX3060に交換したものです。
決してハイエンドではありませんが、現在販売されているどのゲームでも卒なくこなせるスペックで、これからゲーミングPCを購入しようと考えている方の多くがこのぐらいの構成にされると思います。
よって、筆者のゲーム環境でどの程度電気代がかかっているかを公開すれば非常に参考になると考えたため、実際に消費電力を計測してみました。
結論
結論から言うと、消費電力は決して低くはありませんが家計を圧迫するようなものでもありません。
暖房器具などと比較すると非常に低電力です。
事項以降に実際に計測したデータを掲載していきます。
実際に測ってみた
実際に消費電力を測ってみました。
計測に用いたのはSwitchBotのスマートプラグです。
高負荷時の消費電力
高負荷時の消費電力は243.9Wです。省電力の電気ヒーターが300W程度なので、高負荷になっても省電力ヒーターより消費電力が低いことがわかりました。ちなみに高負荷時とはFF15ベンチマークをフルHDの高品質で起動している時に測ったものです。CPU、GPU共に使用率100%の状態で計測しています。
アイドル時の消費電力
アイドル時の消費電力は55.5Wです。お風呂やトイレの電球は大体60Wのものが多いので、アイドル時はトイレの電気をつけているくらいの消費電力です。とても低いですね。
まとめ
上記結果を元に以下のサイトで実際にかかる電気代を計算してみました。
電力供給会社は東京電力を想定しています。また、計算ツールによる推定値は本記事執筆時点(23/12/2)時点のものです。
高負荷時1時間あたりの電気料金:8.93円
アイドル時1時間あたりの電気料金:0.20円
つまり、
1日3時間ゲームで高負荷な状態が続くような場合で1ヶ月毎日使った場合:8.93円✕3時間✕30日=803.7円
電源を落とさずに24時間30日つけっぱなしにした場合:0.2円✕24時間✕30日=144円
ということになります。全然怖がるような値段ではないですよね。
もし電気代だけが理由でゲーミングPCの購入を躊躇されていた方は、迷わずにゲーミングPCを買いましょう。
ちなみに、参考までに高負荷な状態が24時間30日続く場合の電気代は約6,400円と算出されました。
ゲーミング用途でなく、仮想通貨のデータマイニング用としてゲーミングPCを使用する場合は、マイニングで取得できる仮想通貨の価値と、マイニングにかかる電気代を慎重に計算する必要があります。