「SE215を買ってAPEXが強くなったけど、さらに上のイヤホンを買ったらもっと凄いの?」
「SE846という10万円もするイヤホンがあるけど、プロゲーマーがあまり使ってないのは良くないってこと?」
FPSゲームを楽しんでいる人にとってイヤホンを交換してもっと強くなれるなら交換したいですよね。でも、10万円もするイヤホンを買って、もし性能が良くなかったことを考えると不安ですよね。。
SE846はゲームで大人気機種「SE215」の上位機種にもかかわらず、SE215と比較すると使用しているゲーマーが少ないです。少ないのには何か理由があるのでしょうか。
結論を言うとSE846を使用するとFPSでの索敵能力が劇的に上がります。性能はSE215の比ではありません。
ではどうして使用しているゲーマーが少ないのか、本記事で考察したいと思います。
考察:SE846を使うプロゲーマーが少ない理由
- 一般人からするとイヤホンに10万円かけるのはおかしい
- 別の機材にお金をかけたほうが効率が良い
- APEXは音バグが多い
一般人からするとイヤホンに10万円かけるのはおかしい
一般人がイヤホンと聴いて思い浮かぶ価格は千円程度との統計があるそうです。
つまり、ゲーミングで人気の「SHURE SE 215」や「SENNHEISER IE 100 PRO」も一般人の感覚からすると通常の10倍以上も高いイヤホンということになります。ようするに、1万円のイヤホンでも「えっ!高っ!」って思う人が多いということですね。
SE846はそのさらに10倍。。
オーディオ界隈の人からすると10万円はハイエンドの入口程度の価格なのですが、一般的に10万円もイヤホンにかけるなんてありえないという感覚があるのだと思います。
別の機材にお金をかけたほうが効率が良い
10万円あれば、RTX3080などのハイエンドなグラフィックボードが購入できます。4K144HzやFHD240Hzのハイエンドモニターも余裕で購入できます。
何ならエントリークラスのゲーミングPCだって1台購入できます。
FPSは音情報よりも視覚情報のほうが重要で、端末の性能、ネットの回線速度等と比較すると、どうしても音情報の優先度は低くなります。
つまり、10万円あればもっと別のことに使ったほうが良いということです。
APEXは音バグが多い
APEXに限定なのですが、APEXは他のFPSゲームよりも音バグが多く、音情報のせいで撹乱する場合が稀にあります。
つまりFPSにとって音情報は重要なのですが、APEXにとって音は最優先にすべき要素でもないということです。
それを証明するように別の人気FPSゲーム「VALORANT」においてはSE846を使用しているプロゲーマーの比率がかなり高くなっています。
SE846をおすすめできるユーザー
- ゲーム以外でも使用する人
- もっと強くなりたい人
- 話題を作りたい人
ゲーム以外でも使用する人
SE846は元々ゲーミングイヤホンではなく、音楽制作者やミュージシャンが制作作業や演奏をするために作られた「モニターイヤホン」です。
つまり、DTMなどの音楽制作や動画編集、バンド活動をしている方のようなプロの求める過酷な要求に耐えうる性能を持っています。また、音が非常に深く心地良いため音楽を聴くコンシューマーにも非常に人気のモデルです。
「ゲーム以外でもイヤホンの使用用途があるよ」という人に非常におすすめ出来るモデルです。
もっと強くなりたい人
機材には既にお金をかけていて、さらなる上を目指している人におすすめできます。
冒頭にも記載したとおり、索敵性能はSE215の非ではありません。視認できていなくても敵の足音が聞こえたら聞こえた位置にピンを立てて味方に知らせることで、有利に戦闘をすすめることができるようになります。どの味方よりも先に敵に気づけるため、キャリーもしやすくなります。
話題を作りたい人
SE846はオーディオ界隈では非常に有名な機種のため、SNSなどで話題をつくりやすいです。
販売から10年以上経っているにもかかわらず未だにここまで人気なのは、それだけ完成度が高いイヤホンという証明ですね。
まとめ
以上、何故SE846を使用するFPSゲーマーが少ないのかについて解説しました。
SE846は音楽制作や動画制作、音楽鑑賞も好きでかつ、ゲームも好きという人にはかなりオススメできるオールマイティな機種です。気になった方は是非詳細をチェックしてみて下さい。