「高品質な音質の高級イヤホンで所有欲を満たしたい」
「ちょっと奮発して自分へのご褒美が欲しい」
「限られた人生、なるべく長い時間いい音楽に包まれたい」
多少お金はかかっても、良いものは所有欲も満たされますしやはり音質が格別ですよね。
筆者は高級なイヤホンを複数所持しており、それなりに耳は肥えていると自負しています。また常にポータブルオーディオに関する情報を追っているためイヤホンの情報にも精通しています。
そこで本記事では筆者が音質が最高と感じたハイエンドイヤホンを7つ紹介します。
また、本記事で紹介するイヤホンのどれを購入しても後悔されないよう、いたずらに高価なイヤホンは除外し、ちゃんと歴史と実績のあるメーカーの「定番」と呼ばれる高級機のみを厳選致しました。
もしよろしければ、是非最後までお付き合いください。
高音質な有線イヤホン7選
SHURE 「SE846(第2世代)」
SHUREフラッグシップの地位を維持し続けるモンスターイヤホン
販売から10年以上が経過した今もプロアマ問わず幅広い層に愛され続けている「SHURE SE846」
4基のBAドライバーとローパスフィルターを搭載し、繊細な中高域とサブウーファーのような質の高く沈み込む低音が特徴のイヤホンです。ノズルインサートを交換することで高域の特性を物理的に変化させられるのも本機の特徴です。
初代の筐体はそのまま、ノズルインサートにエクステンドノズルと新色(ジェイドグリーンとグラファイトシルバー)を追加したモデルが第2世代です。
筆者のXのフォロワーさんもSE846を愛用されている方が多く、複数台所持されている方もいるほど魅力のあるイヤホンです。
SENNHEISER 「IE900」
1DDとは思えない高解像度サウンド
アルミ削り出しの非常に軽い筐体が特徴のSENNHEISERのハイエンドイヤホンです。
レスポンスが早くかつ深く沈む低音が非常に心地よく、1DDとは思えない繊細で高解像度なサウンドとSENNHEISER特有の壮大な音場が特徴のイヤホンです。
極上のサウンドですがクセは少なく至ってニュートラルなため、クラシックからハードロックまでどんなジャンルでもこなすマルチな1台です。
SENNHEISER IE600
ナチュラルな煌めきで美しく響く主旋律
NASAの火星探査車のドリルにも採用されている鉄の3倍の強度を持ったアモルファスジルコニウムという合金で造られた筐体はゴツゴツした印象ですが音は至って美しく、筆者は見た目と音のギャップに惚れ込んで購入しました。
IE900よりも高域が若干持ち上げられており、女性ボーカルやリードギター、サックスなどの主旋律がとても心地よく、心が震えるようなサウンドを奏でてくれるイヤホンです。
アモルファスジルコニウムは非常に安定していてイオンが溶け出さないため金属アレルギーの心配がないのもとても良いです。
Technics 「EAH-TZ700」
奇をてらわないデザインから奏でられる滑らかなサウンド
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」のハイエンド有線イヤホンです。
このイヤホンでイヤホン沼を抜け出したという人が多数いるくらい完成度の高いサウンドが特徴で、このイヤホンが奏でるシルクのような音の滑らかさは是非体験して頂きたい1台です。
奇をてらわないシンプルなデザインも飽きがこなくて良いですね。
SONY 「IER-Z1R」
ソニーの技術力の集大成。広く明瞭なサウンド。
日本屈指の総合メーカー「SONY」のハイエンドイヤホンです。
非常にリッチなデザインは所有しているだけでも所有欲が満たされそうですね。
音場の広さが非常に壮大にも関わらず1音1音のディテールが明瞭なサウンドは「完璧」という他にないです。
結構楽しめるようなリスニング系の音にチューニングされているため、ナチュラルな音が好きという人はもしかしたら好みに合わないかもしれません。
VICTOR「HA-FW10000」
まるで高級文房具。老若男女を問わない落ち着いたデザインと豊かな音響
JVCケンウッドが展開する木材を使用したWOODシリーズの最高峰モデルです。
高級文房具のような老若男女を問わない渋いデザインと落ち着いた光沢感が非常に良いですね。
音は非常にふくよかで、見た目どおりJazzやクラシックにマッチします。ジャンルは選びますがジャンルがマッチした場合にはこれ以上無い空気感と臨場感を得ることができます。
装着感はかなり人を選ぶため、購入前に必ず試着したほうが良いと思います。
final 「A8000」
誇張しすぎないのに存在感のある透明感あふれる音質
日本の人気オーディオブランド「final」が展開するハイエンドイヤホンです。
振動板にトゥルーベリリウムを採用しており、非常に歪みの少ないクリアで透明感のあるサウンドが特徴で、決して誇張しないのに存在感を隠せない透き通った音は、finalのファンが非常に多いことにも納得のいく極上のサウンドです。
光沢感があるのに落ち着いている高級感のある筐体のデザインも良いですね。
まとめ
筆者の好きな言葉に「買わない理由が価格なら買え。買う理由が価格なら買うな」という言葉があります。
興味はないけど必要なものはコスパで選ぶのが良いと思いますが、やはり自分のこだわりたい分野には良いものを使ったほうが筆者の経験上満足度が高いです。
また、良いものを大事に長く使う習慣があると、生活そのものが丁寧になる気がします。
ハイエンド機の購入を検討されている方は、もしよければ本記事の内容を参考にしてみてください。