筆者は週の半分以上を在宅で仕事をしており、職場ではLogicoolの「MX KEYS」を使用し、在宅中は東プレの「REALFORCE R3」を使用しています。
REALFORCEは質感や打鍵感が極上で心地よく作業が捗るのですが、キーストロークが深いため長時間作業すると手が疲れるのが悩みでした。特にブログを始めて長文を書くようになってから顕著に手の痛みを感じるようになりました。
そこで、職場で長年使用している「MX KEYS」の静音モデル「MX KEYS S」を購入しました。
結論からいうと非常に軽いキータッチで長時間作業しても手の負担が減り、長文を書いた後の手の痛みが解消され、非常に良い買い物でした。
そこで本記事ではLogicoolのベストセラーキーボード「MX KEYS S」を紹介したいと思います。
ちなみに、本記事もMX KEYS Sを使用して執筆しています。
スペック・仕様
スペック・仕様の概要は下表のとおりです。
ブランド | Logicool (ロジクール) |
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商品管理番号 | KX800sGR |
本体サイズ | 430.2 x 131.6 x 20.5mm 810g |
キーレイアウト | 112キー日本語レイアウト |
使用電池 | 内蔵充電式リチウムポリマー電池 |
対応OS | [Bluetooth] Windows 10、11 以降、macOS 11 以降、Linux、Chrome OS、Android OS 9.0 以降 [USB レシーバー(Logi Bolt)] Windows 10、11 以降、macOS 10.15 以降、Linux、Chrome OS *WindowsおよびmacOS以外のオペレーティングシステムでは、デバイスの基本機能はソフトウェアなしで動作します |
無線方式 | Bluetooth low energyテクノロジー 2.4 GHz Logi Bolt USBレシーバー対応 |
接続I/F | Bluetooth Low Energy / USB ※ロジクール Unifyingレシーバーには対応しておりません。 |
カラー | グラファイト・ペイルグレー |
詳細 | Amazon |
良い点・気になる点
良い点
高い質感と打鍵感
ロープロファイルのキーボードにありがちなペチペチ感やチープさは全く無く、材質の質感や重量感、打鍵感が非常に良いです。
どのようなデスク環境にもマッチするシックなデザインも良いですね。
ワンタッチで3台の接続先を選択可能
最大3台のデバイスを登録し、ワンキーで接続先を切り替えることができます。
職場PC、個人PC、タブレットなどを容易に切替えられるのは在宅ワークをしている筆者としては非常に便利です。
Bluetooth接続の安定性が高い
Bluetooth接続の安定性が非常に高く、遅延や誤入力等は皆無です。REALFORCEのBluetooth接続はどうしても遅延が生じて結局は有線接続で運用していたため、Bluetoothでここまで安定しているのは非常に嬉しいです。
Logi Boltに対応
Logi Boltに対応しているためBluetoothの無いPCでも使用することができます。
出張時のPCなどで新たにペアリングをしなくて良いのも良いですね。
また、Logi BoltはBluetoothよりも接続安定性が高く、キーのレスポンスなども向上します。
長時間作業しても手が疲れにくい
ここが筆者の一番のお気に入りポイントです。キーボード自体の高さが低いため手首に角度がつかず、かつキーストロークが浅いため指の疲れも殆ど感じません。非常に軽いキータッチで高速タイピングが可能になります。
筆者はこれまでキーボードによる疲れはあまり器にしなかったのですが、ブログを始めて長文を頻繁に書くようになってからはこのあたりが非常にシビアに感じるようになってきました。
Webライターなど、普段から長文を書く仕事をされていて手の疲れや痛みを感じている人は是非試して頂きたい製品です。
フルサイズながら机を圧迫しない
テンキー付きのフルサイズキーボードながらキー配列が非常に洗練されているため机を圧迫しません。
フォームポジションを崩さずにファンクションキーまで押下できる奥行きも良いですね。
ちなみに、テンキーが不要という方はテンキーレスのMS KEYS miniも販売されているため気になる方はチェックしてみて下さい。
最大5ヶ月のバッテリー持ち
これは前作のMX KEYSを3年ほど使用して実感していることですが、バッテリー持ちが非常に良いです。LEDをOFFに設定しているのですが、3年使用して10回も充電していないと思います。
これだけ高レスポンスで接続も安定しているのにこのバッテリー持ちは本当に使い勝手が良いです。
マクロ機能(Smart Action)搭載
MX KEYS Sで追加された機能ですが、マクロ機能が搭載されました。ゲームでのコマンドを簡略化したり、マクロにIDやパスワードなどを登録しておけるのは便利ですね。
気になる点
通常の有線接続は不可能
USB接続は充電のみの対応で、コンピューターと有線接続することはできません。よってPCの初期設定でこのキーボードを使うには予め本キーボードを登録したLogi Boltが必要になります。
ですので、いざという時のために別途有線キーボードを保有しておいたほうが安心です。
カスタマイズ性は低い
メカニカルキーボードのようにキースイッチやキートップの交換などのカスタマイズは難しいです。原型が完成品と考えましょう。
まとめ
以上。本記事ではLogicoolのベストセラーキーボード「MX KEYS S」を紹介しました。
前作のMX KEYSを長年愛用しているため完成度の高さはある程度想定していましたが、期待通りの完成度の高さでした。
特に在宅時に長文を執筆しても手が痛くならなくなったのは筆者としてはとても良い買い物でした。
Amazonなどでも多数の口コミが掲載されているため、気になった方は是非、詳細をチェックしてみて下さい。