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【audio-technica ATH-R70x】レビュー|「正確な音」を追求する全ての人へ

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この記事を書いた人:鍋ログ
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audio-technica ATH-R70xは、音楽制作、ミキシング、マスタリングなどのプロフェッショナルの現場で求められる正確でフラットな音を出力するために生まれたプロ用の開放型モニターヘッドホンです。

発売から既に10年近く経過しており、あらゆる利用者が絶賛しているため私が今更評価するのは僭越ですが、最近購入してとても感動したため、所感を綴りたいと思います。

目次

本製品のポイント

本製品のポイントを以下に列挙します。

ATH-R70xのポイント
  • ポイント①:高音質
  • ポイント②:正確な再現性
  • ポイント③:快適な装着感
  • ポイント④:オープン型構造
  • ポイント⑤:高耐久性

ポイント①:高音質

独自に開発した新設計ドライバーユニットと音響回路設計により、歪みのないモニタリングに最適な高音質サウンドを実現しています。

プロ用のアンプに接続されることを前提としており、インピーダンスが470Ωとかなり高く設計されているためノイズが非常に小さいことも特徴です。

ポイント②:正確な再現性

全音域を正確に再現し、ミックスやマスタリングなどのプロフェッショナルな現場での使用に適しています。

ポイント③:快適な装着感

210g(ケーブル除く)という軽量設計と人間工学に基づいた形状、通気性の高いイヤーパッド、ヘッドバンドにより、長時間の使用でも快適な装着感を維持します。

ポイント④:オープン型構造

開放的な音場感で自然な音の広がりを感じることができます。

ポイント⑤:高耐久性

プロの現場での使用に耐えうる、堅牢な設計となっています。

ケーブルも着脱可能なため、万が一断線した場合もケーブルのみ交換することができます。

スペック・仕様

スペック・仕様の概要を下表に整理しました。

型式ダイナミック、解放型
スタイルオーバーイヤー
ドライバー45mm
周波数特性5~40,000Hz
インピーダンス470Ω
出力音圧レベル98dB/mW
最大入力1000mW
ケーブル長OFCリッツ線3mコード(両だし)
ケーブル着脱
プラグ金メッキ3.5mmステレオミニ/6.3mm変換アダプター
本体重量210g
付属品ポーチ
用途ミキシング
楽器練習
音楽鑑賞
詳細 Amazon

実際に使用してみて良かった点、気になった点

良かった点

良かった点
  • 良かった点①:モニター用途でも鑑賞用途でも使える音質
  • 良かった点②:負担の少ない装着感
  • 良かった点③:着脱可能なケーブル
  • 良かった点④:とんでもないコスパ

良かった点①:モニター用途でも鑑賞用途でも使える音質

フラットな音質、高解像度と高い分解性能というモニターヘッドホンに必要な要素は踏まえつつ、

モニターヘッドホンにありがちな硬質で平面的な退屈な音ではなく、立体感があり音も比較的柔らかいため観賞用途でも十分満足できる音質が得られます。

ヘッドホンの画像

オープンタイプにもかかわらず低域の情報量が多いのも良いですね。

良かった点②:負担の少ない装着感

約210gという軽量設計かつ、オーディオテクニカ独自の3Dウイングサポートによってとても装着感が軽いです。

また、イヤーパッドの通気性も高く蒸れないため長時間使用しても負担が少ないです。

ヘッドホンの画像
非常に軽く蒸れないため長時間着用しても負担が少ないです。

プロの現場での長時間の使用を想定して設計されているオーディオテクニカの細やかな配慮が感じられます。

良かった点③:着脱可能なケーブル

ケーブルが着脱可能なため、万が一断線しても対応が容易です。また、ケーブルの素材を変えてみたりバランス接続にしてみたりするなど、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。

ケーブルの画像
ケーブルは着脱可能

良かった点④:とんでもないコスパ

これだけの音質と装着の快適さがありつつ、価格が4万4千円と本格的なプロフェッショナルモニターヘッドホンとしては破格となっています。

誇張抜きでコスパモンスターですね。同価格帯のヘッドホンと横並びで比較すると、2ランク程度上位のヘッドホンと比較できるレベルです。正直これなら8~10万円でも納得ですね。

多くの使用者が絶賛されているわけです。

気になった点

気になった点
  • 気になった点①:それなりのアンプは必要
  • 気になった点②:箱出しの状態では側圧が強めかも
  • 気になった点③:3mのケーブルは長過ぎるかも

気になった点①:それなりのアンプは必要

インピーダンスが470Ωと高いため、ヘッドホンを鳴らし切るにはそれなりのアンプが必要になります。スマホに直差しでは十分な音量を得るのが難しいので注意しましょう。

ただしインピーダンスが高いのはデメリットではなくそれだけローノイズになるため、音響特性的にはメリットでもあります。

筆者の愛用しているゲーミングアンプ「Fosi Audio K7」なら十分な音量を得られます

気になった点②:箱出しの状態では側圧が強めかも

箱出しの状態では側圧が少し強めかもしれません。

ネット上で調べた限り、横に強めに拡げたりティッシュ箱に長時間挟んでヘッドを若干塑性変形させている人も多いようです。

よって中古市場にはヘッド部が少し変形しているものが出回っている可能性があるため、そこは留意が必要です。気になる方は新品を購入したほうが無難です。

気になった点③:3mのケーブルは長すぎるかも

プロがスタジオで利用することを前提としているため、ケーブルが3mとかなり長いです。

個人のDTMerや動画編集で使用するには長すぎて取り回しが気になる場合もあると思います。

ケーブル長が気になる方は好みのケーブル長のものにリケーブルしてみましょう。

まとめ

まとめ画像

以上。本記事ではaudio-technicaのプロフェッショナルモニターヘッドホン『ATH-R70x』を紹介しました。

業務用のモニター用途から音楽や映画鑑賞までもこなす万能ヘッドホンで、軽い装着感とジャンルを選ばない汎用性の高い音質がとても気に入りました。

4万4千円で手に入るヘッドホンの中では頭が1つも2つも飛び抜けているという印象で、多くの使用者が絶賛されている理由が解ったような気がします。

気になった方は是非、詳細をチェックしてみて下さい。

また、2025年2月14日に新モデルの『ATH-R70xa』も発売されていますので、よろしければ併せてチェックしてみて下さい。

以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

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