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【イヤーピースの材質による音の違い】解説|イヤーピースの材質によって音はどう変わるの?

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イヤーピース(イヤホンの先端についているプニプニ)を交換できることはご存知でしょうか?

イヤーピースは耳に一番く直接肌に接する部品のため、音質や装着感に与える影響が非常に大きいパーツです。

高音の伸びやかさ、低音の迫力、ボーカルのクリアさ… 普段聴き慣れた音楽も、イヤーピースを変えるだけで全く違う表情を見せてくれるかもしれません。

この記事では、イヤーピースの素材が音質にどう影響するのか、それぞれの素材の特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。

目次

イヤーピースの材質ごとの特徴

それでは早速、イヤーピースの材質ごとの特性を説明します。

まずイヤーピースには以下のような素材のものが使用されます。

イヤーピースによく用いられる素材
  • シリコンタイプ(通常)
  • シリコンタイプ(フランジ付)
  • 低反発ウレタンフォームタイプ
  • 高反発ウレタンフォームタイプ

シリコンタイプ(通常)

一般的なイヤーピース素材で、殆どのイヤホンに標準で装着されているイヤーピースです。以下のような特徴があります。

シリコンタイプ(通常)の特徴
  • 耐久性が高い
  • シャープな音質
  • 長時間着用すると痛みや痒みが発生しやすい

シリコン素材のため耐摩耗性が高く汗などで化学変化も起こしにくいため非常に耐久性の高い素材です。

音の逃げ道が少なく、ダイレクトでシャープな音が特徴です。

ただし通気性が悪く蒸れやすいため長時間使用すると痛みや痒みが生じやすい素材でもあります。

なお、痒くなりにくい医療用シリコン素材を採用したイヤーピースも最近では市販されており、こちらはサラッとした素材で快適性が高いです。

シリコンタイプ(フランジ付)

画像引用元:Amazon.co.jp

素材は先述したシリコンですが、フランジ付きのイヤーピースもあります。

フランジ付きのイヤーピースは以下のような特徴があります。

シリコンタイプ(フランジ付)の特徴
  • 遮音性が非常に高い
  • 音の迫力が増す
  • 装着感が非常に独特

イヤーピースが耳孔の奥深くに入るため非常に遮音性が高く迫力のある低音が鳴るのが特徴です。

ただし装着感が非常に独特のため好みが分かれるイヤーピースでもあります。

低反発ウレタンフォームタイプ

低反発ウレタン素材のイヤーピースで、装着前に指でぎゅっと小さくしてから耳に入れることで耳の中で徐々に膨らんで耳孔の形状にフィットするイヤーピースです。

特徴は以下のとおりです。

低反発ウレタンフォームタイプの特徴
  • 遮音性が高い
  • 音が全体的にマイルドになる
  • 長時間装着しても痛くなりにくい
  • 耐久性が低い
  • 耳垢が目立ちやすい

遮音性が非常に高く音が全体的にマイルドになります。

ある程度汗を吸収してくれるためシリコン素材よりは蒸れが生じにくくクッション性もあるため長時間装着しても痛くなりにくいです。

ただし耐久性が低く、使用頻度にもよりますが概ね3ヶ月程度で加水分解による劣化が始まるため交換が必要になります。また、耳垢が付着しやすく目立ちやすいのもデメリットの1つです。

高反発ウレタンフォームタイプ

先述と同じウレタン素材ですが、こちらは食器洗浄用スポンジのような高反発素材を用いたイヤーピースです。

以下のような特徴があります。

高反発ウレタンフォームタイプの特徴
  • 通気性が良く快適
  • 低反発ウレタンより高耐久
  • 製品数が少ない

空隙が多く低反発のような粘着性がないため通気性が高く非常に快適です。

音も全体的にマイルドになるため、音質的にも素材的にも長時間の使用に向いています。ちなみに筆者はこれを一番愛用しています。

残念なのが商品数が少なく、SHURE製イヤホンの細軸ノズル用の通称「イエローフォーム」と呼ばれるものしか筆者は認識していません。

人気のSE215にも対応しているため、SHUREイヤホン所有者の方は是非一度この快適性を味わって頂きたいです。

カスタムイヤーピースという手も

自分の耳型を採取して自分専用のイヤーピースを作成する「カスタムイヤーピース」というサービスもあります。e☆イヤホンさんの「eA-R(エアラ)」が有名ですね。

詳しくは以下の動画を観て頂けるとわかり易いです。

カスタムイヤーピースには以下の特徴があります。

カスタムイヤーピースの特徴
  • 遮音性が圧倒的に高い
  • 左右の耳穴のサイズが異なる人でも安心
  • 音の臨場感が圧倒的
  • カスタムIEMより安価に作成できる
  • 手に入るまで時間がかかる

自分の耳の形状に完全にフィットするため、遮音性が非常に高いです。遮音性に関しては他のイヤーピースは比較対象になりません。どんなノイキャン性能のイヤホンよりも遮音性が上がります。

また、音も非常に臨場感が上がり、細部まで聴こえるようになります。お気に入りのイヤホンを手軽にカスタムIEM化できるのもいいですね。

詳細を知りたい方は以下e☆イヤホンさんの公式HPよりご確認下さい。

e☆イヤホン公式HP

まとめ

以上、本記事ではイヤーピースの素材ごとの特徴を解説しました。

イヤーピースはイヤホン本体よりも安価なため、手軽に音の変化を楽しむことのできるパーツでもあります。

イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」さんはイヤホン・ヘッドホンだけでなく、イヤーピースなどのアクセサリの試聴もさせてくれるため、もし近くに寄られたら是非足を運んでみては如何でしょうか。

e☆イヤホン様 各店舗

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この記事を書いた人

ポタオデとコーヒーとちいかわとサウナと大喜利とゲーム実況とAPEXが好き。X(旧Twitter)でも毎日つぶやいているので、是非遊びにいらして下さい!!


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