ゲーミングPCの購入を検討していたら、「ゲーミングPC 後悔」というワードが表示されたけど、ゲーミングPCって買ったら後悔するの!?高い買い物だから後悔したくない。
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
私はGALLERIAのコスパモデルを購入したのですが、
後でGPUの変更などを実施したり「購入前にもっとこうしておけば良かった」と感じたことや気づいたことが沢山あったため、皆様が買い物に失敗しないようにゲーミングPCを購入する際の注意点を本記事にまとめました。
ゲーミングPCを購入したら後悔するパターン
結論からいうと、以下に当てはまる場合はゲーミングPCを購入したら後悔する可能性があります。
・PS5やXbox Series Xと同等か、それより性能の低いPCを検討している場合
・周辺機器にこだわりが無い場合
・なるべくフェアな環境でプレイしたい場合
・ゲーミングPCをゲーム以外の用途で使用しない場合
PS5やXbox Series Xと同等か、それより性能の低いPCを検討している場合
たとえばPS5やXbox SeriesXと同性能のゲーミングPCを構成した場合、どう頑張っても3倍以上の価格になります。
つまり、15万円以上出してやっとPS5やXbox Series Xの性能に追いつきます。
実は家庭用ゲーム機(CS機)のコストパフォーマンスは異常なのです。
何故こんなにCS機は高性能な筐体を安く提供できるかというと、ゲームソフトのライセンス料やSONYネットワークやXbox Game Passなどのサブスクリプション料で回収できるからなのです。
つまりゲーム機自体は赤字覚悟で、それよりも家庭に普及させることに重きを置いているため、CS機のコストパフォーマンスに関してはゲーミングPCに勝ち目はありません。
1円スマホではありませんが、それに近い仕組みが使われています。
したがって、PS5、Xboxと同等かそれの以下の性能のゲーミングPCを構築するくらいならPS5やXboxを購入したほうが安上がりで満足のいく買い物になると思います。
周辺機器にこだわりが無い場合
ゲーミングPCは周辺機器の制約が低いことも大きな魅力です。
特にキーマウ(キーボードとマウス)環境でゲームをプレイしたい場合はゲーミングPCを選択するのが良いでしょう。
ただ、特に周辺機器にこだわりが無く、ただ人気のゲームをプレイしたいという場合はゲーミングPCよりもPS5等のほうが良いと考えます。
なるべくフェアな環境でプレイしたい場合
ゲーミングPCで動作するゲームは通常のWindowsPCのファイルシステム上にアプリケーションファイルが展開されるため、チート(システムを改造する不正行為)がCS機と比較して容易でもあります。
つまり、PCゲームはチーター(チートを行うプレイヤー)の温床でもあります。
対人ゲームでチーターがいると一気に冷めてしまうので、なるべくフェアな環境で対人ゲームを楽しみたい方はCS機がおすすめです。
ゲーミングPCをゲーム以外の用途で使用しない場合
ゲーミングPCはゲームをする上で重要なグラフィック性能、CPU性能、メモリ量に重きを置き、余計な業務ソフト等をなるべく排除しているだけで中身は通常のWindowsPCです。
つまり、ゲーミング以外の作業も非常に効率が上がります。
特にグラフィック性能は動画編集などで威力を発揮するため、どうせゲーミングPCを買うならゲーム以外の用途も考えていたほうが得です。この汎用性についてはCS機に真似の出来ないゲーミングPCの長所だと思います。
PS5以上の性能を出すために必要なスペック
PS5以上の性能を出すために必要なパーツのスペックをここで紹介します。
グラフィックボード:RTX3060以上
グラフィックボードは映像に関する演算処理を行うパーツで、これがゲーミングPCの性能の殆どを決定する一番重要なパーツになります。
PS5以上のグラフィック性能を出すにはRTX3060以上のグラフィックボード(通常:グラボ)が必要になります。
ただ、RTX3060以上と言われてもピンと来ない人が多いと思います。
そこで、PC専門店のドスパラさんがスペック表を整理してくださっているため、以下のリンクをご参考にしてください。
ここのスコアが高ければ高いほど、グラフィック性能が高くなります。
CPU:Ryzen7 3700X以上
CPUはRyzen7 3700以上の性能の物があればPS5以上の性能を出すことができます。
基本的にグラフィックボードの処理が主になるためCPUによる性能差は出にくいのですが、WQHDや4Kの高解像度の場合やオープンワールドゲームの場合は内部演算が多くなるためCPU性能がボトルネックとなる場合があります。
グラフィックボードの性能に合わせてCPUを選択するようにしましょう。
メモリ:16GB以上
メモリ容量は多ければ多いほど良いですが、PS5のメモリ容量は16GBです。
基本的に16GBあれば困ることはありませんが、後で増設できる余裕を残しておくのも良いと思います。
32GBあればかなり余裕でしょう。
SSD:500GB以上
SSDの容量はどれだけゲームを保存できるかに影響します。
SSDは後で増設もできるので500GBあれば十分でしょう。あまりゲームをインストールしない場合は250GB程度でも良いかもしれません。
ただ、HDD(ハードディスクドライブ)ではなくSSD(ソリッドステートドライブ)を選ぶように注意しましょう。
HDDは速度が遅く騒音も大きいため、HDDを選ぶとゲーミングPC全体性能のボトルネックになる場合があります。
電源ユニット:500W以上(1000W推奨)
電源は各パーツに電源を共有するためのパーツです。
電源ユニットがゲーミングPCの性能に影響することはあまり考えられませんが、動作を安定させるために非常に重要な部品です。
特にGPUやCPUは多くの電気を必要とするため、予め推奨電源を確認するようにしましょう。
電源ユニットのワット数が大きければ大きいほど大きな電力を共有することができます。
後々のGPUアップグレードなども考慮してワット数が大きめの電源ユニットを搭載しておくことおをオススメします。
1000WあればハイスペックなCPUやGPUを搭載しても安定して電力を供給することができます。
まとめ
ゲーミングPCは非常に魅力的なゲーム環境ですが、用途や求める性能によってはPS5やXboxなどで十分な場合もあります。
特にコスパについてはゲーミングPCはCS機には太刀打ちできません。
今一度用途を真剣に考え、購入後に後悔しないようにスペックなどにこだわる必要があります。
なお、ドスパラさんのGALLERIAシリーズは最適なパーツの組み合わせを予めいくつか用意しており、サポート体制も充実しているためゲーミングPCの購入を検討する際の参考になると思います。