REALFORCE GX1といえば、東プレの誇る静電容量無接点方式スイッチの最高峰キーボードとして知られています。その打鍵感は唯一無二で、多くのプロフェッショナルから愛されています。しかし、そのキーキャップはABS素材。長時間の使用でテカリが生じやすく、摩耗しやすいという弱点も抱えています。
そこで、今回はREALFORCE GX1のキーキャップを、より耐久性が高く、質感も優れたPBT素材のものに交換できるのかを検証します。
ちなみに筆者の使用しているGX1はJIS配列の押下圧30gモデルです。
今回購入したキーキャップ
今回試してみたキーキャップはコルセアの日本語配列用キーキャップ。
OEMプロファイルでPBT素材の日本語配列となると種類が少なく、あまり選択肢がありません。。
結論:スペースキー以外は交換可能(一部工夫の必要あり)
いきなり結論ですが、スペースキー以外は交換可能です。ただし一部工夫が必要。
というのも、GX1の日本語配列はキーのサイズが特殊なため、そのまま交換ができず、一部組み合わせを変えたりテンキーのものを代用する必要があります。
以下の写真の赤枠が代替したキー。
そしてスペースキーはどれだけ頑張っても装着できませんでした。穴の位置が微妙に違うんですよね。
という訳で、スペースキーのみ交換はできませんでしたが、その他のキーはPBT素材特有のザラッとしていて硬質で重量感のある質感になり概ね満足のいく結果となりました。
初音ミクモデルのキーキャップは最初からPBT素材
ちなみに、初音ミクコラボモデルについては最初からPBT素材が採用されています。X(旧:Twitter)でもキーキャップの質感の評判が良いみたいなので、PBT素材にこだわる人は初音ミクコラボモデルも検討に入れても良いかもしれません。
でも、こちらは押下圧が45gのモデルしかないのが残念ですね。
まとめ
以上。今回は東プレREALFORCE GX1のキーキャップをPBT素材のものに変更できるかを検証しました。
スペースキーの交換ができなかったのは残念ですが、それ以外のキーは交換できたため打鍵感や質感が非常に良くなり筆者としては満足でした。
これからはスペースキーのみ交換可能なPBT素材のものが無いか探して、見つけたら改めて記事にしようと思います。
東プレさんからGX1に使用できるPBT素材の交換用キーキャップが販売されないかな。。