【ワイヤレスイヤホンで生じる音ズレを解消したい!!】イヤホンの遅延を解消する方法

「ワイヤレスイヤホンでゲームをしたら音が遅れて聴こえてきて気持ちが悪い」

「映画を観ていたら口の動きと音声が合っていない」


「音ゲーが好きなのにワイヤレスイヤホンでやると音がズレてゲームにならない」


「有線イヤホンを接続しようとしたらスマホにオーディオジャックがついてない」

上記のような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

本記事では、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンで生じる遅延を解消する方法を解説します。

目次

結論

解決の鍵はBluetoothコーデックです。Bluetoothコーデックとは、Bluetoothを利用した音声通信のデータの圧縮形式のことです。

aptX-LLという低遅延コーデックで接続すれば殆ど遅延を気にすることなく動画を視聴したりゲームを楽しんだりすることができます。

aptX-LLのLLとはLow latency(低遅延)の略で、その名のとおり低遅延なコーデックです。

Bluetoothコーデックの詳細については以下の記事にまとめていますので、よければ併せてご確認ください。

Bluetoothの種類

aptX-LLで接続する方法

aptX-LLで接続するには、発信側(スマホ、ゲーム機)とイヤホン・ヘッドホンの両方がaptX-LLに対応している必要があります。

スマホやゲーム機について、標準でaptx-LLに対応している物は殆どありません。よって、aptX-LLに対応したBluetoothトランスミッターという機器を別途接続する必要があります。

PC・Android(及びゲーム機)の場合とiPhoneの場合でトランスミッターの接続方法が異なるため、以下にそれぞれの接続方法を解説します。

PC・Androidまたは15以降のiPhoneの場合

PCやAndroidの場合はaptX-LLに対応したUSB-Cのオーディオトランスミッターを接続すればOKです。

以下の商品を選択すれば間違いないでしょう。なお、microUSBの場合は接続できないため、お持ちのスマホがUSB-C端子であることを確認しておきましょう。

こちらはニンテンドーSwitchにも対応しているため、Switchのゲームを低遅延でプレイする際にも使用することができます。

iPhone14以前の場合

iPhone14以前やiPhone SEの場合は少し手順が複雑になります。

まず、Lightning端子をUSB-AまたはUSB-Cに変換する必要があります。

接続したアダプタにaptX-LL対応のトランスミッターを接続すればiPhoneからの音声を低遅延で送信できるようになります。

対応イヤホン・ヘッドホン

トランスミッターがAptX-LLに対応していてもイヤホン・ヘッドホンが対応していなければ意味がありません。

イヤホンやヘッドホンもaptX-LLに対応しているものを選択するようにしましょう。これで低遅延で動画視聴やゲームをプレイすることが出来るようになります。

以下にaptX-LL対応品をいくつか貼っておきます。

有線にすれば選択肢が増える

aptX-LLに対応しているイヤホン・ヘッドホンは種類が少ないため、ワイヤレスで低遅延を実現するためにはかなり選択肢が絞られる上に、上記で説明したように少し煩雑となります。

もし、ワイヤレスに強いこだわりが無ければ有線のモデルも検討してみるのもいいと思います。

選択肢が格段に増え、有線のため遅延がなく、バッテリー切れの心配をする必要もなくなります。

Apple EarPods

Apple純正のイヤホンで、iPhoneのパッケージに同梱されているものです。

安価でありながらゲーミング用途でも定評があり、愛用しているプロゲーマーも沢山います。

SHURE SE215

米国の大手オーディオメーカー「SHURE」の販売しているインイヤーモニターです。

遮音性が高く外音を遮断できるため、ゲームに集中することができます。定位も良く、こちらもゲーミングイヤホンとして定番モデルです。

スマホにオーディオジャックがない場合の対処法

近頃のスマホはiPhoneの真似をしてなのか、オーディオジャックが搭載されていないモデルが結構あります。

その場合は充電端子をオーディオジャックに変換できるアタッチメントが安価に市販されているため、こちらを噛ませるようにしましょう。

Android、15以降のiPhoneの場合

品質とコスパに定評のあるAnker製品のため安心です。

もし音質にこだわる場合は多くのオーディオメーカーからDACアンプというもの販売されているため、良ければチェックしてみてください。

iPhone14以前またはiPhone SEの場合

Apple純正でLightningケーブル⇒オーディオジャックの変換アダプタが用意されています。

こちらは購入しなくてもiPhone購入時の箱に入っている可能性があるため、一度確認してみましょう。

音質にこだわる場合はLightning端子に対応したDACスティックもFiiOなどの有名メーカーから販売されています。よければチェックしてみて下さい。

まとめ

以上、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンで生じる遅延を解決する方法を紹介しました。

正直、遅延を解消するためにはトランスミッターを別途用意したりするなどまだまだ煩雑な面が沢山ありますよね。

ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンについては音質面だけでなく遅延対策についても、もっとシンプルにできるように技術が進歩してほしいと思いました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次