「XBox Series X/Sにスピーカーを接続しようと思ったのに本体にオーディオ出力端子が無い」
「オーディオ出力の無いモニターを買ってしまったけどどうしたらいい?」
「XBoxにUSBオーディオを繋いだのに反応しない」
「Bluetoothオーディオはどこから設定するの?」
「コントローラーにオーディオ出力端子があるけど、ここにスピーカーを繋ぐのは不便だ」
上記のように困っている方は意外と多いのでは無いでしょうか?
本記事はそのような方のために、XBox Series X/Sにスピーカー等のオーディオ機器を接続する方法を解説しています。
ちなみにこれから紹介する方法はPS4、5やニンテンドースイッチなどの他のゲーム機に応用することもできます。
Xboxにスピーカーを接続する方法
XBox Series X/Sは周辺機器の制約が強いため、USBオーディオを繋ぐことやBluetoothオーディオを接続することが基本的に出来ません。
PS5なら認識するデバイスでもXBoxでは殆どの確率で認識することができません。
したがってスピーカーを繋ぐには少し工夫が必要になります。
接続する方法は以下の3つが考えられます。
①:テレビまたはディスプレイの音声出力端子を使う
②:HDMI音声分離器を使用する
③:音声用のゲームパッドを用意する
以下にそれぞれの詳細を解説します。
解決策①:テレビまたはディスプレイの音声出力端子を使う
HDMIには映像と音声データが流れているため、テレビやモニターにオーディオ端子があればそちらにスピーカーを接続して頂ければ問題ありません。
ただ、この記事の読者はモニターにオーディオ端子が無いから困っている方が多いと思います。
事項以降にモニターにオーディオがない場合の解決策を説明します。
解決策②:HDMI音声分離器を使用する
こちらの対応策が本命で、最もポピュラーな方法です。
「HDMI音声分離器」というものでHDMIから音声を別途抽出する方法です。
なお、音声分離器によっては4Kに対応していなかったりフレッシュレートの上限が低い場合があるので、注意が必要です。
XBox Series Xのビデオ出力は最大で4Kの120FPS(4K画質で毎秒120回更新)のため、以下の商品を使用して頂ければまず間違いありません。
(Series Sの場合はWQHDで120FPSなので以下の商品だと少しだけオーバースペックとなりますが、上位互換のため問題ありません)
なお、プレイするゲームによってスペックに上限があるためプレイするゲームや、自分の許容できるスペックに応じて(例えば4Kで60FPSでれば十分と考えている方などは)適宜分離機のスペックを落としても問題ありません。
例えば以下の商品は4Kで最大60FPSまでとなっており120FPSを出すことは出来ませんが、性能を落とした分価格はかなり抑えることができます。
解決策③:音声用のゲームパッドを用意する
音声出力用に別途ゲームパッドを用意するという方法もあります。
ゲームパッドをワイヤレス(または有線)のオーディオレシーバーのように使う方法です。
注意点はXBox認証済みのマークが入っていて、かつオーディオ出力端子のついているゲームパッドを選ぶ必要があります。
以下のXBox純正コントローラーを選ぶと間違いありません。
また、筆者の愛用しているGameSirのG7 SEも音声用のコントローラーとして使えることが確認できていますので、併せて紹介します。
まとめ
ゲームをプレイする上でオーディオなどの周辺機器にこだわりたい方は結構多いと思うのですが、XBoxは周辺機器の制約が多いのがかなりネックになります。
また、PS4や5はXBoxよりは緩いですが、やはり制約はあります。
グラフィック性能等を考慮するとXBoxやPS5などのコンシューマー機の価格は魅力的ですが、
周辺機器の制約などを考えずに好きなオーディオ機器やゲームパッド、ゲーミングキーボードやマウスなど周辺機器にもこだわる場合、ゆくゆくはゲーミングPCに乗り換えるのが良いと思います。