ゲーミング界隈を中心に最近注目されているガラス製のマウスパッド。
一般的なマウスパッドと比較して滑りやすさや耐久性に優れていますが、まだまだ一般的に普及していないことから商品数がそこまで多くなく、限られた製品の中から自分にあったモデルを選択する必要があります。
気に入ったデザインの物でもサイズが限定されていたり、非常に高価であったりと購入を躊躇してしまう方も多いですよね。
今回はそのような方におすすめできる、およそ1万円という低価格ながら、サイズ含め完全受注生産可能な『吉村特殊パーツ製作所』様のガラス製マウスパッドを購入しましたので紹介したいと思います。
是非最後までご覧ください。
吉村特殊パーツ製作所とは?
吉村特殊パーツ製作所様は福岡県に拠点を置くガラスメーカーで、メイク鏡やゲーミングPC/PS5/Nintendo Switch用の防塵ガラスカバー、反射部品、ガラスマウスパッドやガラスパームレストなどのPCデクス廻りのガジェット系アイテムを展開されています。
以下、HPより引用。
ガラスの加工技術を強みとしている非常に稀有なメーカーですね。
今回購入した商品
今回購入させて頂いたのは筆者の愛用しているLogicool Gの無線充電マウスパッド『POWER PLAY』対応サイズ(270mmx330mmの斜面エッジ研磨モデル)にサンドブラスト刻印オプション(+1,500円)を追加したものです。
総額は送料+税込みで11,455円でした。オーダーメイドのガラスマウスパッドをこの価格で購入できるのは凄いですよね。
POWER PLAYについての詳細はコチラ↓
良かった点、気になった点
それでは実際に使用してみて良かった点、気になった点を述べていきます。
良かった点
サイズが豊富
サイズのバリエーションが豊富で、私が吉村特殊パーツ製作所様を見つけたのもPOWER PLAYに対応しているサイズのガラス製マウスパッドを販売されていたからです。
少し値は張りますが、900mm×300mmのような大型サイズも販売されています。
シルクのようなサラサラ質感
マウスの滑りがサラサラとしており、本当にシルクのようです。
FPSゲームをしてみると全く異次元の使用感で、視点移動やエイムコントロールが非常にスムーズです。
マウスを動かしているだけでも心地良く、少し病みつきになりそうです。(無駄にソールが減りそう^^;)
斜面エッジ研磨によって手首が痛くない
マウスパッドに厚みはありますが、端部にスロープがついているためエッジが手首に引っかかるようなことがありません。
POWER PLAYに付属のマウスパッドはエッジが立っており、手首にマウスパッドが引っかかるのがかなり気になっていたため、これが解消されたのは本当に有り難いです。
オリジナルの刻印が可能
+1,500円(税込)のオプションで任意の刻印を彫って頂けます。
刻印はガラス背面に加工されるため、表面の滑り等への影響はありません。私はブログ名を掘って頂きましたが、依頼すれば簡単なイラストも掘ってもらえるそうです。
仕上がりのイメージは加工前に下図のようなイメージがメールで届きます。イメージと乖離している場合は調整可能。たった1,500円でここまで丁寧に調整して頂けるのは有り難いですね。
マウスパッドがズレない
マウスパッドに重みがあり、かつマウスの摩擦抵抗が少ないため、ゲームのプレイ中にマウスパッドがズレることがありません。(POWER PLAYに付属のマウスパッドは激しい操作をする度にズレるのが気になっていました)
マウスパッドのズレを気にせずゲームプレイへの集中力が増しました。
イラストを写すことができる
表面はマウスパッドとして利用できるようスモーク処理がされていますが、透明度が高いため背面にイラストなどを挟めば表面に写し出すことが出来ます。
推しのイラストを挟めば完全オリジナルのマウスパッドが出来ますね。気分によってデザインの着せ替えができるのは非常に良い点ですね。
半永久的に使用できる
ここがガラス製品最大のメリットで、大事に使えば半永久的に使用することができます。
ガラスマウスパッドは少し値は張りますが、何度もマウスパッドを買い替える事を考えれば1~2年もあれば余裕でペイできると思います。
気になった点
特になし
特になしと書くと案件みたいに思われそうですが、本当にありません。。最近買った物の中でも最上位に入るくらい満足のいく買い物でした。何か問題が見つかれば追記させて頂きます。
ガラス製マウスパッドを使用する際の注意点
ガラス製マウスパッドを使用する際の注意点を以下に述べます。
これはガラス製マウスパッドに共通することですので、別メーカーのガラスマウスパッドを使用する場合も以下には注意してください。
ガラス製のソールは使用しないこと
ガラス製のソールが市販されていますが使用しないようにしましょう。
硬度の近い物を擦り合わせるとお互いが摩耗するため、ガラス製のソールを使用するとガラスマウスパッド自体が摩耗してしまいます。
折角のガラスマウスパッドの耐久性の高さが台無しになるため、ソールはPTFE素材のものを使用するようにしましょう。(吉村特殊パーツ製作所様のマウスパッドも一般的なPTFE素材で最適化を行っているとのことです)
新品のソールを使用したほうが良い
ガラスマウスパッドは平面性と硬度が非常に高いためソールの形状に追従することはありません。ソールが偏摩耗している場合はガリガリといった摩擦音が発生する場合があるようです。
ソールの消耗次第では新しいソールに替えておいたほうが良いでしょう。
ソールの消耗は気にしない
ガラスマウスパッドのデメリットとしてソールの消耗が早いといったことがよく挙げられますが、そもそもソールは元々消耗品であり、マウスパッドが布製や樹脂製であっても消耗します。
マウスソールは材料も安価で交換も簡単なため、変に長寿命化を図らずに消耗品と割り切りましょう。
まとめ
以上。今回は吉村特殊パーツ制作所のガラス製マウスパッドについて紹介させて頂きました。
本記事のまとめは以下のとおりです。
・吉村特殊パーツ製作所は福岡に拠点を置くガラスメーカー
・良い点①:サイズが豊富
・良い点②:シルクのようなサラサラ質感
・良い点③:斜面エッジ研磨によって手首が痛くない
・良い点④:オリジナルの刻印が可能
・良い点⑤:マウスパッドがズレない
・良い点⑥:イラストを写すことができる
・良い点⑦:半永久的に使用できる
・気になる点は特になし
・注意点①:ガラス製のソールは使用しないこと
・注意点②:新品のソールを使用したほうが良い
・注意点③:ソールの消耗は気にしない
正直今年買って良かった物の上位に食い込むことが確実なくらい満足のいく買い物でした。
キーボード用のガラス製パームレストも追加で購入してみようと思っています。
吉村特殊パーツ製作所様はマウスパッド以外にもゲーミング用途のガラス製品を多数取り扱っておられますので、気になった方は是非詳細をチェックしてみてください。
おまけ
ガラスマウスパッドの制作で生じる端材を利用したコースターも販売されています。SDG’sの観点からも良いですよね。
質感も非常に良く、ガラスは熱伝導率が低いため温度が伝わりにくく、机の保護に最適です。
こちらもたった1,500円で購入できるため、よければ併せてチェックしてみてください!