GameSirの「G7 SE」と「T4 Cyclone Pro」は「ホールエフェクトセンサー搭載」、「ラピッドトリガー機能」、「背面2ボタン」搭載の大人気ゲームPADです。
特にホールエフェクトセンサーはリニア感度のデッドゾーン無しでも全くドリフト現象が起きず、ただただ感度だけ良くなるのは本当に感動ものです。
筆者は2つとも所有してAPEXをプレイしているため、両者の良い点や気になる点を紹介したいと思います。
スペック・仕様の比較
両者の比較表を作成しました。比較して優れている項目は赤字にしています。
G7 SE | T4 Cyclone Pro | |
接続方法 | 有線(USB-C) | 有線(USB-C)、無線(USBドングル、Bluetooth) |
対応プラットフォーム | Xbox Series X/S、 Xbox One、Windows 10/11 | Windows 10/11、Switch、Android、iOS |
ボタン方式 | メンブレン | マイクロスイッチ |
重量 | 221g | 220g |
背面ボタン | 2個(ロック可) | 2個 |
ホールエフェクトスティック | ◯ | ◯ |
ジャイロセンサー | ✕ | ◯ |
オーディオジャック | ◯ | ✕ |
ホールエフェクトトリガー | ◯ | ◯ |
カラーバリエーション | ホワイト | ホワイト、ブラック、ピンク |
連射・マクロ | ✕ | ◯ |
各々の詳細な仕様・スペックについては以下のリンクよりご確認頂くことができます。
G7 SEの優れている点
Xbox公式ライセンス取得品
Xbox公式ライセンス取得品のため、Xbox Series X/Sおよび、XBox Oneで動作します。
Xboxは周辺機器の制約がかなり強いため、認識できるデバイスは基本的に公式ライセンス取得済みの製品のみになります。
G7 SEはXbox公式ライセンス取得品のためXbox端末でも使えるのが本当に嬉しい使用ですね。
正直、XboxユーザーのゲームパッドはG7 SE一択だと思います。
背面ボタンのロックが可能
背面ボタンをレバーで物理的にロックすることが可能なため、誤動作を防止することができます。
FPS以外のゲームをプレイする時などに便利ですね。
また、片側の背面ボタンだけをロックするすることもできるため、「右側の背面ボタンしか使わないよ」という人にも有り難い仕様になっています。
フェイスプレートの着せ替えが可能
フェイスプレートがマグネット式で着脱できるため、別売のフェイスプレートに交換することができます。
カラーバリエーションは1色しか無いのですが、フェイスプレートを交換できる機構は良いですね。
オーディオジャック搭載
Xbox純正コントローラーと同様にオーディオジャックがパッドについているため、ゲームパッドにイヤホンを挿してゲームをプレイすることができます。
しかもMボタンを押しながら上下ボタンで音量をコントロールできるため、純正コントローラーよりも使い勝手が良いのも特徴です。
T4 Cyclone Proの優れている点
接続方法が豊富
有線接続の他に、USBドングルによる無線接続、Bluetoothによる無線接続をすることも可能です。
特にUSBドングルを使用した場合は遅延も殆ど発生しないため、FPSでも十分に使用できる性能を発揮することができます。
ゲームプレイ中にケーブルが邪魔にならないのは快適ですね。
カラバリが豊富
ホワイト一色のG7 SEと比較して、ブラック、ホワイト、ピンクの3色展開となっています。
特にピンクは女性に似合いますね。ゲーミングガチ勢でも使用できる性能のゲームパッドで女性が使いやすいのは良いと思いました。
クリックの触感が良い
ABXYボタンがマイクロスイッチ式のため、しっかりとしたクリック感があります。
メンブレン式のペコペコとした触感とは違ったタイトな触感でゲームをプレイすることができます。
ジャイロセンサー搭載
ジャイロセンサー搭載のため、ニンテンドーSwitchのプロコンのように扱うことができます。
ちなみに、Proのついていない無印版はドングルがなくボタンもメンブレンになりますが、ABXYのボタン配列がスイッチ配列となります。ジャイロセンサー等の基本的な機能はProと同等のため、スイッチユーザーは安価な無印版をご検討しても良いと思います。
まとめ
以上より、XboxユーザーはG7 SEを、ニンテンドーSwitchユーザーはT4 Cyclone ProあるいはT4 Cycloneを選択するのが良いと思います。
PCユーザーについてはどちらもオススメできますが、やはり接続方式の多いT4 Cyclone Proが使いやすいなと個人的には思います。
どちらも純正コントローラーと比較するととても感度が良く扱いやすいため、購入して後悔することはないと思います。
よろしければ是非チェックしてみてください。
最後に、FPSをプレイする人はスティックにフリークを付ける人が多いと思いますが、両者ともPS4・PS5のフリークがフィットします。(ボタン配置がXboxなのでややこしいですが、スティックの大きさはプレステサイズです)
間違えてXboxサイズのフリークを購入しないようにご注意ください。