突然ですが、ガラスマウスソールと聞いてどんなイメージが湧きますか?
「摩擦抵抗が少なくてよく滑る」
「硬度が高くて耐摩耗性能に優れる」
上記のように魅力的なメリットを持つガラスマウスソールですが、人や環境によっては致命的なデメリットもあります。
そこで、本記事では筆者が実際にガラスマウスソールを長期間使用して感じたデメリットを紹介します。
ガラスマウスソールのご購入を検討されている方は是非、本記事の内容も参考にして頂けると嬉しいです。
ガラスソールのデメリット
それでは早速、ガラスソールのデメリットを紹介します。
デメリット①:マウスパッドの消耗が早い
まず最初に、マウスパッドの消耗についてです。
ガラスソールは硬度が非常に高く耐摩耗性能に優れますが、逆にマウスパッドの消耗が激しいです。
特に、樹脂系のマウスパッドはみるみる摩耗していく印象です。
また、ガラスマウスパッドを使用した場合は双方が摩耗するため、ガラスマウスパッドでガラスソールは使用しないようにしましょう。

デメリット②:エイムを止めにくくなる
次に、エイムの精度についてです。
摩擦抵抗が少なくなる分、所定の位置でレティクルを止めることが難しくなります。
摩擦抵抗は「摩擦係数×上載圧」で表すことができます。
上式にあてはめると、摩擦係数が限りなくゼロに近いガラスソールでは、上載圧をかけても摩擦抵抗が殆ど上がりません。
したがって、ガラスソールはエイムを止めにくいのです。
例えば、アイススケート場よりも陸上のほうが止まりやすいのに似ています。
また、車についても適度な摩擦がなければ移動することすらままなりません。
まとめ

以上。本記事では筆者が実際にガラスマウスソールを長期間使用して感じたデメリットを紹介しました。
適切なエイムコントロールをする上で、摩擦抵抗=悪というわけではありません。
むしろ、摩擦抵抗は適度に活かしたほうが良いと考えます。
私の個人的な意見になりますが、現状PTFE素材やUPE素材のガラスソールで満足されているのであれば、
敢えてガラスソールを選択するメリットはあまり大きくないと考えています。
本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

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