「HHKBのType-Sの購入を検討しているけど、ホントに静音?」
「打鍵音のASMRがあるくらいだから、結構音が大きそう」
「キーボードの打鍵音で周囲に迷惑をかけたくない」
HHKBは高価なキーボードのため、買ってから後悔はしたくないですよね。
筆者はHHKB Professional Hybrid Type-Sを愛用しており、静電容量無接点方式特有の極上な打鍵感やフォームポジションを崩さずに全てのキーが押下できるミニマルなデザインを非常に気に入っているのですが、確かに打鍵音については静音キーとはいえ皆無ではないように感じます。
ただし、工夫次第で周りに迷惑をかけない程度に打鍵音を抑えることは十分に可能です。
本記事では、HHKBの打鍵音をさらに小さくする方法について解説します。
メカニカル方式のキーボードと比較するとHHKBの静音性は圧倒的
メカニカル方式のキーボードはタクタイル式のカチカチというクリック感がない赤軸リニアスイッチでも打鍵音はカチャカチャとうるさいです。
そんなメカニカル方式のキーボードと比較するとHHKB Type-Sの静音性は非常に高いです。
うるさく感じるのは底打ち音が原因かも
HHKB Professional Hybrid Type-Sのキーストローク(キーが底打ちするまでの距離)は3.8mmあります。つまりキーを押下するたびに3.8mmの助走をつけてキーが底に当たることになります。
キー自体のスイッチ音は殆どありませんが、この底打ちによるキーの音や机に共振する音が気になることはありそうです。
そこで次項でHHKBの打鍵音をさらに小さくする方法について解説します。
HHKBをさらに静かにする方法
デスクマットを敷く
これが最もポピュラーな方法で、多くのガジェット系レビューワーも紹介している方法です。
特に羊毛フェルト製のデスクマットは吸音性が高く、マットごとスライドすることでキーボードやマウスをいっぺんに動かすことができるので、キーボードやマウスをモニター下に収納する際も便利です。
正直、これだけで打鍵音がきになる問題が解決する人は多いと思います。
静音化リングをつける
静音化リングを各キーに取り付けることでも静音性が向上します。
効果の原理はキーストロークが短くなるため底打ちまでの加速を小さく抑えることができることと、リングの衝撃吸収力によるものです。
なお、キーストロークが短くなることで打鍵感がかなり変化することには注意が必要です。
打鍵音の小ささにこだわるならパンタグラフ一択
「とにかく打鍵音の小さいキーボードが欲しい!」という方はパンタグラフ一択です。
特にLogicoolのMX KEYS Sは小さな音で「ペチペチ」という音が鳴るだけで、このキーボードで周囲に迷惑な音を出すことのほうが逆に難しいと思うくらい音が小さいです。
とにかく静音性を一番重視される場合は、静電容量無接点方式やメカニカル方式を選択せずにパンタグラフ式のキーボードを選択するのが一番良いと思います。
まとめ
以上。本記事ではHHKBの打鍵音をさらに小さくする方法について解説しました。
筆者はHHKBを触りたくてデスクに向かうことがあるくらいこのキーボードは打鍵感や質感が良く、皆様に是非一度触って欲しいキーボードです。
打鍵音についても実際に触ってみないと解らない部分もあるかと思いますので、家電量販店などに出向かれた際は是非手にとって触ってみてください。