主にゲーミング関連のオーディオ機器を販売している「FIFINE」さんからゲーミングスピーカー「AmpliGame A20」のご提供を受けました。
代金は受け取っていませんがサンプル品を頂いたため<PR>と表記しております。
気になる点はいくつかあるものの、スピーカーに1番必要な音質については同価格帯の製品と比較しても全く遜色なく、コンパクトでカジュアルなデザインがとても良い商品と感じました。
今回はこのゲーミングスピーカー「FIFINE AmpliGame A20」についてレビューします。
スペック・仕様
スペック・仕様の概要を下表に整理しました。
ドライバ径 | Φ55mm |
バスレフポート | 有(前面) |
バッテリー駆動 | 不可 |
寸法 | 9.5cm(D)x8.5cm(W)x12.5cm(H) |
重量 | 1.13kg |
電源 | USB給電 |
入力 | 3.5mm標準ミニプラグ(アナログ入力) |
USB-DAC機能 | × |
保証期間 | 12ヶ月 |
詳細 | Amazon |
良い点・気になる点
良い点
同価格帯の製品と比較しても遜色のない音質
定価が8,000円程度です。この価格帯はJBLのデスクトップスピーカーの名器「Pebble」等がライバル機となってくる非常に競争の激しい価格帯になります。
正直レビュー前は天下のJBLと競える能力のスピーカーなのかと思い少し心配でしたが、聴いてみると全く遜色なく、むしろ低域と定位にについてはA20のほうが良いと感じるくらいで、いい意味で裏切られました。
コンパクトでカジュアルなデザイン
黒い筐体と変更できるLEDライトで、どのようなデスク環境にもマッチするデザインだと思います。コンパクトなのでデスクスペースが狭い場合でも無理なく設置できるのも良い点ですね。
LEDライトは特別なアプリを使用しなくても本体から変更することが出来るため、直感的にデスクに合う色やパターンを設定することができます。また、電源を落としてもLEDの設定が維持されるのも良い点だと思いました。
接続機器を選ばない汎用性
3.5mmの標準オーディオジャックから接続ができるため、テレビやPC、スマホ、タブレットなどと接続することができます。PC接続のみを想定してAUXを備えていない商品も多いため、アナログ入力があるのは良いと思いました。
一応はFPSでも戦える
FPSをスピーカーでプレイするのはおすすめしませんが、試しにスピーカーでプレイしてみました。
結果、かなり厳しいもののそれなりには戦えました。特に敵と対面で戦っている時は位置の把握が十分行える程度の定位の良さを持っています。
ただし漁夫に全く気づかずに背後から撃たれて負けたため、索敵はかなり厳しいものがあります。ゲーミングスピーカーという名目ですが、FPSよりはRPGなどのプレイをおすすめします。
気になる点
DAC機能なし
アナログ入力があるのは良いのですが、アナログ入力のみでDAC機能はありません。PCやモニターなどに3.5mmのオーディオジャックが無い場合は別途USB-DACなどの購入が必要になります。
コンパクトスピーカーとしてはミドルクラスの価格帯になるので、DAC機能はあったほうが良いと思いました。
LEDライト変更ボタンは裏面でも良いかも
LEDライト変更ボタンが右側の天端についています。右側は音量ボタンがあるので頻繁に触るのですが、天端を触ってしまうとLEDの色やパターンが変わってしまって結構ストレスになります。
LEDライトのパターンを頻繁に変更する人はあまりいないと思うので、左側スピーカーの天端にするか、あるいは裏面にしたほうが良いと思いました。
日本語があやしい
説明書の日本語が少し怪しいです。「音量を上げります」や「音量を下げります」、「楽しめましょう」など。。
特に日本人は変な日本語を使う人に厳しい傾向があるので、この辺はしっかり改善しないと折角良い製品なのに手を抜いてる感じがして勿体ないと感じました。Amazon商品紹介ページも同様です。ちゃんと日本人に添削してもらったほうが良いと感じました。
まとめ
以上、今回はFIFINEのゲーミングスピーカー「AmpliGame A20」のレビューを行いました。
気になる点はいくつかあるものの、スピーカーに1番必要な音質については同価格帯の製品と比較しても全く遜色なく、コンパクトでカジュアルなデザインがとても良い商品と感じました。
気になった方は是非詳細をチェックしてみてください。