小型のBluetoothスピーカーを持っていると、キャンプ場でBGMを鳴らしたり、お風呂場で音楽を聴いたり、ごろ寝しながら迫力のある音で映画を観たり、何かと便利ですよね。
本記事では小型Bluetoothスピーカーの中でも特に人気のあるJBL Flip6について紹介していと思います。
スペック・仕様
スペック・使用の概要を下表に整理しました。
製品名 | JBL FLIP 6(フリップ 6) |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ブルー、ホワイト |
連続使用時間 | 最大約12時間 |
充電時間 | 2.5時間 |
防水・防塵性能 | IP67 |
サイズ(W x H x D) | 178 x 68 x 72mm |
重量 | 550g |
Bluetoothバージョン | 5.1 |
対応コーデック | SBC |
周波数特性 | 63Hz~20kHz |
定格出力 | 最大20W(ウーファー)、最大10W(ツイーター) |
詳細は以下のリンクよりご確認頂けます↓
良い点・気になる点
良い点
コンパクトでも本格的なJBLサウンド
サイズはコンパクトですが、出力される音は本格的なJBLサウンドです。
日本の映画館で最も採用されているスピーカーのメーカーがJBLのため、JBLサウンド≒映画館の音といっても良いと思います。
非常にキレが良くクリアで聞き取りやすく、かつ迫力もあるため音楽や動画観賞に没入しやすいです。
防水・防塵性能が高い
防水防塵性能がIP67と、かなり高いです。
防水防塵性能の読み方についてですが、IP①②と表記されている場合、
①が防塵等級、②が防水等級となります。
IP保護等級の読み方は以下のページが参考になります。
よって、防塵性能は最高クラスの「塵埃の侵入がない」、防水性能も「一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」と一時的な水没であれば問題ない性能となっています。
キャンプ場やお風呂場での利用も問題ない性能となっています。また汚れた場合もまるっと水洗いが可能です。
バッテリー持ちが非常に良い
連続再生時間が12時間と、パワフルながら非常にバッテリー持ちも良いです。
12時間あればキャンプで1晩使ってもまだ余裕があるので、バッテリー容量で困るシチュエーションは殆ど無いと思います。
また、充電しながら音楽を再生することもできるので、その場合はバッテリー容量を気にする必要はありません。
持ち運びが容易
コンパクトなサイズで非常に持ち運びが楽です。
しかも円柱状の形状でサイズ感が500mlのペットボトルと同等のため、リュックサックの横ポケットや車のドリンクホルダーにもぴったりと収まります。
複数台あればステレオモードやパーティブーストモードが使用可能
複数台あれば専用アプリを使用してステレオモードやパーティブーストモード(複数台を同期して同時に鳴らす)が使用可能です。
パーティブーストモードを使用すればかなり広いイベント会場でも音量の問題なく使用することができます。
気になる点
単体ではモノラルサウンド
単体ではステレオサウンドに対応しておらずモノラルサウンドとなります。
このサイズでステレオサウンドである必要も無いと思うのですが、少し気になる点ではあります。
BluetoothコーデックはSBC
対応しているBluetoothコーデックは遅延の最も大きいSBCです。
ただしBluetoothのバージョンが高いことや通信チップの性能が良いせいか、遅延についてはほとんど気になりませんでした。
PCでステレオやパーティブーストモードは使用不可
複数台を使用したステレオモードやパーティブーストモードはスマホの専用アプリから設定する必要があるため、パソコンに接続した場合は使用できません。
パソコン用の卓上スピーカーとしても非常にいいサイズ感なので、ここは少し残念ポイントです。
まとめ
リーズナブルな価格にも関わらず本格的なサウンド、高い防水性能、優れた携帯性とデザインを持った本機は弱点がなく、人気が出るのも頷ける出来でした。
コンパクトBluetoothスピーカーを1台持っていれば何かと約に立つので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。