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【YAMAHA MSP5 Studio】レビュー|生産終了が悔やまれる大定番のスタジオモニタースピーカー

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小規模スタジオからホームスタジオでプロアマ問わず大定番のニアフィールドモニタースピーカー「YAMAHA MSP5 Studio」

既に生産が終了してしまいましたが、まだまだ現役で活躍している名器です。

長期間使用したため、今回レビューしたいと思います。

改めてレビューする必要がないくらい優れたモニタースピーカーであることは既に実績が証明してますが、とにかく書かせて頂きますね^^;

目次

スペック・仕様

スペック・仕様を下表に整理しました。ちなみにこれは1台あたりのスペックです。

主な仕様MSP5 STUDIO
形式バイアンプ2WAY パワードスピーカー
再生周波数帯域(-10dB)50Hz – 40kHz
コンポーネント6.5″ コーン10″ コーン
HF1″ チタンドーム
クロスオーバー周波数2.5kHz(LF: 24dB/oct, HF: 24dB/oct)
定格出力130W(LF: 80W[THD=0.05%, RL=4Ω], HF: 50W[THD=0.05%, RL=6Ω])180W(f=100Hz, THD=1%, RL=8Ω)
最大出力音圧(実測値, 1m)101dB
入出力コネクターXLR3-31(balanced, 感度: +4dBu@Center Click, -6dBu@Max, 10kΩ), Phone(unbalanced, 感度: -10dBu@Center Click, -20dBu@Max, 10kΩ)
インジケーターPower ON(Green LED), Clip(Red LED)
その他レベルコントロール: 31 Positions Detent type VR(Min = – ∞Attenuation), トーンコントロール: HIGH TRIM(+1.5/0/-1.5dB at 15kHz), LOW TRIM(+1.5/0/-1.5/-3dB at 60Hz)
電源電圧100V, 50/60Hz
消費電力60W
防磁仕様Yes
吊金具用ポイントM5(Depth 10mm) x2
寸法218mm328mm
高さ279mm
奥行き208mm
質量7.9kg
同梱品電源コード, 取扱説明書
梱包数量1台
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良い点・気になる点

良い点

定番のモニタースピーカー

小規模スタジオや自宅のホームスタジオなどで作曲をしている方に非常に人気で定番のモニタースピーカーで、プロから個人の楽曲制作までかなりの実績があります。また、使用者が非常に多いためセッティングや配置についての情報収集もSNSなどで簡単に行うことができます。やはり定番というのは仕事道具としては非常に使いやすいですよね。

ニアフィールドモニターとしての能力が非常に高い

フラットで音の通りが良く、低域から高域までしっかり聴き取ることができます。また音の解像度や分離感も高く、音の定位や距離間・立体感もかなり高いため、モニタースピーカーとして満点をつけても良い性能を誇っています。さすがプロの現場で定番になる理由が伺えます。

前面バスレフポートで設置場所が定まりやすい

バスレフポート(低音を出力するための穴)が前面に配置されているため、スピーカーの設置場所による低音の出方の変化が小さく設置場所の選定が比較的楽です。背面にバスレフポートのあるモデルは壁とスピーカーとの距離で低音の出方がかなり変わります。

前面バスレフポートは中高音と低域が混ざりやすいという欠点があるのですが、MSP5 Studioは決してそういった不具合がなく、計算し尽くされた設計と構造の優秀さが伺えます。

LEDが控えめで光が気にならない

LEDの発色が控えめかつグリーン色のため、LEDの発色が気になりにくいです。細かい部分ではありますが、作曲や動画編集作業に集中したい時にこういった細かな配慮で発揮できる集中力が大きく変わります。

気になる点

リスニング用途には厳しいかも

音が硬質かつ、通りも良いため、全ての音の情報が耳にダイレクトに入ってきます。制作用のモニタースピーカーとしてはかなり優れた特性なのですが、音が硬質で効果音や銃声などがキツく感じることもあるため、映画鑑賞やリスニングにはあまり向いてないないように感じます。

耐震対策は必須

重量が重く金属部品も多いため剛性が高い

重量が1台あたり7.9kgもあるため、耐震対策は必須です。金属部品が多く強度もかなり高いため机の高さからでも足に落としたりすると大怪我をする可能性があります。お子様やペットのいる環境ではなおさらです。設置の際は落下対策や耐震対策も忘れずに行うようにしましょう。

既に生産が終了

MSP Studioシリーズは2022年7月を以て生産が終了したため、現在は基本的に中古品しか手に入りません。今後はMSP3AやHSシリーズ及びオーディオインターフェース機能も搭載した新スタンダードのMS101-4がYAMAHAのニアフィールドモニターの主流になると思われます。

なお、MSP5 Studio自体はベストセラーモデルのため、メルカリなどに中古品が多く出回っており、全く手に入らない状況には当分の間ならないと考えられます。

でも、これだけの名器が新品で手に入りにくくなったのは少し残念ですね。

まとめ

以上、今回はYAMAHAの定番モニタースピーカー「MSP5 Studio」についてレビューさせて頂きました。

改めてレビューする必要の無いくらい完璧な性能のモニタースピーカーで、プロ・アマ問わず多くの現場で愛される定番商品です。既に生産が終了してしまったのは残念ですが、中古品は市場に沢山出回っているため、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

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この記事を書いた人

ポタオデとコーヒーとちいかわとサウナと大喜利とゲーム実況とAPEXが好き。X(旧Twitter)もやってるので是非遊びにいらして下さい!!


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