タイトルにあるトランス脂肪酸とは脂質の構成成分である脂肪酸の一種で、マーガリンやショートニングの製造過程や植物油を高温にして脱臭する際に生じます。
このトランス脂肪酸は善玉コレステロールを減らす上に悪玉コレステロールを増やすため、心臓疾患などのリスクが高まると言われています。
ショートニングやマーガリンなどのトランス脂肪酸を含むものは、既にアメリカで2018年に食品に使用することが禁止されるなど、諸外国でも規制が進んでいる中、何故か日本では規制されていません。
日本の殆どのお菓子にショートニングが含まれている中、ある有名チョコレートにはなんとトランス脂肪酸が含まれていません。
今回はそのチョコレートを紹介したいと思います。
トランス脂肪酸を含まないチョコレートとは
そのチョコレートとは「明治ミルクチョコレート」です。なんと、ショートニングは明治ミルクチョコレートにの原材料には入っていません。実はこのチョコ、安価で非常に手に入り易いのに、原材料の構成が稀有なチョコレートなのです。
この植物油脂にはトランス脂肪酸を発生させないような精製方法などもあるようですが、精製に手間がかかる上に基本的に原材料名だけでは見分けがつきません。
子供の口に入るものですし、入っていないにこしたことはないですよね。
注意:植物油脂不使用は茶色だけ(黒・白・赤は入っている)
明治のチョコレートには「ブラック(黒)」「ミルク(茶色)」「ハイミルク(赤色)」「ホワイト(白色)」の4種類のラインナップがありますが、植物油脂不使用なのは茶色いパッケージのミルクチョコレートだけです。
理由はわかりませんが、少し残念ですね。
まとめ
コンビニやスーパーなどでも手に入り易く、しかも安くて美味しい明治ミルクチョコレート
数あるチョコレートの中でも原材料に海外で規制されている成分を含まないため、チョコレートを買うことがあれば健康を意識して明治のミルクチョコレートを購入することをお勧めいたします。