SRH1840は米国の大手プロ用オーディオ機器ブランドのSHUREが展開する開放型モニターヘッドホンです。
SHUREの展開する開放型モニターヘッドホンの中でも最上位モデルとなり、音楽制作のプロが長時間使用してもストレス無く作業できるように装着感や質感にもこだわりのあるモデルで、特に音楽制作や動画編集のような用途でモニターヘッドホンの購入を検討されている方は是非チェックして頂きたい品物です。
スペック・仕様
スペック・仕様の概要を下表に整理しました。
SRH1840 | |
インピーダンス | 65Ω |
ドライバサイズ | 40mm |
コード長 | 2.1m |
再生周波数帯域 | 10Hz~30kHz |
構造 | 開放型(オープン型) |
プラグ形状 | 標準プラグ、3.5mmミニプラグ |
音圧感度 | 96db |
ドライバ形式 | ダイナミックドライバー |
リケーブル可否 | 可 |
詳細は以下のリンクよりご確認頂けます↓
良い点・気になる点
良い点
高次元なフラットサウンド
プロのクリエイターが使用するために、音質はかなりフラットです。
ただしフラットではありつつも、安価なモニターヘッドホンにありがちなノッペリとして退屈なフラットさではなく、
しっかり音の深さや奥行きを感じることのできるフラットさで音楽を楽しむことも十分にできます。
フラットを追求するとこの音になると言っても過言ではない程上手くチューニングされています。
非常に高い質感
見た目が大きく重量もそこまで軽くは無いのですが、側圧や頭頂部への荷重バランスが非常に良く、長時間使用しても耳や頭頂部が痛くなったりしないため、集中して作業に没頭することができます。
手触りや見た目の高級感も非常に良く、作業のモチベーションが非常に上がります。
2年保証
メーカーの保証だけでも2年ついています。
大手家電量販店等で購入した場合はさらに数年の店舗保証がつくため、非常に長い期間保証をうけることが出来ます。
ヘビーユーズするプロからすると非常に有り難い仕様です。
ですので、できれば中古ではなく正規代理店からの新品でのご購入をおすすめします。
気になる点
ヘッドバンドの耐久性に懸念
ヘッドバンドの素材がPUレザーのため加水分解によって皮がボロボロになっている写真をよく見かけます。
ヘッドバンドの交換が容易でないため、使用後に付着した水分の処理などを十分に行う必要があります。
なお、筆者は以下の写真のようなヘッドバンドカバーを装着しています。
SRH1840用ではなくSONYのヘッドホン用のカバーですが、ちょうど良くフィットしています。
上記写真のヘッドバンドカバーのリンクを貼っておきます↓
まとめ
モニターヘッドホンとしては最上位クラスの性能と質感を持ったヘッドホンです。
DTMなどの音楽制作や動画編集を本格的にやっていこうと考えている方や、すでにやっていて機材のアップグレードを考えている方に是非チェックして頂きたい商品です。