プロゲーマーを中心にガラス製マウスパッドを利用する人が増え始め、ガラス製マウスパッドの選択肢も増えてきましたよね。
ただしどの製品もマウスパッドとしては高価なため、購入を躊躇している人も多いはずです。
本記事ではそのような方のために、ガラスマウスパッドを使用する上でのメリット・デメリットを解説します。
ガラス製マウスパッドのメリット・デメリット
- 摩擦抵抗が低くマウスの滑りが良い
- 耐摩摩耗性能が高い
- 清掃が楽
- 安定性が高い
- マウスソールの消耗が激しい
- 脆い
- 厚みがある
- 重いマウスは不向き
ガラス製マウスパッドのメリット
摩擦抵抗が低くマウスの滑りが良い
表面がガラスのため摩擦抵抗が低く、マウスの滑りが非常に滑らかです。
クロスタイプのマウスパッドのような引っ掛かりがなく、樹脂製のハードタイプのようなゴリゴリとした感触もありません。非常にサラサラとした感じでスムーズなトラッキングが可能です。
耐摩摩耗性能が高い
耐摩耗性能が非常に高いです。というよりもマウスのソールと硬度の差が非常に大きいためほぼ摩耗しないといっても良いでしょう。
ただし、ガラス製のマウスソールを使用した場合はマウスパッドも摩耗することが想定されるので注意しましょう。
マウスソールはPTFEまたはUPE素材のものを選択するのが無難です。
清掃が楽
表面がガラスのため清掃が非常に楽です。(拭くだけでOK)
また、クロス製のマウスパッドのような白い粉が付着して頻繁に洗濯が必要になることもありません。
簡単な清掃で綺麗な状態を保ち続けることができるのはとても良いですね。
安定性がある
マウスパッド自体に重みがあるため安定性が高く、他のマウスパッドと比較して非常にズレにくいです。
マウスパッドのズレを気にせずプレイに集中できるのがとても良いですね。
ガラス製マウスパッドのデメリット
マウスソールの消耗が激しい
マウスパッドの摩耗が殆ど無い変わりに、マウスソールの消耗が非常に激しくなります。
そもそもマウスソールはそんなに消耗の激しい部品ではないため、ゲーマーでもない限りマウスソールの交換すら知らない人も多いと思いますが、これが目に見えて摩耗していきます。
マウスソールの交換頻度が増えることには留意しておきましょう。
ですが、間違えてもガラス製のソールを選択することは控えましょう。ガラスどうしを擦ると必ずソールとマウスパッドの両方が摩耗します(ダイヤモンドを磨けるのはダイヤモンドと同じ原理ですね)
脆い
摩耗的な耐久性が高い反面、ガラス特有の脆さがあり、強い衝撃を与えるとヒビが入ったり割れたりします。
ですので、マウスパッドを頻繁に持ち運ぶ場合は落下等させないように注意が必要です。
厚みがある
マウスパッドの厚みが3mm~5mmあるモデルが多く、かなり厚みがあります。
机の上に大きな段差ができるため、気になる人も多いと思います。
私の愛用している吉村特殊パーツ製作所製のガラスマウスパッドは端部にスロープ加工がされているため、この厚みを感じることが無くとても快適です。
重いマウスは不向き
非常に滑りが良い反面、慣れの問題もあるかもしれませんが重いマウスは慣性力を制御するのが非常に難しくなります。
よってガラスマウスパッドを使用する場合は軽量マウスとセットになると思います。
おすすめしたい人
FPSゲーマー1択
ガラス製マウスパッドをおすすめする人を必死に考えてみましたが、FPSゲーマー以外に思いつきませんでした^^;
エイムやキャラコンにさらに磨きをかけたい人やもっと追求したい人におすすめできるのがガラス製マウスパッドだと思います。
まとめ
以上。今回はガラスマウスパッドのメリット・デメリットについて解説しました。
本記事のまとめは以下のとおりです。
- ◯:摩擦抵抗が低くマウスの滑りが良い
- ◯:耐摩摩耗性能が高い
- ◯:清掃が楽
- ▲:マウスソールの消耗が激しい
- ▲:脆い
- ▲:厚みがある
- ▲:重いマウスは不向き
- おすすめする人FPSゲーマー1択
お値段がそこそこするため、破損リスクも踏まえると一般の方に強くおすすめは出来ませんが、FPSゲーマーでさらにエイム力やファイト力に磨きをかけたい人には良い商品だと思います。
良いデバイスを使うと単純にモチベーションも上がりますよね。