【解説】アンプとオーディオインターフェースの違い|結論はマイク入力の有無

「アンプとオーディオインターフェースって、何が違うの?」
「ゲーミングアンプとオーディオインターフェースは、どっちを買えばいい?」
「FPSゲームでボイスチャットもしたいけど、アンプにマイクはつなげられる?」
このような疑問をもっている人は多いと思います。
そこでこの記事では、アンプとオーディオインターフェースの違いと選び方を解説します。
この記事を読むことで、アンプとオーディオインターフェースのどちらが自分の使い方に合うのかが分かります。
結論から申しますと、アンプは音の出力だけ、オーディオインターフェースは音の出力とマイクの入力の両方を受け持つ機器です。
結論:アンプとオーディオインターフェースの違いはマイクの入力があるかどうか

アンプとオーディオインターフェースの違いは、マイクの声を取り込む回路があるかどうかです。
アンプとは、パソコンやゲーム機から届いた音の信号を大きくして、イヤホンやヘッドホンへ送る機器のことです。アンプの役目は音を出すことだけで、アンプにはマイクの入力がありません。
対するオーディオインターフェースとは、アンプの回路に加えて、マイクの声を取り込む回路も備えた機器のことです。
オーディオインターフェースを使うと、イヤホンでゲームの音を聞きながら、マイクで話した声をパソコンへ送ることができます。
アンプ
パソコンやゲーム機の音を大きくして、イヤホンやヘッドホンへ送る
オーディオインターフェース
アンプの回路に加えて、マイクの声をパソコンへ送る回路も持つ
このように、アンプもオーディオインターフェースも、音を出すことはできます。しかし、マイクの声を取り込むことができるのは、オーディオインターフェースです。
アンプとオーディオインターフェースの違いを機能で比較
アンプとオーディオインターフェースの違いは、次の表のとおりです。
| 比べる点 | アンプ | オーディオインターフェース |
|---|---|---|
| イヤホン・ヘッドホンへの音の出力 | できる | できる |
| マイクの入力 | できない | できる |
| ボイスチャットで話すとき | 別にUSBマイクなどが要る | 1台で済む |
アンプとオーディオインターフェースのどちらを選ぶかは、マイクを使うかどうかで決めるのが良いでしょう。
ゲーミングアンプはゲーム向けの機能を備えたオーディオインターフェース

よくあるゲーミングアンプは、ゲームに便利な機能を備えたオーディオインターフェースです。
ゲーミングアンプには、次のようなゲーム向けの機能が付いています。
- 足音を聞き取りやすくする、ゲーム用のイコライザー
- 敵の前後や上下の位置をつかみやすくする、バーチャルサラウンド
- ゲームの音とボイスチャットの音量のバランスを、手元で調整する機能
ただし、ゲーミングアンプは、音質が微妙な製品が多いです。
理由は、ゲーミングアンプの価格の多くが、イコライザーやサラウンドなどの機能に使われているからです。そのぶん、音を鳴らす回路は、オーディオ専業メーカーの製品より見劣りします。
ゲーミングアンプは、1台でゲームの音もボイスチャットも済ませたい人には便利な機器ですが、音にこだわりたい人は、次に紹介する組み合わせも検討してみてください。
ゲームで使うときのおすすめの組み合わせ
ゲームで使うアンプやマイクの組み合わせは、音質と手軽さのどちらを重視するかで選びましょう。
ゲームの音にこだわりたいなら出力専用のアンプとUSBマイク

ゲームの音にこだわりたい人は、高性能なDACを備えた出力専用のアンプと、USBマイクを組み合わせるのもアリです。
理由は、出力専用のアンプには、マイクの回路が無いぶん、音を鳴らす回路に力を入れた製品が多いからです。
また、USBマイクはパソコンへ直接つなぐため、アンプにマイクの入力が無くてもボイスチャットをすることができます。
そのため、ゲームの音とマイクの音質の両方にこだわる人には、アンプとUSBマイクの組み合わせがおすすめです。
手軽さを重視するならマイク付きのワイヤレスイヤホン

機器をそろえる手間をかけたくない人には、マイク付きのワイヤレスイヤホンやヘッドホンもおすすめです。
マイク付きのワイヤレスイヤホンなら、ゲームの音を聞くことも話すことも、イヤホン1つで済むからです。
例えば、ソニーのINZONE Budsは、マイクを内蔵したゲーム用の完全ワイヤレスイヤホンです。
付属のUSB Type-Cのトランシーバーを使うと、遅延の少ない2.4GHzのワイヤレスで接続することができます。
また、マイクにはAIを使って周りの雑音を抑え、話す人の声をクリアに拾う技術が使われています。
マイク付きのワイヤレスイヤホンなら、アンプもマイクも用意せずに手軽にボイスチャットを始めることができます。
ただしマイク音質はコンデンサーマイクと比較するとかなり見劣りします。
まとめ

以上。本記事ではアンプとオーディオインターフェースの違いを解説しました。本記事のまとめは以下のとおりです。
- アンプは音の出力だけ、オーディオインターフェースは音の出力とマイクの入力の両方を受け持つ
- よくあるゲーミングアンプは、ゲームに便利な機能を備えたオーディオインターフェース
- ゲーミングアンプは便利だが、音質は微妙な製品が多い
- ゲームの音にこだわるなら、高性能なDACを備えた出力専用のアンプとUSBマイクの組み合わせもアリ
- 手軽さを重視するなら、マイク付きのワイヤレスイヤホンやヘッドホンもおすすめ
自分の使い方に合った機器を選んで、ゲームボイスチャットを快適に楽しみましょう。
最後に、筆者がおすすめするアンプとマイクを紹介します。
アンプ:Fosi Audio SK02

Fosi AudioのSK02は、安価で素直な音質のDACアンプです。パワーもあり、FPSゲームでは定番のアンプになっています。
ただし、SK02にはマイクの入力がありません。SK02でボイスチャットをするときは、下で紹介するマイクのような、別のマイクを用意しましょう。
マイク:BOYA BY-V30

BOYAのBY-V30は、服に付けて使うワイヤレスのピンマイクで、マイクが視界の邪魔になったりデスクを圧迫しないため筆者はとても使いやすいと感じています。
マイク音質も非常に良く、据え置き型のコンデンサーマイクと区別がつかないほどです。
また、BY-V30はマイクが2個入っているため、2個のマイクを交互に使えばバッテリー切れの心配もありません。
ただし、筆者はBY-V30のマイクを服に付けたまま洗濯してしまい、片方を壊してしまいました(汗)。BY-V30を使い終わったら、マイクを服から外しましょう。

関連記事















