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【解説】ヘッドホンの開放型と密閉型の違い|メリット・デメリットと選び方

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「ヘッドホンの商品ページにある開放型と密閉型って、何が違うの?」

「開放型のヘッドホンは音漏れすると聞いたけど、自分の部屋で使うなら音漏れは気にしなくていい?」

「FPSゲームに使うヘッドホンは、開放型と密閉型のどっちを選べばいい?」

ヘッドホンを買ってから、「電車で使ったら音漏れが気になった」「夏に使ったら耳が蒸れた」と後悔する人も多いです。理由は、開放型と密閉型では、音漏れのしやすさや蒸れやすさが大きく異なるからです。

私はガジェットブロガー兼オーディオマニアで、これまで数多くのレビュー記事を書く中で数万円~数十万円のイヤホンやヘッドホンを触って来ました。

そこでこの記事では、ヘッドホンの開放型と密閉型の違いと、ヘッドホンを使う場所ごとの選び方を解説します。

この記事を読むことで、開放型と密閉型のどちらのヘッドホンが自分の使い方に合うのかが分かります。

結論から申しますと、ヘッドホンを人のいる場所で使うなら密閉型、静かな自分の部屋で使ったり遮音による圧迫感が苦手な人は開放型がおすすめです。

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ガジェットブロガー兼FPSゲーマー。VALORANTとApex Legendsが好き。Xでも毎日つぶやいているので、よければ是非遊びにいらして下さい!!

結論:開放型と密閉型の違いはハウジングの背面が開いているかどうか

開放型はハウジングの背面が開いている

ヘッドホンの開放型と密閉型の違いは、ハウジングの背面が開いているかどうかです。

ハウジングとは、音を鳴らすドライバーユニットを覆っている、耳に当たる部分の外側のケースのことです。

開放型のヘッドホンとは、ハウジングの背面から空気や音が外へ抜けるヘッドホンのことです。開放型のハウジングの背面は、金網や穴の開いた板のような作りになっています。

対する密閉型のヘッドホンとは、ハウジングの背面が閉じていて、音を中にとどめるヘッドホンのことです。

開放型(オープンエアー型)

ハウジングの背面が開いていて、空気や音が外へ抜ける

  • 音が広がる
  • 蒸れにくい
  • 音漏れしやすい

密閉型(クローズド型)

ハウジングの背面が閉じていて、音を中にとどめる

  • 低音に迫力
  • 音漏れしにくい
  • 外の音が入りにくい
図1 開放型と密閉型のハウジングの違い

このように、開放型と密閉型の音漏れや音の傾向の違いは、ハウジングの背面の作りによる影響が非常に大きいです。

開放型と密閉型の違いを音漏れ・音質・蒸れやすさで比較

開放型と密閉型のヘッドホンは、音漏れ・音質・蒸れやすさの3つで大きな違いがあります。

開放型と密閉型の違いは、次の表のとおりです。

比べる点開放型密閉型
音漏れ漏れやすい漏れにくい
外の音よく聞こえる入りにくい
音の傾向音に広がりがある力強い低音を鳴らしやすい
蒸れ通気性が高く、蒸れにくい蒸れを感じることがある
向いている場所静かな自分の部屋電車・カフェなど人のいる場所

開放型ヘッドホンのメリット・デメリット

開放型は快適な反面、周囲に音が漏れやすい

開放型のヘッドホンは、音に広がりがあり、長時間使っても蒸れにくいのが特徴です。

ゼンハイザーの紹介ページでも、開放型は放熱性に優れ、長時間の装着でも快適と説明されています。

筆者が以前レビューした開放型のATH-R70xも、開放的な音場感で、自然な音の広がりを感じることができます。

また、イヤーパッドの通気性が高く蒸れないため、長時間使用しても負担が少ないです。

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開放型のメリット

  • 音に広がりがある
  • 通気性が高く、長時間使っても蒸れにくい
  • 外の音が聞こえるため、家族の呼びかけやインターホンの音に気づくことができる

開放型のデメリット

  • 音漏れしやすい
  • 低音の量感は控えめに感じられる傾向がある
  • 図書館や電車などの静かな公共の場所では使いにくい

音の広がりや長時間の快適さを重視するなら、開放型のヘッドホンがおすすめです。

密閉型ヘッドホンのメリット・デメリット

密閉型は音が周囲に逃げないが圧迫感もある

密閉型のヘッドホンは、音漏れしにくく、力強い低音を鳴らしやすいのが特徴です。

オーディオテクニカの解説でも、密閉型は電車内やカフェでも、安定して音楽を聴くことができると説明されています。

一方で、密閉型は閉じた空間で耳を覆うため、人によっては圧迫感や蒸れを感じることがあります。

密閉型のメリット

  • 音漏れしにくい
  • 外の音が入りにくく、音楽やゲームに集中することができる
  • 力強い低音を鳴らしやすい

密閉型のデメリット

  • 圧迫感や蒸れを感じることがある
  • 高音の抜けは、開放型よりやや控えめな傾向がある

周りへの音漏れを抑えたい人や、低音の迫力を重視する人には、密閉型のヘッドホンがおすすめです。

ヘッドホンを使う場所別のおすすめの型式

開放型と密閉型のどっちを選ぶかは、ヘッドホンを使う場所で決めるのが良いでしょう。

ここでは、代表的な場所ごとに、おすすめのヘッドホンの型を紹介します。

電車やカフェなど人のいる場所では密閉型がおすすめ

電車やカフェ、職場など、人のいる場所でヘッドホンを使うなら、密閉型がおすすめです。

理由は、密閉型のヘッドホンが音漏れしにくく、周りの人の迷惑になりにくいからです。

対する開放型のヘッドホンを電車やカフェで使うと、ヘッドホンの音が周りの人にも聞こえて迷惑となることがあります。

また、家と外の両方で同じヘッドホンを使いたい人にも、密閉型が無難です。外で使うヘッドホンの選び方は、当ブログの以下の記事で解説しています。

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静かな自分の部屋でヘッドホンを長く使うなら開放型がおすすめ

静かな自分の部屋で、音楽や動画を長い時間楽しむなら、開放型がおすすめです。

理由は、開放型のヘッドホンが通気性に優れ、長時間使っても蒸れにくいからです。

また、自分の部屋なら、開放型の音漏れが周りの迷惑になる心配もありません。

例えば、休日に自分の部屋で映画を何本も観るときでも、開放型なら耳が蒸れにくく快適です。

FPSなどのゲームに使うヘッドホンは部屋と使う時間で選ぶ

FPSなどのゲームに使うヘッドホンも、音漏れが気になる部屋かどうかと、使う時間の長さで選びましょう。

理由は、ゲーム用のヘッドホンにも開放型と密閉型の両方があり、メーカーはそれぞれに別の良さを挙げているからです。

例えば、オーディオテクニカには、開放型のゲーミングヘッドセット「ATH-GDL3」があります。ATH-GDL3の製品ページでは、音で空間を認識し、敵が潜む位置まで把握できると説明されています。

一方で、オーディオテクニカには、密閉型の「ATH-GL3」もあります。ATH-GL3の製品ページでは、密閉構造の遮音性で、臨場感のあるゲームを楽しむことができると説明されています。

そのため、家族が近くにいる部屋でゲームをするなら密閉型、静かな自分の部屋で長時間ゲームをするなら開放型がおすすめです。

ただし最終的には装着感や音の好みも重要です。

ヘッドホンが開放型か密閉型かは仕様表の「型式」で見分ける

ヘッドホンが開放型か密閉型かは、メーカーの仕様表の「型式」や「構造」の欄で見分けましょう。

開放型と密閉型の呼び方がメーカーによって異なり、ヘッドホンの見た目だけでは見分けにくいことがあるからです。

開放型と密閉型の仕様表での呼び方の例は、次の表のとおりです。

ヘッドホンの型仕様表での呼び方の例
開放型オープンエアー型・オープン型・Open-back(オープンバック)
密閉型クローズド型・クローズ型・Closed-back(クローズドバック)
半開放型セミオープン型

半開放型(セミオープン型)とは、密閉型に少しだけ空気の通る穴を開けた、開放型と密閉型の中間の型のことです。

商品ページで開放型か密閉型かが分からないときは、メーカーの仕様表を開いて、型の書かれた欄を確かめましょう。

開放型と密閉型のヘッドホンを選ぶときの注意点

開放型と密閉型のヘッドホンを選ぶときは、次の2点に気を付けましょう。

密閉型のヘッドホンでも音量を上げすぎると音漏れする

密閉型のヘッドホンでも、音量を上げすぎると音漏れは防げません。

電車やカフェで使うときは、密閉型のヘッドホンでも、周りの人に聞こえない音量まで下げて使いましょう。

ノイズキャンセリング機能の搭載されているヘッドホンであれば、周囲の音に阻害されにくくなるため、比較的小さな音量でも音楽を楽しむことができます。

ヘッドホンの音の好みは試聴して確かめる

ただし最終的には好みの音かが一番重要です。

開放型と密閉型の音の傾向は目安にとどめ、最後は試聴して確かめましょう。

ヘッドホンを買う前に、e☆イヤホンや家電量販店などで聴き比べてみてください。

まとめ

以上。本記事ではヘッドホンの開放型と密閉型の違いを解説しました。本記事のまとめは以下のとおりです。

  • 開放型と密閉型の違いは、ハウジングの背面が開いているかどうか
  • 開放型は、音に広がりがあり蒸れにくいが、音漏れしやすい
  • 密閉型は、音漏れしにくく低音に迫力があるが、蒸れを感じることがある
  • ヘッドホンを人のいる場所で使うなら密閉型、静かな自分の部屋で使うなら開放型がおすすめ
  • 密閉型でも、音量を上げすぎると音漏れする

ヘッドホンを使う場所に合った型を選んで、音楽やゲームを快適に楽しみましょう。

最後に、筆者が過去レビューした開放型と密閉型のおすすめヘッドホンを紹介します。

開放型:オーディオテクニカ ATH-R70x

オーディオテクニカのATH-R70xは、プロ用の開放型モニターヘッドホンです。また、約210gという軽量設計で装着感がとても軽く、長時間着用しても負担が少ないです。

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開放型:SHURE SRH1840

SHURE(シュア)のSRH1840は、SHUREの開放型モニターヘッドホンの中で最上位のモデルです。

また、側圧や頭頂部への荷重のバランスが良いため、長時間使用しても耳や頭頂部が痛くなりにくいです。

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密閉型:AKG K872

AKGのK872は、モニター用途を重視する人にとって、非常に完成度が高い密閉型ヘッドホンです。

また、音楽のリスニング用途でも、映画鑑賞やゲームの用途でも間違いない音質です。

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