「SE846を購入したけどイヤーピースが耳に合わなくて痛い」
「SE846のノズルが細くてイヤーピースが入らない」
「音質を追求するために沢山のイヤーピースを試したい」
筆者はSHURE SE846を長年愛用しており、イヤーピースについても市販で人気の物を全て試したのではないかという自負があります。
SHUREのイヤホンはノズルの軸が細いため、装着できるイヤーピースに限りがあります。折角買ったイヤーピースが装着できなければ悲しいですよね。
そこで本記事では皆様が後悔しないように、SE846に装着できるおすすめのイヤーピースを紹介します。
なお、本記事の内容はSE846だけでなくSHUREのイヤホン全般に適用することができます。
SHURE SE846におすすめのイヤーピース
SHUREのイヤホンは純正品も種類が豊富
実はSHUREは純正のイヤーピースを豊富に用意しています。これは他のメーカーにはあまり見られない嬉しい特徴ですね。純正品だけでサイズや素材にかなりのバリエーションがあります。
純正シリコンイヤーピース
通常のイヤーピースです。形状が少し弾丸状になっているため日本人には好みが分かれるところですが、このイヤーピースが好きという人も多くいます。
純正シリコン3フランジイヤーピース
3フランジタイプでイヤーピースの先端が耳のかなり奥深くまで到達します。遮音性と音の臨場感は桁違いですが、独特な装着感でかなり好みの分かれるイヤーピースでもあります。
純正ウレタンフォームイヤーピース
純正といいつつ、ウレタンフォームのイヤーピースでかなりのシェアと実績を誇っている「コンプライ」と協同開発しているイヤーピースです。
イヤーピースが低反発素材でできており、一度指で摘んで小さくしてから耳に入れ、しばらく放置したら耳孔内で膨らんで耳にフィットするという方式のイヤーピースです。
遮音性が高く、長時間使用しても耳が痒くなったり痛くなったりしにくいイヤーピースですが、耐久性は低く、概ね3ヶ月程度で加水分解によりボロボロになるため交換が必要になります。
純正高弾力ウレタンフォームイヤーピース
界隈で「イエローフォーム」と呼ばれるイヤーピースです。SHUREイヤホンの高級機には標準で付属しています。
上記と同じウレタン素材ですが、こちらは高反発でいわゆる食器洗浄用のスポンジのような素材です。低反発素材よりも耐久性が高く、耳への摩擦抵抗も強いため筆者は好んで使用しています。
社外品のおすすめイヤーピース
final Eタイプ用イヤーピース
日本の人気イヤホン・ヘッドホンブランド「final」が展開するEタイプのイヤホン(大人気なE3000やE2000)の純正イヤーピースです。
日本のメーカーなだけあってイヤーピースが丸みを帯びており、日本人の耳にフィットしやすい形状になっていて、「シリコン素材が好きだけど、SHURE純正のシリコンは形状が苦手」という人におすすめできます。
また、SHUREの細軸に経の太いイヤーピースを装着するためのアダプターが付属しているため、このイヤーピースに付属のアダプターを使用して別のイヤーピースを装着するという使い方もできます。
AZLA SednaEarfit MAX
シリコン素材に医療用シリコンを使用しており、かなりサラッとした感触のイヤーピースで、長時間使用しても痛くなったり痒くなったりしにくいです。
こちらもSHUREの細軸用の変換アダプターが付属しています。また、耳垢ガードがついているのも本体を保護する観点から非常に良いですね。
カスタムイヤーピースという手も
イヤーピースを自分の耳の形状に合わせてカスタムできる「カスタムイヤーピース」というサービスも存在します。有名なのはイヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンさんが展開している「eA-R(エアラ)」ですね。
筆者もSE846用に作って頂きました。あまりこだわらなければ耳型採取費も含めて2万円と少し程度で作成することができます。カスタムIEMを購入することを考えるとかなりリーズナブルに自分の好きなイヤホンをカスタムIEM化することができるのでかなりオススメのサービスです。
まとめ
以上。今回はSHURE SE846に装着できるおすすめのイヤーピースを紹介しました。
イヤーピースは耳に一番近いパーツのため、音質や装着感への影響が非常に大きいです。是非色々試して自分に合ったイヤーピースを見つけてみてください。
本記事の内容が皆様の理想のイヤーピース探しの手助けになりましたら幸いです。