静電容量無接点方式のキーボードが欲しいけど、HHKBと東プレの2つで悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
どちらも安い買い物ではないため、慎重になられている方も多いと思います。
筆者は両機種とも所持し愛用しておりますので、そのような方のために比較記事を作りました。
もしよろしければ是非、最後までご覧下さい。
それぞれのスペック・仕様
仕様の詳細は誤植を防止するため本記事には記載しません。
それぞれの詳細は以下のリンクからご確認いただくことができます。
HHKB Professional HYBRID Type-S

東プレ REALFORCE R3

結論
いきなり結論ですが、これはもうホント、どちらでも満足頂けると思います^^;
機能面も打鍵感も価格も本当に互角。
と言ってしまうと元も子もないので、それぞれの比較をしていきますね。
スペック・仕様の比較
簡単なスペックを以下の表にまとめました。
HHKB Professional HYBRID Type-S | REALFORCE R3 | |
サイズ(奥行き×幅×高さ) | 120×294×40mm | 163×465×39mm |
重量(電池含まず) | 540g | 1600g |
USB接続 | ◯ | ◯ |
Bluetooth接続台数 | 4台 | 4台 |
電源 | 単三電池✕2本またはUSB給電 | 単三電池✕2本またはUSB給電 |
電池交換の目安 | 3ヶ月 | 2~3ヶ月 |
静音キー | ◯ | ◯ |
昇華印刷 | ◯ | ◯ |
スイッチ寿命 | 3000万回以上 | 1億回以上 |
重量はREALFORCEが3倍程重いです^^;
スペックはほぼ同等ですが、公称しているスイッチ寿命はHHKBの3000万回と比較してREALFORCEは1億回以上となっています。めちゃくちゃ凄い耐久性ですね。。
ただ、正直3000万回でも一生かかっても押せるか解らない回数のため、3倍以上のスペック差はありますが事実上は誤差と言って良いと思います。
どちらのキーボードもキー配列のカスタマイズが可能でFnキー押下時の裏配列の変更も可能なため、HHKBを通常のキーボードのような配列にしたり、逆にREALFORCEをHHKBのような変態配列に変更することも可能です。
カスタマイズ性も互角ですね。

HHKBをお勧めするユーザー
キーボードを持ち運びたい人
コンパクトでリュックにも無理なく入るサイズ感は外に持ち運ぶのに最適です。
家作業とカフェ作業で同じキーボードが使えるのは非常に良いですよね。
対するREALFORCEのキーボードはサイズ・重量ともにとても持ち運べる代物ではありません^^;
ミニマルでスタイリッシュなキーボードが欲しい人
60%のサイズにギュッとキーが詰まっていて非常にコンパクトです。

また、キートップの印字にひらがなの記載がなく、見た目も非常にスタイリッシュ。
印字も昇華印刷が施されているため末永く使う中で印字が薄れる心配も殆どありません。
HHKBはCaps Lockの位置にCtrlキーがあったりとキー配列が独特で、よく「変態配列」とも言われますが、扱いが難しい変わりに慣れると手の移動が非常に少なくなるため、操作練習のし甲斐のある通好みなキーボードになっています。
かなり所有欲を満たしてくれるキーボードです。
デスクを広く使いたい人
HHKBとREALFORCEのサイズ感の違いがわかるよう写真に並べましたが、やはりHHKBはコンパクトでデスクを広く使うことができますね。
REALFORCEは大きくて少しマウスが窮屈になっています。
数字入力はそんなに多くなく、文字入力とマウス操作がメインの方はHHKBのほうがお勧めできると思います。


REALFORCEをお勧めするユーザー
職場と家で環境を変えたくない人
職場で支給されているキーボードは大体がフルサイズキーボードだと思います。
東プレのリアルフォースは打鍵感や質感はすごいですが、キー配列自体はオーソドックスなため、会社と家でパソコンを使う場合に全く違和感なく使用できます。
テンキーが必須な人
よく、数字入力は上部の数値キーで十分という人がいますが、それではキー入力のために両手が塞がってしまいます。
数値入力の多い仕事をしていると左手で資料の数字を確認しながら右手でテンキーを使って数字を打つという作業が頻繁に発生するので、業務用途でテンキーは必須と考えています。
逆にブログ執筆など、文章入力がメインの場合は60%サイズのテンキーレスでも十分だと思います。
キー荷重にもこだわりたい人
HHKBのキー荷重が45gで固定なのに対して、REALFORCEは30g、45g、変荷重の3つから選択することができます。
キー荷重にまでとことんこだわりたい人にはREALFORCEがおすすめです。
特に私は30gを愛用しています。
長文を入力しても指が疲れないのがとても気に入っています。
静電容量無接点キーボードをゲームでも使いたい人
東プレのREALFORCEはGX1というテンキーレスのゲーミングキーボードも展開しています。
GX1はどの程度キーを押下すると反応するかや、押下後にどれだけ離せばOFFになるか(ラピッドトリガー)などをきめ細かく設定できるため、FPSなどの瞬発力を求められるゲームにとても向いています。
静電容量無接点方式のキーボードでゲームがしたいという方は東プレを選択したほうが良いでしょう。

まとめ
以上。本記事では東プレのREALFORCEとPFUのHHKBを比較しました。
比較してもまったく優劣をつけることはできない2機種のため、使用用途にあっていればどちらをご購入頂いても満足のいくお買い物になると思います。
ただしHHKBの英字配列は購入したもののキー配置に慣れずに手放す方も多いため、絶対に後悔したくない場合はREALFORCEのほうが無難かなと個人的に考えています。
両方とも高価なキーボードではありますが、静電容量無接点方式のキーボードは耐久性も高く、大事に使えば一生使えます。
また、キーボードは使用している時間やその時間で生み出している給料などを考えると、お金をかける価値は充分にあると思っています。
以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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